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妊娠中、牡蠣を食べるとキケンっていう噂を聞いたけど、本当?
お医者さんに、妊娠中の「正しい牡蠣の食べ方」を聞きました。
気づかず牡蠣を食べてしまった、牡蠣にあたってしまった場合の対処法についても解説します。
1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長
牡蠣には妊婦に必要な葉酸、亜鉛、鉄分、そしてむくみや高血圧予防によいタウリンなどが豊富に含まれています。十分に加熱したものをいただくには問題ありません。
ただし、牡蠣は、新鮮でも菌が混入するので、妊娠時は生食を避けましょう。
ノロウイルスやビブリオ菌という食中毒の原因となる菌が混入していることがあります。妊娠していると免疫が下がっているので、食中毒の症状が重くなる場合があります。脱水や腹痛により、体力を消耗して妊娠継続が難しい状況になるリスクもあります。
牡蠣は、葉酸、鉄分、亜鉛などが豊富で、妊娠中にも積極的に摂りたい栄養を含んでいます。
ただし、食べるときは市販の加熱した牡蠣にしましょう。
牡蠣を生食して食中毒を起こしたことで胎児の成長に影響することはありませんが、激しい下痢などを起こし、子宮に負担がかかれば、胎児への影響(早産や流産)の可能性もでてきます。
妊婦さんは、牡蠣を食べるときに気をつけるべきことがあります。
牡蠣は、ノロウイルスを含んでいる可能性があります。中心部まで火を通し、ノロウイルスを死滅させる必要があります。ノロウイルスは、85~90度の温度で、90秒以上の加熱が必要です。
鍋やアヒージョなどの料理は、高温で火を牡蠣に通すことが可能です。
よく火を通して、加熱した牡蠣であれば食べても大丈夫ですが、食べ過ぎは貝毒の摂取によって下痢を引き起こします。
アサリ・カキなど二枚貝類には、貝毒といって、有毒成分が含まれていることがあります。貝毒には麻痺性と下痢性があり、しびれや下痢、さらには麻痺性の場合は命の危険性を及ぼすこともあります。貝毒は加熱ではなくなりません。
市販されている牡蠣は、貝毒の検査値をクリアした牡蠣が販売されています。
すべての牡蠣にウイルスが入っているわけではありませんので、食べても何も起こらない場合もあります。ただ、ノロウイルス や腸炎ビブリオなど食中毒のリスクが大きいので要注意です。
重い食中毒の原因となるノロウイルスは、12~48時間程度の潜伏期間があります。その期間は、体調に変化があればすぐに病院に行けるようにしておきましょう。
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できれば、体内へ必要な成分を補給しやすい経口補水液を準備しておきましょう。
嘔吐や下痢症状は体内に侵入したウイルスを排出している状態なので、下痢止めや吐き気止めを飲む必要はありません。
なお、受診前には、牡蠣にあたった症状があることを伝えて指示を仰ぎましょう。
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