もくじ
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妊娠中のオーガズムはよくない?
妊娠中の性生活はどうすればいい?
妊娠中のオーガズムがよくないと言われる理由をお医者さんに聞きました。
妊娠初期の性生活はどうすればよいのか、胎児への影響についても解説します。
1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長
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正常に妊娠が進んでおり、医師から特に問題がないと言われている人は、過剰に心配しなくても大丈夫です。性行為も自慰も問題ありません。
セックスによるオーガズムが子宮に与える影響は不明な点が多いのですが、やはりオキシトシンの分泌を促すことがわかっています。
出血の症状がある場合は、性行為が負担になったり、オーガズムによる子宮収縮が妊娠継続に悪い影響を与えたりすることがあるで、避けてください。
また、切迫流産・前置胎盤の診断を受けた場合も、性行為や自慰などは控えましょう。
オーガズムを感じると、子宮収縮を促す作用が起きることがあります。たとえば妊娠初期に切迫流産を起こしている人は、子宮収縮によって切迫流産が進んでしまうリスクがあります。流産になってしまう可能性があるので、オーガズムを感じるような行為は控えましょう。
また、「前置胎盤」とは、子宮の出口に胎盤ができてしまっている状態です。多少の収縮も刺激となり、悪影響を起こすことがあります。
妊娠初期のオーガズムが影響して、早産につながるということは基本的にありません。また、妊娠初期の流産につながることも基本的にありません。
妊娠初期の流産は、ほとんどが染色体異常です。その他の場合は、「理由がわからない」ことが大半です。
妊娠中期以降であっても、妊娠が順調であれば、早産や流産を引き起こすことはありません。
ただし、妊娠中期に入ってくると、お腹が大きくなってきます。お腹を圧迫するような姿勢は控えてください。
妊娠中は免疫が低下しており、いつもなら問題ない程度の細菌などに感染しやすい状態です。
自慰や性行為で細菌などに感染するリスクがあることを念頭に置き、必ず体を清潔にしてから行ってください。
つわり中など、「体がしんどい」「つらい」ときは、性行為を断りましょう。無理に行うと、妊婦さん自身の負担になります。
妊娠が分かってから出産をするまで、コンドームの着用は必須です。
コンドームをしないで性行為を行うと、「子宮収縮」につながり、妊娠初期では流産になるリスクがあります。
膣内は「弱酸性」であるのに対して、精液は「アルカリ性」です。コンドームをせずに性交して精液が膣内に入ってしまった場合、違う性質が交わることにより、子宮内の環境が変化して子宮収縮を促します。
子宮を収縮させることで妊娠初期では流産になるリスクがあります。中期以降では切迫流産や早産のリスクを伴います。
「射精をしなければよい」ということではありません。
射精を我慢している時でも精液が分泌されているため、コンドームを必ず着用しましょう。
自慰や性行為で出血があったら病院へ
自慰や性行為は、正常な妊娠の方でも子宮を収縮する働きが働くと出血することがあります。この場合、なぜ出血したのかを把握しておく必要があります。放置せずに病院を受診し、医師へ報告をしてください。
性行為や自慰によるオーガズム以外にも、
などが、「子宮収縮」につながることがあるので注意しましょう。
妊娠初期から中期にかけては、体の変化が大きく、つわりなどもあって大変な時期ですが、もう少しで安定してきます。
基本的なNG行動を控えていれば、ほとんどの場合は問題なく過ごせます。
体の変化でおかしいと感じたことや心配なことなどがあれば、気軽に医師や病院スタッフに相談してくださいね。
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