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赤ちゃんが「股関節脱臼しているかも…？」
股関節脱臼しているときの「足の動き」や「足のシワ」の特徴をお医者さんに聞きました。股関節脱臼を防ぐためのおむつ替え・抱っこの注意点についても解説します。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
両足の脱臼であれば、足がだらんと下がった状態になり、あまり動かしません。
片足の脱臼の場合は、そちらの側の足があまり開脚しません。また、悪い方の足の膝を立てることが多くなります。
また、おむつを替えるときに、脚が開きにくいということも重要な症状です。
赤ちゃんは、太ももの裏にシワがあります。
通常、このシワは均等です。
※脱臼していなくても均等でないこともあります。
早い段階であるほど、治療も容易で、経過も良好とされています。
抱っこした時に赤ちゃんの足が、伸びてしまうだき方はよくありません。また、赤ちゃんを包む布や衣服などで両足をまっすぐに固定してしまうのも避けてください。脱臼しやすくなります。
足、または、足首を持って引っ張りながらオムツを変えるのは、やめましょう。脱臼する原因です。
また、オムツがぴったりと股の関節に張り付いている状態もよくありません。関節がきつく圧迫され、負担がかかります。足が自由に動けるように、少し隙間を作るようにしましょう。
はいはいの時に足を引きずっている・歩行の時に歩き方がおかしいと気がつく場合もあります。
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