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「もしかして…脱水症状?」
子どもの脱水症状のサインをお医者さんが解説します。
「親はどう対処してあげればいいのか」「経口補水液がないときはどうすればいいのか」も聞いたので、ぜひ参考にしてくださいね。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
経口補水液はスプーン1杯程度から、間隔を短く投与してください。
脱水症状があるにもかかわらず、経口補水液の摂取が不十分であるときは、病院を受診してください。
早く手当が必要です。移動中にも経口補水液を与えるようにしましょう。口から飲んでくれないときは、口周りにスプーンで入れるようにしてください。
<手当が遅れると、重症の場合、死亡する場合もあります。小さな子どもや赤ちゃんは、急激に脱水症状が進むこともあるので少しの変化も観察しましょう。
脱水症状があるときの水分補給には経口補水液が適しています。しかし、「経口補水液が近くにない」というときもありますよね。その場合は、次のような方法で代用しましょう。
経口補水液は、とても身近なものからできています。
<経口補水液の作り方>
• 水1リットル
• 塩3g(小さじ1/2杯)
• 砂糖40g(大さじ4と1/2杯)
以上3つをよく混ぜましょう。
このように簡単に作れます。
小さな子どもがいるお家は、常備しておいても良いですね。
子どもや赤ちゃんが飲みやすくするためには、グレープフルーツやレモン果汁で味付けしてあげましょう。
※注意
経口補水液は脱水症状の際に使うものなので、経口補水液を脱水予防として日常の飲料として用いるのは、糖分・塩分の過剰になることもあるので避けましょう。
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