子どもが指を挟んだ!病院は何科?応急処置と内出血・腫れの対処|医師監修

子どもが指を挟んだ!病院は何科?応急処置と内出血・腫れの対処|医師監修

公開日:2020-05-08 | 更新日:2022-09-16

本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。

「子どもが指を挟んだ!」

指を挟んでしまったら、多くの子どもは痛みで大泣きをします。「大丈夫だよ」などと声がけをしながら、保護者の方は、患部をよく観察してください。

応急処置の仕方と、後からでてくる症状(内出血・腫れ・しびれ・消えない痛み)の対処法をお医者さんが解説します。

武井 智昭 先生

監修者

高座渋谷つばさクリニック

院長
武井 智昭 先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医

2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

指を挟んだときの「応急処置」

出血がない場合

先生(男性)
冷やしたタオルなどで、患部を冷やしてあげましょう。

冷やすと痛みも落ち着くので、子どもも泣き止んでくるはずです。

しかし、冷やしても痛みがひかない、腫れが大きくなっている、指を動かせないなどの症状がある場合は、骨折や指の脱臼の可能性があります。病院受診をしましょう。

出血している場合

先生(男性)
まず、傷の深さを確認してください。

傷が浅いときは…
擦り傷程度であれば、患部を流水で洗い流して、絆創膏を貼ります。
その後、指を挟んだことによる腫れや痛みが出る場合は、患部を保冷剤や氷のうなどで冷やしてください。

傷が深いときは…
骨や内部組織が見えている場合は、ハンカチやタオルで患部を強く押さえて、早急に病院受診をしてください。体を動かせない場合は、救急車を呼びましょう。

爪が剥がれた・剥がれそうな場合

先生(男性)
傷口に清潔な布をまき、包帯などで圧迫止血します。

患部を触る時の手指は消毒した状態(よく洗った状態)で触りましょう。雑菌が入ると炎症の原因になります。そのまま病院を受診し治療を受けましょう。爪の再生には、数ヶ月かかる場合もあります。

どのような怪我の状態でも、保護者の方は落ち着いて対応するように心がけましょう。

「内出血・腫れがある」…どうすれば?

先生(男性)
内出血や腫れがある場合は、冷やしたタオルや氷のうなどで、患部を冷やしてください。

冷やしたタオルを使う場合は、ぬるくなったら取り替えましょう。冷やすことで、徐々に炎症などが治まっていくでしょう。

「しびれがある」…どうすれば?

先生(男性)
まずは患部を冷やしましょう。一時的なものであれば、冷やして通常通りに指が動くようになります。

指を挟んだ後に12時間経過しても、しびれがある場合は、医療機関(整形外科)で診察を受けましょう。骨にひびが入っていたり、骨折していることもあります。放置すると、骨が変形することもあります。

「痛みが消えない」…どうすれば?

先生(男性)
冷やしても痛みが強くなっている際は、骨折などが考えられます。医療機関(整形外科)を受診しましょう。
通常、骨折すると強い痛みがあります。
※“押すと痛い”程度のケースもあります。

やってはいけない処置方法

先生(男性)
患部を温めたり、無理に動かすのは厳禁です。

痛みがあり、腫れている場所を温めるのはやめましょう。また、無理に動かすと、筋を痛めたり、骨折したりする場合があります。

病院に行く目安

先生(男性)
  • 出血が止まらない
  • 12時間以上経過してもしびれが続く
  • 痛みで泣き止まない

などは病院へいきましょう。

放置すると、骨が変形してしまうリスクもあります。

何科に行く?

子どもが指を挟んだときは、何科に行けばいいですか?
ママ
先生(男性)
整形外科を受診してください。

整形外科を探す

赤ちゃんのいるママ・パパにうれしいプレゼント♪

赤ちゃん 出産祝い

出産予定のあるママやパパ、赤ちゃんのいるママやパパにおすすめ!

Amazonプライム会員で、所定の条件を満たすと、マタニティ・ベビー用品の「サンプル品詰合せボックス」が、実質無料でプレゼント!
※サンプル品の内容は、時期により変動。

在庫がなくなり次第終了なので、Amazon らくらくベビーにいますぐ無料登録!

Amazon「らくらくベビー」の詳細はこちら

※記事の内容は公開日時点の情報です。公開後の状況により、内容に変更が生じる場合があります。

\「ケガ(傷・打撲)」カテゴリの特集記事/

子どもの癇癪

突発性発疹から急性脳症になった話

もっちさん漫画回遊バナー

\フォロワーになってください!/

 

ツイッター・X画像

 

 

kosodate LIFEで人気の記事や育児マンガを配信中!

一緒に、妊娠・子育てライフを楽しみましょう♪