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2歳の子どもが全然言うことを聞かない!
イライラを通り越して疲れた…。
お悩みのママのために「言うことを聞かない2歳児への対応方法」を先輩ママに聞きました。
叱り方のアドバイスや、イライラの解消法もぜひ参考にしてくださいね。
日本精神神経学会認定 精神科専門医
日本医科大学医学部卒
東京大学医学部附属病院小児科及びこころの発達診療部、医療福祉センター倉吉病院精神科等を経て、英国キングスカレッジロンドンの精神医学・心理学・神経科学研究所(IoPPN)にて修士号取得
2018年 虹の森クリニック(児童精神科・精神科)開業
2020年 虹の森センターロンドン開設。日英両国において子どものこころに関する診療および情報発信を行っている。
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2歳児がなかなか言うことを聞いてくれないときの様子を先輩ママに聞いてみると…。
何を言っても「イヤ!」と言う2歳児に、「疲れ果ててしまった」というママは大勢います。
1~2歳の子どもは、自分でできることがどんどん増えていきます。また自身の存在を認識するようにもなります。これが自我の芽生えです。
一方で、“感情をコントロールする力”や“言葉で自分の欲求を伝える力”はまだまだ発達途上です。自分の欲求を抑えきれなかったり、上手に伝えられずにイライラしたりします。
そのため、2歳ごろは「自分でやりたいのに、うまく伝えられない」という葛藤が“イヤイヤ状態”になって現れやすいと考えられています。
2歳の子どもがあまりに言うことを聞かないと、「何かおかしいんじゃないか」と不安になってしまいますよね。
しかし、2歳児は“言うことを聞かなくて当然”の反抗期まっただ中です。
この時期に、「言うことを聞かない」という症状だけでは、本当に発達障がいかどうか判断するのは難しいです。
発達障がいには様々な種類があり、症状も弱いお子さんから強いお子さんまでいます。
生まれつきの個性の一つですので、誰しもが少しは持っているものです。
「言うことを聞かない」というだけで過剰に心配する必要はないかと思いますが、例えば言葉の遅れがあるなど明確な症状がある場合は病院を受診した方がよいでしょう。
2歳の子どものしかり方の「NG例」と「OK例」を紹介します。
2歳児が言うことを聞かないと、ママもイライラして怒鳴ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、怒鳴ってしまうと、ママの怖い顔に対する恐怖感だけが子どもの脳に焼き付いて、いけないことをしたという認識や行動を改善しようという意欲につながらないことが多いです。
イライラしているとなかなか難しいですが、できる限り冷静な声で、何がいけなかったのかを伝えてあげましょう。
落ち着きがなく動き回る子どもには、「ダメーー!」と叫びたくなることもありますよね。
ただダメなことを伝えるだけだと、子どもはどうしたらいいか分からないことがあります。
それよりも何をした方がいいかを伝えられるとよいですね。
子どもにダメな行動を伝えるのではなく、してほしい行動を具体的に伝えましょう。
例えば、お店のなかで走り回って騒いでしまっている場合は、「騒がないの!」「走らないの!」ではなく、「静かに歩いて」「小さな声でしゃべろう」といったように伝えます。
子どもは自分がとるべき行動が何なのか学ぶことができるでしょう。
「~~しなさい」と言っても、子どもが言うことを聞かないことはよくあります。
その場でどうしてもやってほしい行動があれば、子どもが言うことを聞かなくても、指示を同じトーンで繰り返し言いましょう。
繰り返しているうちに、イライラしてきてしまっても、子どもが少しでも良い行動を見せようとしたら、すかさず褒めましょう。
叱りっぱなしではなく、褒めるところを少しでも見つけることで、子どもも「適切な行動を学んでいこう」という意欲を保つことができます。
言うことを聞かない2歳児への接し方の「NG例」と「OK例」です。
言うことを聞かないからと言って、「おしおき」のような体罰はもちろん、何らかの罰を与えるのは、あまり良い方法とは言えないでしょう。
罰を怖がって子どもが言うことを聞くようになったとしても、良い行動を学ぶ意欲も失ってしまいます。
そして、「他人に言うことを聞かせるには、罰を与えればよい」という行動パターンを学んでしまう可能性があります。
子どもの意思を尊重した方がよいのは確かですが、すべて子どもの言う通りにしてしまうと、子どもにとって良いことと悪いことの区別がつかなくなってしまいます。
例えば、「ママに遊んでほしかったので、ママを叩いたり蹴ったりした」というのは、どんなに遊んでほしい気持ちがあったとしても、良くない行動です。
「叩いたり蹴ったり暴れたりしたから、子どもの言う通り遊んであげた」というように何でも言う通りにしないように気をつけましょう。
2歳児が言うことを聞かなくなる場面の予測がある程度つく場合は、子どもにとって分かりやすい方法で、ルールを決めておくとよいでしょう。
その際、できる限り、本人のやりたいことへの意思を尊重できるとよいですね。
例えば、「ご飯を食べたら、これで一緒に遊ぶよ」など、何かをしたら何かができるという形だと分かりやすいです。
明確なルールがあると、子どもも自分のすべき行動がわかりやすくなり、親も叱る頻度が少なくてすむようになります。
また、罰を与えるより、子どもに「今やるべきこと」を伝え、それができなかった時にはご褒美がもらえない、という形の方が子どもの行動を改善するのに役立ちます。
「今すぐおもちゃを片づけたら、おやつが食べられるよ」というルールにするのであれば、おもちゃを片付けなかったら、おやつはもらえません。
この場合も、親が叱る必要はなく、ただルールを実行すればよいので、叱る回数を減らすことができます。
言うことを聞かない2歳児に対して、どのように対応していたか、先輩ママに聞いてみると…。
などの方法で対応していたとの声が挙がりました。
体験談を含めた実際の対応方法を詳しく教えてもらいました。
言うことを聞かない2歳児にイライラが止まらない!
そんなとき、先輩ママたちはどのようにイライラを解消していたのか聞いてみました。
などなど…。
ご紹介した「言うことを聞かない2歳児への接し方」や、先輩ママの対応例を参考に、2歳の子どもと向き合ってあげてくださいね。
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