【妊娠初期の頻尿】なぜ妊娠すると頻尿に？膀胱炎のリスクに注意

「妊娠超初期に頻尿になるのはなぜ？」
「いつまで続くの？

妊娠すると頻尿になる理由をお医者さんに聞きました。
妊婦さんが注意すべき「膀胱炎」についても解説するので、しっかり読みましょう。

なぜ？妊娠初期の頻尿

妊娠して血液量が増える事で、腎臓の働きも活発化します。そのせいで尿も排出されやすくなります。

さらに妊娠すると増える女性ホルモンであるプロゲステロンは、膀胱の筋肉を緩めます。そのため頻尿や尿もれを起こす妊婦の方がいます。

残尿感の正体は？

お腹が大きくなってくると、膀胱が子宮に圧迫されて頻尿や残尿感を引き起こします。

しかし、まだお腹が大きくなっていないときの残尿感は膀胱炎の可能性もあります。残尿感にプラスして、腹痛や下腹部痛、発熱、倦怠感などの症状がある場合は「膀胱炎」の可能性があります。病院を受診しましょう。

頻尿になってしまったら…“冷え”に気をつけて

排尿を促すお茶や冷たい飲み物は避けましょう。

体が冷えるとトイレに行きたくなるので、体を冷やさないように暖かくして過ごしましょう。
また、トイレを我慢しないようにしましょう。尿を我慢すると膀胱炎を引き起こす細菌に感染しやすくなります。また、体を冷やさないようにしてください。

頻尿になるからといって、水分をとらないのはNG！

妊娠中は、血液量が増えたり、汗の排出が多くなったりするので、多くの妊婦さんは、水分量が足りない状態だとされています。

水分不足が続くと脱水症状を引き起こし、さらに膀胱炎のリスクも上がります。水分を補給することは、脱水を避け、膀胱炎の予防にもなります。

妊娠したら知っておこう「膀胱炎」のリスク

妊娠すると、膀胱炎になりやすくなります。

妊娠による頻尿なのか、膀胱炎による頻尿なのかわからず、「知らず知らずのうちに膀胱炎になっていた」というケースもあります。

膀胱炎を放置して悪化させてしまうと、あなたの命の危険や早産・流産につながることもあります。尿を出すときに腹痛や残尿感があるときは、できるだけ早く病院を受診してください。まずは、かかりつけの先生に相談しましょう。

早く治れば、お腹の赤ちゃんや妊娠の継続に影響がでることはほとんどありません。

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