妊娠後期に甘いものが止まらない！胎児への影響は？どれくらいならOK？

妊娠後期に甘いものがやめられない！
甘いものの食べすぎで胎児に影響は出ない？

「妊娠後期に甘いものが止まらないときの対処法」について先輩ママ50人に聞きました。
胎児への影響やどうしても食べたいときにおすすめのおやつもご紹介します。

監修者

直レディースクリニック

院長
竹村 直也 先生

経歴

医学博士
公益社団法人日本産科婦人科学会　産婦人科専門医
母体保護法指定医

2000年神戸大学医学部卒業
2008年神戸大学医学部大学院修了
兵庫県立こども病院、日高医療センター勤務の後、神戸大学病院産科婦人科助教。その後淀川キリスト教病院産科婦人科部長、竹村婦人科クリニックに勤務を経て、2020年5月直レディースクリニック開業。

妊娠後期「甘いものを食べたい欲」が止まらない…！

我慢すればするほど甘いものを食べたくなってしまいますよね。
太らないように気を付けているけど、つい食べてしまうママは多いようで…。

毎日甘いものばかり食べたくなる…

お腹は空いていないのに、甘いものを食べたくなっていました。
食後でもチョコレートなど食べてしまいました。
（5歳の女の子のママ）

夜になると甘いものを食べたくなって、夫にコンビニスイーツを買ってきてもらっていました。
食べた後に、いつも後悔していました。
（0歳の男の子と、5歳と6歳と小学2年生の女の子のママ）

つい食べ過ぎてしまう…

妊娠後期はとにかく食欲旺盛で、甘いものが大好きでした。
体重増加が怖かったけど、家にいるとついつい何か食べてしまっていました。
（0歳の男の子のママ）

甘いものの食べ過ぎは胎児に影響はある？

甘いものに限らず、食べ過ぎてしまうと胎児の体重増加につながると言われています。

また、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのトラブルを引き起こす可能性もあります。

その他にも、急激に体重が増えると、腰痛を発症することがあるので気を付けましょう。

難産のリスクは？

胎児が大きくなりすぎたり、ママ自身が太り過ぎると、出産に時間がかかる可能性があります。

甘いもの食べ過ぎ防止策

妊娠中はどうしても甘いものをとりがちですよね。
予防・改善策として、

1. 甘いものは、こまめに少量ずつ摂取する
2. 毎日体重計にのる
3. 食べたものをメモする
4. 軽い運動をする

といったことが挙げられます。

一度にたくさんの甘いものを食べるのではなく意識的に少量にしてみましょう。
体重計に乗ってみて常に意識してみるのもひとつの方法です。

また、食べるものを毎日メモに残すことで食べるものの振り返りができます。
さらにカロリー消費や気が紛れるので、軽い運動をすることもお勧めです。

「どうしても甘いものが食べたい」ときは…どうする？

「我慢しないといけないけど、甘いものが食べたい…。」

気を紛らわす方法や工夫したことを先輩ママ50人に聞きました。

ラカントで甘味を付ける

砂糖ではなくてラカントで甘くしたホットミルクや豆乳を飲んでいました。
（1歳と3歳の男の子と、5歳と小学1年生の女の子のママ）

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ガムを噛む

甘いものを食べたいときは、とにかくガムを噛みまくりました。
血糖値が高いと出産も危険だと医師に言われていたので、糖分が低いものを選んでいました。
（4歳と6歳の女の子のママ）

数を決めて食べる

我慢すると余計食べたくなるので、「チョコは1日2つまで」と制限して食べました。
（3歳の女の子と6歳の男の子のママ）

散歩で気分転換をする

家にいると食べてしまうので、散歩に出かけ気を紛らわせていました。
（0歳の男の子のママ）

大食いの動画を見る

YouTubeで大食い動画を見て、食べている気持ちになっていました。
他人が食べているのを見ると、なんだか落ち着きました。
（1歳の男の子のママ）

妊娠中におすすめのおやつ♪

甘いものが食べたくなったときにおすすめのおやつを、先輩ママに聞いてみると、

• スルメ
• ベーグル
• 干し芋
• ヨーグルト
• 寒天ゼリー
• おからのお菓子
• ドライフルーツ

などが挙がりました。

スルメ

噛めば噛むほど美味しくて、しかも太りにくいのでおすすめです。
常備していました。
（1歳の男の子と、2歳と4歳の女の子のママ）

ベーグル

ベーグルはパンの中でも油脂が少なく、比較的にローカロリーです。
モチモチしていて噛みごたえがあり、満腹感につながりました。
（5歳の男の子と小学2年生の女の子のママ）

干し芋

食べごたえがあるし、食物繊維も多いのでお通じの改善につながりました。
自然な甘味もお気に入りでした。
（0歳の男の子のママ）

ヨーグルト

カロリーが低めで、満足できるのでよく食べていました。
（3歳の女の子と小学1年生の男の子のママ）

寒天ゼリー

カロリーゼロなのに満腹になるので、本当にお世話になりました。
（0歳の男の子のママ）

おからのお菓子

おからのパウンドケーキやクッキーがおすすめです。
おからは腹持ちもいいので、満足感がありました。
（2歳の男の子のママ）

ドライフルーツ

イチジク、プルーン、バナナなどドライフルーツを食べていました。
特にプルーンは鉄分豊富で、貧血防止にもなるのでおすすめです。
（3歳の女の子と6歳の男の子のママ）

妊娠中にどうしても甘いものが食べたくなったら、我慢しすぎず食べ方を工夫してみましょう。

ストレスを溜めないように、先輩ママおすすめの食べ物を適度に食べて、息抜きする時間もとってくださいね。

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