もくじ
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2~3歳児にみられる多動の子の特徴って?
いつ頃わかるの?
「2~3歳児の多動チェックリスト」をお医者さんが教えてくれました。
いつわかるか、親の接し方、どこに相談すればよいかについても解説します。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
もくじ
2~3歳頃に、上記の項目から6個以上当てはまる場合には、多動性障害の可能性があります。
ただ、あくまでも可能性ということで、それだけでは多動性障害であると言い切ることはできません。
しかし一概に決めきることはできず、多動性障害は個人差がとても大きいので、思春期(13歳前後~18歳頃)まで分からないこともあります。
2歳ぐらいになると、自らの意思で行動することが増えてきます。そのため、その頃から、多動の症状が見え隠れし始めます。
日々一緒にいる親にしか分からない部分もあるので、気にかけてあげるようにしましょう。
親の育て方には一切関係ありません。
子どもの多動が疑われる場合、親御さんは、
などの対応をとってあげるとよいでしょう。
できているところ・頑張っているところなどを見つけたら、たくさん褒めてあげてください。
そうすることで、自分に自信が持てるようになります。
「○○くん、ここは人が多くて迷子になってしまうかもしれないから、手をつないで歩こうね」「走ると、けがして病院におとまりになっちゃうよ」など、積極的に声をかけてあげるようにしましょう。
多動の症状は、本人の成長と共に落ち着いてくる場合もあるので、過度に心配する必要はありません。
また、親の育て方には問題はありません。
また、お住いの自治体の発達支援センター、児童家庭支援センター、家庭児童相談室、療育センターなど(名称はそれぞれの地域によって異なります)でも相談することができます。
子ども自身が自分の行動をコントロールできるように手助けしていきます。
早い時期から適切な治療を受けることで、将来の幅を広げてあげることができます。
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