「専業主婦は実はつらい」子育て中も、孤独で泣きたい…働きたくても働けない…どうすれば?
公開日:2019-11-21
| 更新日:2022-09-09
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専業主婦の育児がしんどい…。
楽だと思われてつらい。
専業主婦の「ワンオペ育児・家事と孤独の乗り越え方」を紹介します。
家事・育児をがんばる専業主婦のママたちに向けた、先輩ママからのエールも必読です。
専業主婦のココがつらい!
専業主婦のママ50人につらいところを聞いてみると、このような声が挙がりました。
- 孤独感がつらい
- お金の自由がなくてつらい
- ワンオペ育児がつらい
- 明確な休日がなくてつらい
- 暇人扱いがつらい
詳しく話を聞いてみると…。
①「孤独感」がつらい
日中は大人の誰とも話さないので、社会から取り残されたような気分になります。
子供の受験のサポートのため専業主婦をしていますが、このまま一生子どものサポートか、とお仕事系のドラマを見ながらむなしくなります。
(小学4年生と小学6年生の女の子のママ)
特に、子どもが小さいうちは「今日は誰とも話さなかった…」という日があることも。
②「お金の自由がない」がつらい
自分で稼いだお金がないので、自分の物を買ったり、少し贅沢をしたい時や、友人と出掛けたい時に、大きな金額でない場合でも申し訳ない気持ちになる。
(0歳の男の子と3歳の女の子のママ)
旦那さんに「これを買いたい」といちいち言わなければいけないのがストレスというママもいました。
③「ワンオペ育児」がつらい
旦那は遠距離電車通勤のため、朝6時に出勤、家に着くのは夜22時以降です。
3人の子育てや、終わらない家事は私がやらなきゃ誰がやるの?状態。
私だって、たまには子供から離れて一人の時間が欲しい。つらいです。
(1歳と小学3年生の男の子と、小学1年生の女の子のママ)
子どもに邪魔されながら家事をこなして、やっと終わったと思ったら子どもの相手をして。
「一人になりたい!」と叫びたくなる日もあります。
④「明確な休日がない」がつらい
会社員のように決まった休日がないので、家事と育児で24時間スタンバイ状態になる。
多少手を抜くことはできても、完全に何もしない日が作れないことが辛いです。
(4歳の女の子のママ)
「家族が休みでも自分は休めない。むしろやることが増えて大変。」という本音をこぼすママも。
⑤「暇人扱い」がつらい
「専業主婦になりたいわ~」と友達から言われた。
常に自由だと思われているのが辛いというか頭にくる。全然暇じゃないし自由じゃない。子どもが帰ってくるまでには家にいなきゃいけないし、出かけると常に時間を気にしている。
(0歳と小学4年生の男の子と、中学1年生の女の子のママ)
家事に育児に大忙しなのに、まわりからは「うらやましい」と言われることも。愚痴もこぼせなくなって余計につらいですよね。
その他、「家事や育児をいくらやっても成果として認められない・対価を得ることができないのがつらい」という声もありました。
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苦しいのに「なかなか抜け出せない」理由
専業主婦のつらさから脱却しづらい理由や事情を聞いてみると…。
出産後も働き続ける予定でしたが、保育園が見つからず専業主婦になりました。
24時間子どもと一緒の生活は想像よりも大変で、特に自分一人で気分転換や趣味の時間はほとんどないことがつらいと感じています。
(3歳と5歳の女の子のママ)
妊娠期から専業主婦になり丸3年になります。
子どもが1歳になる頃には働きたいと思っていましたが、保活などタイミングを逃しているうちに1歳に…。
そして夫が朝早く仕事へ行き夜遅く帰ってくることから、家事育児全てをやりつつ職場復帰するのは難しいのではと思い始め今に至ります。
ちょうど1歳になったタイミングでコロナが流行しだしたことも職場復帰を遠ざける理由のひとつでした。
常に子どもと一緒にいるので気分転換や気晴らしが出来ず嫌なことがあっても引きずってしまいます。
(2歳の女の子のママ)
仕事をしたくても主人が単身赴任中なので、子供達に何かあったら私が何とかしなければ…と思うとなかなか踏み切れない。
子供達の事が全て自分にのしかかってきている気がして、上手くいっていないと辛くなる時がある。
(小学1年生と小学3年生の男の子のママ)
まだ子どもも小さく転勤族のため専業主婦です。
本当は仕事を見つけて兼業にしたいですが、いつ転勤になるか分からず今のバランスに落ち着いています。
夜遅くまでほぼ一人で100%向き合うのでつらいときはあります。
(3歳の女の子のママ)
ご家庭の事情によって働きたくても働きに出れないこともあるようです。
「孤独で病みそう…」泣きたいとき、どうしてる?
