5歳のわがままがひどい!しつこい!OK・NG対応例。疲れたときのリフレッシュ方法
公開日:2022-09-30
| 更新日:2023-03-02
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5歳の子どものわがままに疲れた…。
こんなにしつこいのは、発達障害のサイン?
5歳児のわがままがしつこい理由や、対応方法をお医者さんに聞きました。
先輩ママ・パパの体験談やアドバイスもご紹介しています。
「5歳児がわがままでしつこい」のはなぜ?
うちの子、5歳になってから一層わがままでしつこくなってきました…。
なんでこんなにわがままなんでしょうか?
5歳になると、自尊心や競争心が強くなり、「認めて欲しい」「知りたい」という探究心が強くなります。そのため、ママやパパに何度も「ママ見て!」「なんで?」と欲求や質問を投げかけるのです。
5歳ごろの子どもの精神的発達
自尊心や競争心のほか、
- 頑張る・諦めない
- 人に譲る
- 応用力
- 適応力
- 巧緻(こうち)性 ※指先の器用さ
など、学んだり、周囲の状況に調和したりする力がついていきます。
またこの頃から、自分とお友達に違うところあることを、疑問に思ったりし始めます。
【体験談】5歳児がわがままでしつこい…
朝の準備時間に「この服じゃない」とわがままを言われ、着替えては脱いでと何度も繰り返し、朝の忙しい時間はどうしてもイライラしてしまいました。
(小学1年生の男の子と小学2年生の女の子のママ)
家事で忙しいときに息子が「みてよーみてよー」と自分が描いた絵を見てほしいアピールをよくしていました。最初は付き合っていたのですが、かなりしつこく言われたときは、「あっちにいって」と心の中で言っていてイライラしていました。
(3歳の女の子と小学2年生の男の子のママ)
「忙しいときにわがままを言われて、イライラしてしまった」というママの声も多数ありました。
思い通りにならないと怒る・泣く…どうすれば?
まずは、子どもの気持ちを落ち着かせましょう。
泣いたり怒ったりしていると、理性が飛んで体が熱くなり、余計にイライラが加速します。
- 冷たい飲み物を飲ませる
- 冷たいタオルで顔や頭を拭く
- 一人にさせて部屋で落ち着かせる
などがおすすめです。
わがまま・しつこい5歳児への「OK対応例」
まずは子どもの話を聞き、「なぜお願いに応えられないのか」理由を説明しましょう。
その際、悲しい顔、つらい顔をしながら説明します。
5歳児は、人の気持ちが理解できるようになってきています。
悲しい・つらい表情で説明をすれば、だんだん「わがままはいけないことだ」と気がついてくれるようになります。
先輩ママの対応例
5歳になるとこちらの言うことをしっかり理解してくれるので、なんでダメなのか、おやつを食べすぎると虫歯になってしまうことを伝えてわかってもらうようにします。
(5歳の男の子と2歳の女の子のママ)
一度は、「そうだよね。気持ちは分かるよ」と子どもの気持ちを受け入れるようにした。
あと、「○○したいなら○○○が出来なくなっちゃうよ。どうしよう?」と問いかけてみると、自分で考えて納得してくれる事もあった。
(小学1年生と小学4年生の男の子のママ)
すぐに対応できなかったり関われなかったりするときは、どのくらいの時間で対応できるようになるか具体的に伝えるようにした。
一対一で関わったり触れ合ったり甘えさせたりする時間を取るように努めた。
(1歳と5歳の男の子のママ)
わがまま・しつこい5歳児への「NG対応例」
「しつこい!」「さっき言った!」など、怒った口調で否定することは避けましょう。
怒って対応されると、怒られたというネガティブな印象しか残らず、何が悪かったのかが印象に残りません。
また、無視や放置もやめましょう。
突き放してしまうと不満が募り、ますます言うことを聞かなくなってしまうリスクがあります。
先輩ママ・パパの失敗例
怒ったり、せかしたりすると、余計に心が不安定になり要求が多くなったり、ぐずぐずが長引いて私から離れなくなった。
(1歳と5歳の女の子のママ)
「今はできない」、「ちょっと待ってて」など抽象的な言葉で対応とすると「今がいい!」と怒って泣いてしまった。
(1歳と5歳の男の子のママ)
「ママは次の用事があるからもう行くよ!」など、具体的でない親の都合だと絶対に動いてくれません。
そのまま無理矢理連れて帰ろうとすると大泣きで大変でした…。
(2歳と5歳の男の子のママ)
「やめてと言ってもやめない…」もしかして病気?
子どもに何度注意しても、やめてくれないときがあります…。
もしかして、病気でしょうか?
「やめてと言ってもやめない」という一面だけでは、病気かどうか判断することはできません。
心配な場合は、次の8つに当てはまるものがないか、確認してみましょう。
- 相手の気持ちがわからない
- 注意に気づかない
- 人の顔色や声色に全く気がつかない
- 話せないほどの癇癪を起こす
- その場から頑なに離れようとしない
- 感覚過敏がある(音や光などの刺激を過剰に受け取ってしまう状態)
- 同年代のお子さんとコミュニケーションを取るのが難しい
- 一つのことに過剰に集中する
上記の行動が多く見られると、発達障害の可能性(自閉症スペクトラム障害)もあります。
長期的に見ていて、なんとなく変わっている面が多いと感じたら発達障害を視野に入れましょう。
発達障害の心配がある場合は、発達障害者支援センター、子ども療育相談センター、小児科医等に相談してみましょう。
「子どものわがままに疲れた…」親のリフレッシュ方法
「5歳児のわがままに疲れた…!」
そんなときのリフレッシュ方法を先輩ママ・パパに教えてもらいました。
カフェでまったりコーヒーを飲みながらリフレッシュしていた。
1人になれると子どもの感情や、自分の反省点がよく見えた。穏やかになって家に帰ることができた。
(小学1年生の男の子と小学2年生の女の子のママ)
週に1回、ご褒美ランチの時間を取っていました。
毎週水曜日にご褒美デーとして、お高いランチをしていいと決めてそれを楽しみに頑張りました。
(小学3年生の男の子のママ)
子どもが小さい時の写真や動画を見る。
そうすると、反抗的な言動に対して成長したんだなと感じることができ前向きになれる。
(5歳の女の子と小学3年生の男の子のパパ)
イライラを溜めこんでしまわないように、自分に合った方法でリフレッシュする時間を設けましょう。
先生からのアドバイス。余裕をもって子どもと接するコツは?
- 時間に余裕をもって行動できるようにする
- たまにはお子さんを預けて、ゆっくり過ごせる時間をつくる
などを実践するとよいでしょう。
時間に余裕ができると、心にも余裕ができます。
「子どもと一緒に早めに寝て、朝も早く起きられるようにする」「子どもの食事時間が長い場合は、ある程度の時間で区切る」などを心がけて、時間管理をおこないましょう。
また、たまにはお子さんを預けて、ゆっくりした自分の時間をつくってみてください。
リフレッシュして、また前向きな気持ちでお子さんと向き合えるようになります。
その他、イライラを抑えたいときは、「冷たいものを飲む」「深呼吸する」などの方法もおすすめです。
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