もくじ
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「妊娠中は溶連菌に注意って聞いて心配。」
「赤ちゃんへの影響があるって聞いたけど、どうやって予防するの?」
そんなママの不安に、お医者さんがわかりやすく答えます。
1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長
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B群溶連菌は、別名GBSとも呼ばれます。
妊婦検診の案内などにある「GBS検査(GBSスクリーニング検査)」とは、B群溶連菌に感染しているかどうかを調べる検査のことです。
「B群溶血性連鎖球菌(B型溶連菌)」とは、皮膚や手に存在しているありふれた菌です。母体には、何も影響がありません。感染していても無症状です。
ただし出産時に新生児に感染するリスクがあるため注意が必要となります。
B型溶連菌は、誰でも感染する可能性がある常在菌です。女性の腟や肛門周囲などにも存在しています。感染しても無症状なので、検査をしないと気がつきません。
しかし、出産時に、赤ちゃんがママの膣を通る際にB型溶連菌に感染してしまうと、まれに敗血症や髄膜炎、肺炎といった病気を引き起こすことがあります。また、発症後に最悪死亡する場合もあります。
私たちの体に存在しているありふれた常在菌です。
出産前に、腟の周りにB型溶連菌がいるかどうかを検査します。
感染している場合は、陣痛が始まった段階で抗生剤を投与して、赤ちゃんへの感染を防ぎます。
約20%の妊婦さんに陽性反応(=感染している)が出るといわれています。
赤ちゃんの発症率は0.1~0.2/1,000出生程度(0.01〜0.02%)で、感染した赤ちゃんの約20%が死亡または後遺障害を残します。
スクリーニング検査と分娩時の抗菌薬投与による予防対策によって、赤ちゃんの発症率は約5分の1に減少できます。
陣痛が始まった時点、もしくは破水が分かった時点で抗生剤を点滴します。
投与する抗生剤の種類と量は、「アナフィラキシー」のリスクの程度によって変わります。
※アナフィラキシーとは、命に危険が生じるレベルのアレルギー反応のことです。
セファゾリン:初回2g静注(静脈注射)、以降分娩まで8時間毎に1g静注
クリンダマイシン:900mgを分娩まで8時間毎に静注
エリスロマイシン:500mgを分娩まで6時間毎に静注
クリンダマイシンまたはリスロマイシンに耐性、もしくは感受性不明なときは、バンコマイシン:1gを12時間毎に静注
一度できたらまず消えない「妊娠線」。
予防のためには、妊娠初期からケアを始めることが大切です。
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