まずは、疲れた心のケアから始めましょう。
孤独で泣きたいとき、専業主婦のママたちはどのように乗り越えたのか聞きました。
専業主婦の友達を作る
孤独感を紛らわす為に、図書館の読み聞かせや支援センターに行き、子どもの月齢の近いママと話す機会を作っています。
(1歳の男の子のママ)
専業主婦のママ友と、専業主婦ならではの悩みを話したりしています。
節約術や休日の過ごし方などとても参考にしています。
(0歳の女の子と1歳の男の子のママ)
誰かに聞いてもらうだけで楽になりますよ。
ネットで仲間を見つける
今の時代、なかなか身近に専業主婦のママ友に出会えない人も多いと思います。
そんな中、私の心を救ってくれたのは「ブログ」です。
ブログのカテゴリーを「専業主婦」や「ワンオペ育児」で設定しておけば、似た境遇のママ友がたくさんできて、本音トークもでき、前向きな暮らしの大きな後押しとなりました。
(5歳の女の子のママ)
SNSやブログを探せば、同じ境遇の仲間がたくさん見つかります。
近しい人には言えない悩みを打ち明ける場所にもなりますよ。
積極的に社会に飛び出す
子育てに悩んだとき、ついついインターネット検索で終わらせてしまうことはありませんか?
子育てサークルに入って、積極的に外部との繋がりを持つようにしていました。
インターネットやSNSで調べるだけではなく、支援員の方の話を聞いたり、相談することで気持ちも晴れるし、疲れても話を聞いてもらえるという場所を作るだけで気持ちに余裕ができました。
(小学2年生と4年生の女の子のママ)
支援センターなどのイベントに出ていって、人と話す機会や息子の成長を誰かに見てもらえる機会を作っています。
支援センターの方や周りのお母さんから、自分では気付かない子どもの成長を教えてもらえることもあり、心強く感じます。
(0歳の男の子のママ)
家にこもりっきりではなく、外に出ることでリフレッシュにもなりますよ。
「気分を切り替える」ためにやっていること
1.「よくやっている!」と自分を褒める
まずは、自分を肯定することから始めましょう。
毎日、自分のしたことを自分で褒めるようにしています。
美味しいご飯を作った、息子が笑顔で楽しそうだった、洗濯をした、など。
しんどいときは主人に誉めてもらっています。
(2歳の男の子のママ)
主婦を仕事と考える。
自分の中でやりたいことを見つけ、1つ1つクリアすることで達成感を感じると虚しさは無くなりました。
(0歳と2歳と6歳の男の子のママ)
他のママと比べて「あれもできていない、これもやっていない」なんて思うのは厳禁!
今日はこれができた、これをちゃんとこなしてエライ!と「自分ができたこと」に目を向けましょう。
2.「好きなことをする時間」をつくる
育児や家事だけにならないようにするのがいいと思います。
私はイラストや、巾着などの小物作りをして気分転換をしています。
(5歳と小学5年生の男の子のママ)
とにかく現実逃避。
アマゾンプライムで好きな映画やバラエティーを観まくる。好きな芸能人との妄想にふける。
(0歳と小学4年生の男の子と中学1年生の女の子)
打ち込める趣味や気分転換になる時間があると、リフレッシュできますよ。
3.「子育ては一瞬」と考える
今は孤独感が満載ですが、それは期間限定。
周りの大きくなった子供のママさんからは「今だけ」と言われているので、できるだけ二人で外出しています。
(2歳の女の子のママ)
ワンオペ育児を乗り切るために…
先輩の専業主婦ママに、家事と育児を乗り切る4つのテクニックを聞きました。
1.優先順位をつけて家事をこなす
優先順位をつけます。
食事や洗濯は毎日、でも掃除や片付けは無理しない。
(5歳と中学1年生の女の子と、小学3年生と小学5年生の男の子のママ)
手抜きできることは手抜きして、先回りでできることはしておくようにしています。
例えば、夜ご飯の準備などは午前中の機嫌がいい時間に野菜を切ったりお米をセットしたりしておいて、最悪夜まで何もできなくても、主人が帰ってきてから息子をお願いして10分で出来るように下ごしらえしておくと、夕方のストレスが減りました。
(0歳の男の子のママ)
優先順位をつけて、だいたいのスケジュールを組んでから家事にとりかかるのがベスト。
効率のいい時間の使い方を、自分なりに考えてみましょう。
2.手抜きポイントをつくる
楽できるところは楽にしました。
わざわざ雑巾がけはしないでフローリングクリーナーを使ったり、掃除機は週3回ほど、コロコロで目立ったゴミやホコリを取るなど手抜きしました。
(小学2年生と4年生の女の子のママ)
洗濯乾燥機を購入する、食洗機を購入する、ルンバを購入するなどなるべくママが楽できる環境を作る。
(2歳の女の子のママ)
・今日はここまでやろうと区切りをつける
・便利グッズはトコトン活用する
この2つは鉄則です。
3.「朝の時間」を活用する
朝の元気なうちにある程度家事を終わらすと夕方から楽です。
(3歳の女の子のママ)
誰からも褒められない、やって当たり前と思われる専業主婦の仕事はつらいですよね。
手を抜けるところは抜いて、適度に息抜きをしながら子育てを楽しみましょう。
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