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つわりがないけど、逆にそれが不安という妊婦さんも多いです。
勝どき／晴海ウィメンズクリニック院長で産婦人科医の松葉悠子先生に「つわりがない人に共通点はあるのか？」、お聞きしました。
また、つわりがないことが障害や流産、難産に関係するのかについても回答いただきました。
そして「つわりがなかった」という先輩ママたちの共通点は必見！あなたもあてはまるか、チェックしてみてくださいね。
金沢大学医学部医学科卒業
東大病院、日立総合病院、豊島病院、愛育病院で勤務後
勝どきウィメンズクリニックおよび晴海ウィメンズクリニックを開設
日本産科婦人科学会専門医
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厚生労働省による統計（平成29年度）では、つわり経験者は、66.8%であったという調査結果があります。この結果からすると、約3割の方は、つわりを経験していません。
つわりがないのは、妊娠期間を楽しく過ごせる良い傾向と言えます。
「つわりがない」方の中には、次のように「つわりに気づかない」環境であることもあります。
また、つわりには軽度～重度と段階があります。
軽度のつわりでは、「なんとなく体調が悪いけれど、問題なく動けているので、つわりだと感じていなかった」というケースもあります。
生活習慣が整っていると、不調にも対応しやすくなります。
例えば万年風邪気味の人と、普段から風邪をひかないよう生活習慣を整えている人だと、後者のほうが、不調や変化が起きた時に大きな影響を受けにくいでしょう。
まずは自分の万全な状態を知っておくことが、大切なのかもしれません。
つわりがなかった、軽かったというママに、あてはまる性格や性質について、回答いただきました。
また、自由回答には「考えられるつわりが軽かった要因」も回答いただき、なるほど！と思えるものも。
（2025年1月ミルトークでアンケート調査）
なんと、1番多かった回答は、「食べ物の好き嫌いが少ない」でした！
なんとなくですが、性格やメンタルが影響しているのかと思っていたので、これには驚きました。
次いで、「早寝早起き」が多く、性格よりも生活習慣のほうが多い結果となりました。
でも3位には、ストレスが入ってきているので、メンタルも影響していそうです。
自由回答では、胃腸の強さや生理の重さ、遺伝に関する回答がありました。
吐き気つわりについては、胃腸の状態がダイレクトに影響するため、胃腸の強さは少なからず関係ありそうです。
また、「生理が軽い人はつわりが軽かった」なんてこともよく言われているので、生理も何かしら関係があるのかもしれません。
母方全員がつわりが軽くご自身も軽かったという、遺伝の関係も説得力がありますね。
妊婦健診で、順調に育っているかどうかを確認できます。
ただし、つわりがないからといって、激しい運動・暴飲暴食・無理な生活をしないようにしましょう。いつもお腹の赤ちゃんに気を配り、妊娠期間を楽しんでください。
※ただし、「つわりを感じていたのに、急につわりがなくなった」という場合は、胎児になんらかの変化があったサインであることもあります。
むしろ、つわりが重かった人の方が、食事が取れない、体重が思うように増えないなどの悩みも多くなる傾向があります。
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