もくじ
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「イヤイヤ期がひどくて疲れる」
「どう対応すればいいの…」
子どものイヤイヤに困っているママ・パパのために、「イヤイヤ期マニュアル」をまとめました。
年齢別・行動別の対処法や、イライラしないための考え方もご紹介します。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
もくじ
子どものイヤイヤ期の原因は、
などが考えられます。
イヤイヤ期は、自我が芽生え、自分で考えられるようになってきたという成長の証です。しかし、この時期の子どもは、他の人に自分のやりたいことをまだ上手に伝えることができません。
体、頭、心は未熟なので、「考えがうまくまとまらない」、「思っている通りに体が動かない」など、大人のようにできないことも多いです。
その葛藤が、「イヤイヤ」として出てしまうと考えられています。
「同じようにやりたい」、「もっとできるはず」という思いが育成されている成長過程の一環なのです。
この時期の「いや!」「じぶんで!」といった言葉は、
という思いから発せられるものと考えられます。
時間がある時は、できるだけ見守ってあげましょう。
そこで、「できた!」という思いは、自信につながりお子さんの成長に役立つことでしょう。
朝の「いや!」をクリアしておくと、お子さんの満足度が上がり、その後の行動がスムーズになることが多いです。
また、平日は一つしか付き合ってあげられなくとも、休日は全部に付き合うなど、できる限りイヤイヤ期には付き合ってあげてください。思っていることが伝わった、やらせてもらったという記憶は、お子さんが自分自身に自信を持ち、次のステップに向かう大きな力となるでしょう。
そうはいっても、ママやパパも交代で付き合うなど、息抜きをして楽しく子育てをできるように工夫してくださいね。
イヤイヤ期の対応方法は、子どもの年齢や成長に応じて変えていく必要があります。以下、年齢ごとにイヤイヤ期の特徴や対処法を紹介します。
おもちゃを取ってしまった、返さないなどのトラブルは、その都度、目の前でどうしてダメなのかを伝えるようにしましょう。
まだ言葉は分からないこともありますが、やってはいけないことをした時のママやパパの顔を覚えて、分別をつけるのに役立ちます。ダメであることをしっかりと態度で示してください。
体は大きくなってきたのに言葉が追いつかず、他者に思いが伝わらないという歯痒さから、手が出たり、道に転がって大泣きしたりすることが増えてきます。
まだ言葉が足りないので、手が出て喧嘩になってしまうことも多いです。
落ち着いたら、話を聞いてやりたいことのサポートをして、達成感を持たせてあげましょう。対応には時間がかかることも多いと思います。時間に余裕を持って、根気よく付き合ってあげてください。
年下の子に譲れないという態度や、言うことを全く聞かないなど、反抗的に見える態度をとることも多いです。
また、自分よりも小さな子がそばにいる場合、その子ばかりが優先されているように感じる時期です。小さい子を優先させた後は、3歳児だけの時間を取ってあげるようにしましょう。
具体的には、
といった言い方には気をつけましょう。
「ダメ!」「やっちゃダメ!」は以下のように言い換えるとよいでしょう。
「もう大きいから / お兄ちゃん(お姉ちゃん)になったから、我慢しなさい)」は、状況に応じて以下のように言い換えるのがおすすめです。
頭ごなしに「命令」するのではなく、理由をしっかりと説明してあげることを心がけましょう。
「着替えを拒否する」、「ご飯を食べない」など、イヤイヤ期に見られる行動別の接し方を紹介します。
親の対応としては、
などを試してみると良いでしょう。
子どもがご飯を食べないときは、
といった可能性があります。
このようなときは、
といったことを心がけてください。
疲れや体調不良がある場合は、無理せずに食べられるものだけ食べさせて早めに寝かせましょう。
このほか、食卓で楽しい雰囲気を作ってみたり、キャラクターのおかずを添えてみることも効果的です。
この時期は、「投げてはダメ」と伝えても、投げグセが治らないというのはよくあることです。通常、物を投げる癖は、成長とともに収まります。この時期は、できるだけ投げても大丈夫なものだけを周りに置きましょう。
子どもが暴れているときにママやパパが怒ると余計に泣き叫びます。こちらはあくまでも冷静に対応しましょう。体の一部をさすってあげるなどすると落ち着いてきます。
水分を摂らせる、衣類を緩めるなどしてクールダウンさせましょう。上がっている体温が下がると落ち着いてきます。
といったことが続くと、ママやパパの言うことを全く聞かない「イヤイヤループ」に陥ってしまうことがあります。
ワガママではなく、ただ「やりたい」、「挑戦してみたい」という気持ちに対しては、できるだけ付き合ってあげてください。
子育ての時間全体から見ると、イヤイヤ期は一時的なものです。小さく可愛い時の行動として、余裕を持って対応してあげましょう。
具体的には、ママやパパが、
などがあるときは、早急に相談してみましょう。
話を人に聞いてもらうだけでも、気持ちに余裕ができることもありますよ。
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