【誰にも言えない】保育園のお迎えでイライラ…帰宅を嫌がる子どもの対応
公開日:2022-06-03
| 更新日:2022-09-28
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保育園のお迎えがつらい…。
帰宅を嫌がるときはどうすればいい?
先輩ママ・パパ50人に「保育園のお迎えのイライラ」を乗り越える方法を聞きました。
帰りたがらない子どもへの対応や、イライラを落ち着かせる方法についても紹介します。
保育園のお迎えでイライラしちゃう
先輩ママ・パパに、保育園のお迎えでイライラしてしまったときのエピソードを伺いました。
なかなか子どもが帰りたがらず、苦労しているママ・パパが多いようで…。
子どもが帰るのを嫌がり、玄関で大泣き。
それが毎日、1ヶ月近く続きました…。
先生方にも申し訳ないし、周りの同じクラスの子は喜んで帰るのに、自分の普段の接し方に問題があるのでは?と悩んでいました。
(1歳と3歳の男の子のママ)
お迎えに行ったのに、遊ぶのに夢中で何回帰ろうと言っても帰らず、使ったおもちゃも片付けずに、閉園の時間になる時はイライラします。
(1歳の男の子のママ)
急いでる時に、カバンを背負ったり、靴を履き替えたりする時におしゃべりしてしまい、一つ一つの行動にすごく時間がかかるのがイライラします。
(4歳と9歳の男の子と、7歳の女の子のママ)
「私も同じでした」先輩ママ・パパを救ったのは…
先輩ママ・パパに、保育園のお迎えのイライラをどのようにして乗り越えたのか聞くと、
- 子どものタイミングに合わせる
- 「子どもも頑張ってる」と自分に言い聞かせる
- お迎えの手段を変える
- 夕飯の準備時間を短縮する
など、イライラの原因に応じた様々な方法を教えてくれました。
「子どもの気持ちを理解する」、「イライラする理由を考えてみる」ことがポイントとなりそうです。
子どものタイミングに合わせる
遊ぶのに夢中で子どもが帰りたがらなかったのですが、子どもには子どものペースがあり、帰ろうと言うタイミングも私のタイミングだったことを反省しました。
できる限り、子どもの納得するタイミングに合わせるようにしました。
(1歳の男の子のママ)
なかなか帰ろうとせず、子どもを怒りたい気持ちはありましたが、早く帰って家事をしたいと思うのはこちらの勝手な都合なので、子どもの気持ちになって考えることで怒りを沈めました。
(1歳と4歳の女の子のママ)
「子どもも頑張ってる」と自分に言い聞かせる
お迎えに行くと、子どもは保育園の疲れからか、ちょっとしたことで不機嫌になり、私に対して八つ当たりのように接することが多かったです。
でも、「保育園頑張ったんだから、しょうがない」と自分に言い聞かせました。
(4歳の男の子と小学2年生の女の子のパパ)
お迎えの手段を変える
とにかく車に乗ってくれないのがイライラするので、天気が良く、布団の持ち帰り等がない日は、なるべく歩いてお迎えに行くようにしています。
(2歳の男の子のママ)
うちは自転車で迎えに行くとなかなか乗ってくれず、ヘルメットやベルトをつけさせてくれません。
子ども達2人共、前に乗りたいため取り合いになって喧嘩もします。
そこで、車か徒歩で行くようにしました。
徒歩のときは、散歩にもなりスムーズでした。
(5歳と小学2年生の女の子のママ)
夕飯の準備時間を短縮する
夕飯の下準備を朝のうちなどにできるだけ済ませ、心に余裕をもってお迎えに行くようにしました。
冷凍食品や出前なども活用しました。
(3歳の男の子のママ)
子どもの一言に救われたママも
お迎えのイライラを、子どもの一言によって乗り越えられたというママもいました。
子どもが私の顔を見て「なんでママ来るの!帰って!」と泣かれたことがありました。
ママだってここに来るために、他の人に仕事を頼んでるんだよ…という気持ちになりイライラしました。
でも、帰り道に話していたときに、「ママごめんね大好き」と言われたことで乗り越えられました。
(3歳の女の子のママ)
「もう帰るよ!」嫌がる子どもへの対応方法
子どもがなかなか帰ろうとしてくれないと、イライラも募ります。
先輩ママ・パパが、帰るのを嫌がる子どもにどのように対応したのか教えてくれました。
「成功した方法」、「失敗した方法」をそれぞれ4つずつ紹介します。
