保育園登園の朝に泣くようになった…子どもへの対応例。いつまで続く?
公開日:2019-10-18
| 更新日:2022-09-06
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保育園に登園する朝、子どもが大号泣!
どう対応すればいいの?
「保育園に行きたくない」と泣く子どもにお悩みの方に「声のかけ方・対応の仕方」を先輩ママ・パパが教えます。
逆効果だった「NG対応例」や、泣くのはいつまで続いたかも聞いてみました。
泣く子どもへの対応6ステップ
保育園に入園したての4月や、お休み明けは泣いてしまう子どもが多いです。
中には、ギャン泣きで手がつけられなくなることも・・・。
通わせ始めは、慣れるまで、やはり登園前の家から泣かれていました。
保育園についても、泣き止まず、置いていかれないよう、必死にしがみついて離れようとしませんでした。
(小学4年生と中学3年生の男の子のママ)
そんなとき、先輩ママ・パパたちはどう対応していたのか聞いてみました。
STEP1.子どもの気持ちに共感してあげる
1番良かったと思うのは、「お休みしたい」と泣く子どもに、「そうか、休みたいのね」と一旦思いを受けとめること。そのあと「どうして休みたいと思ったの?」と落ち着いて話を聞くこと。
(6歳の男の子のママ)
「ママと離れるのがつらいね。ママもさみしいよ。帰ってきたら一緒に遊ぼうね」と娘の気持ちを受けとめて理解するようにしたら、泣きはするものの、登園してくれるようになりました。
(小学3年生の女の子のママ)
最初は、子どもの「行きたくない」という気持ちに寄り添ってあげることが大事です。
このときは、「思いっきり甘えさせて安心を感じてもらう」という先輩ママもいます。
STEP2.保育園でできる楽しいことを話す
「今日は水彩絵の具ができる日だよ」「お給食がカレーだよ」など、先生とのコミュニケーションを取り保育園の情報を集めていました。
(4歳の男の子のママ)
子どもが興味を持つような、保育園での遊びやイベント、仲のいいお友達の話をして、保育園で楽しめることを一緒に話してあげましょう。
STEP3.長居せずに潔くお別れする
いつまでも泣いてる娘に付きっ切りでいるのではなく、潔く去ります。そうすることで、子供も諦めがつき、気持ちを保育園に切り替えることができると思います。
(2歳の女の子のママ)
実は、ママ・パパが帰った後はケロッとして楽しく遊んでいる子どもが多いです。
離れる時に泣くときは、子どもの気持ちを切り替えるためにも、保育園の先生にお任せしてさくっとバイバイしましょう。
STEP4.登園にゲーム性を取り入れる
登園前に「笑顔で登園できたら花丸だね」と視覚を交えながら花丸シールなどをカレンダーに貼りました。
花丸5つたまれば週末ご褒美におやつを1つ買えるルールにして登園の励みにしました。
(2歳と小学2年生の女の子と、5歳の男の子のママ)
登園するたびにレベルアップする気分になれる、子どもも楽しめるアイデアです。
STEP5.帰ってきたら「楽しかったこと」を聞く
意思疎通ができるようになったら、保育園でどんなことが楽しかったか、など、本人に聞くようにする。
(5歳の男の子のママ)
STEP6.明日の服を子どもに選ばせる
自分で着ていく洋服を決めさせて、「おしゃれだね!保育園に行ったら先生にかわいい洋服自慢しよう!」と言って保育園に行くモチベーションにしました。
(3歳と5歳の女の子のママ)
逆効果かも…!NGだった対応例
先輩ママ・パパが「逆効果だった」と後悔した、NG対応例も知っておきましょう。
「泣かないね」とプレッシャーをかける
保育園にいくまでの道中に「今日は泣かないよね」と励ましのつもりで声掛けしていましたが、プレッシャーとなったのか余計泣くので止めました。
(小学4年生の男の子のパパ)
「泣かないで欲しい」「早く送り届けたい」というのは親の願望。
そんなときは、急がば回れです。
まずは子どもの気持ちを聞いてあげるようにしましょう。
長時間付き添う
泣いていて可哀想だと思い教室まで付き添った事があります。
逆にママとのバイバイするタイミングを失ってしまい、余計にお別れの時に大泣きしてしまいました。
(4歳の男の子のママ)
いつまでもママ・パパが近くにいると、余計に離れられなくなってしまう子どもも。
泣く理由を問い詰める
「なんで泣いてるのか理由を言わないとわからないでしょ!」「なんで嫌なのか言葉にしないとわからないよ」と言ってしまったこと。
今になって冷静に考えれば、大人だって自分の気持ちを100%言葉で表現するのは難しいのに、酷な質問だったなと思う。
(小学4年生の女の子のママ)
子ども自身も、自分がなんで泣いているのかわからなくて言葉にできないことがあります。
問い詰めるよりも「そうだね、さびしいよね」と共感してあげましょう。
泣くのはいつまで続く?
保育園の登園時に泣くのはいつまで続いた?
先輩ママ・パパに聞いた結果がこちらです。 (アンケート:50名のママ・パパに聞いた「登園時に子どもが泣くのはいつまで続きましたか?」)
7割以上の子どもが、1ヶ月後は登園時に泣かなくなったという結果がでました。
登園時に泣かなくなったキッカケは?
どんなことがキッカケで、泣くことが減っていったのか・・・。
それは、「子どもの成長」であることが多いようです。
仲良しのお友達や先生ができた!
先生や友達と遊ぶことが楽しくなってきたようで、家でも何をしたか話してくれるようになりました。
(0歳の女の子と4歳の男の子のママ)
自分に自信がついた!
泣かずに保育園に行けた日、すかさず「今日ニコニコで行けたねー!かっこよかったー!!」と褒めると、「かっこよかったでしょー?!」と本人もまんざらでもない様子で、泣く日がだんだんと減ってきました。
「保育園に行くのを嫌がること」を否定するのではなく、できた時にすかさず褒めると自信がついていくのかなぁと実感しています。
(3歳と5歳の女の子)
ママ・パパと離れる寂しさを乗り越えて「保育園の楽しさ」に子ども自身が気づいたとき、泣かなくなることが多いようです。
紹介した先輩ママ・パパの体験談を参考に、お子さんが保育園に楽しく通えるようになるといいですね。
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