できる限り子どもの気持ちに寄り添って、対策を練ることがポイントと言えそうです。
【成功した方法①】帰り道が楽しくなる工夫をする
帰り道に、子どもと一緒に雑貨屋のショーウィンドウや面白い看板などを見つける遊びをしました。
保育園が終わっても、別の楽しいことがあるとわかったのか、すぐに帰れるようになりました。
(3歳の男の子のママ)
帰り道に子どものお気に入りの場所があり、「あそこに行こう!」と誘って、そこを通りながら帰るようにしました。
(1歳と3歳の男の子のママ)
【成功した方法②】帰りの道順を子どもに選ばせる
「今日はどの道を通って帰ろうか?」、「お花の咲いてる道を通らない?」など、子どもに帰りの道順を選ばせると、帰る気持ちになりやすく、上手くいくことが多かったです。
(3歳の男の子のママ)
【成功した方法③】帰宅後の「お楽しみ」を用意する
帰ったあとのお楽しみを用意しておくのがおすすめです。
「帰ったら〇〇があるよ」、「お家に帰ったら〇〇しようよ」などと誘うと、すんなり帰ってくれることが多いです。
(0歳の男の子と2歳の女の子のママ)
【成功した方法④】子どもの意識を園の外に向けさせる
門の外にある「花壇の花を一緒に見よう」と誘ったり、「外に大きな水溜まりがあったよ」と教えて、だんだん駐車場に近づくように仕向けるなどの策を講じたりしました。
(3歳の女の子のママ)
【失敗した方法①】怒る・叱る
怒ると反発してきます。
余計こっちがイライラしちゃって、また怒って反発されて、と悪循環です。
(2歳と3歳と小学3年生の女の子のママ)
【失敗した方法②】子どもを急かす
「早くして」など、急かすような言動は逆に子どもをイライラさせてしまい、逆効果でした。
(3歳の女の子のママ)
【失敗した方法③】無理やり抱っこする
無理矢理抱っこし、急いで車に向かうとさらに大泣きしてしまい、チャイルドシートに乗せるのも大変でした。
(0歳の男の子と、2歳と小学1年生の女の子のママ)
【失敗した方法④】先に帰る素振りを見せる
「ママ先に帰るよ、〇〇くんは帰らないんだね、バイバイ」と行って帰る素振りを見せると、イヤイヤをさらに加速させてしまいました。
(2歳の男の子のママ)
遊びに夢中で帰りたがっていなかったため、「じゃあずっとここにいる?パパ帰っちゃうからね」と言ったところ、かつてないほどギャン泣きされました。
(3歳の女の子のパパ)
「親だってイライラが止まらない」ときに心を落ち着かせるには
先輩ママ・パパに、どうしてもイライラが止まらないときの対策を伺ったところ、
- リフレッシュタイムをつくる
- 少し遠回りして帰る
- 先生と話をする
- 無になる
などの回答が集まりました。
リフレッシュタイムをつくる
お迎え前に自分にご褒美をあげることにしました。
何も疲れを家で癒そうと思わず、自分一人でスタバに寄ったりしてゆっくりしてもいいのではと思ったのです。
(3歳の男の子のママ)
イライラが止まらないときは、帰り道にデザートを買おうと考えたり、家にあるスイーツのことを思い浮かべて、夜のリフレッシュタイムに思いを馳せます。
(0歳と3歳の男の子のパパ)
スイーツを買って食べるなど、夜にリフレッシュできる時間を作っている方が多いです。
少し遠回りして帰る
イライラした時は、子どもと少し遠回りをして帰っていました。
その時間に子どもに話をしましたが、落ち着いたのは親の方でした。
(1歳と3歳の男の子のママ)
先生と話をする
先生と少し談笑しました。
先生が気にかけてくれて、「大丈夫ですか~」と声をよくかけてくれるので、少し話をして気持ちを落ち着かせ、切り替えます。
(0歳の女の子と2歳の男の子のママ)
悩んだ時は仲良しの先生に少し話を聞いてもらって、 イライラをおさめています。
(0歳の男の子のママ)
無になる
無になることです。
「もうこうなっちゃったらだめだ」と諦めることもしばしばありました。
園庭に走り出した時は、どうせ声も届かないので、もう気が済むまでどうぞという気持ちでした。
(4歳と9歳の男の子と、7歳の女の子ママ)
適度に息抜きしたり、ときには先生に話を聞いてもらったりして、お迎えのイライラを溜め込まないようにしてくださいね。
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