4歳児がわがままでしつこい!親の接し方OK・NG例。イライラ対策も
公開日:2022-09-30
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4歳になってからわがままに…。
どうしてしつこく聞いてくるの?
「4歳児のわがまま」について、お医者さんに聞きました。
先輩ママ・パパ達の体験談や、発達障害の可能性についても解説しています。
なぜ?4歳児がわがままでしつこい…!
4歳頃の子どもは自立が進み、認めて欲しい・知りたい、という探究心が強くなる時期です。
そのため、ママ・パパに何度も「見て!」「なんで?」といった欲求や質問を投げかけてくるのです。
親御さんからすると、しつこいな…と感じてしまうこともあるでしょう。
4歳児の精神的発達・成長具合
- 簡単なゲームのルールを理解できる
- 人の言うことに従える(先生、ママやパパ、お友達など)
- 人と順番に物を使うことができる
- 「貸して」「待ってて」などを伝えて、行動できる
- ごっこ遊びができるようになる
- 注意されたことはすぐにやめられる
4歳児には上記のような成長が見られます。
自発性や協調性、自分自身をコントロールする力がついてくる時期です。
【体験談】うちの子もわがままで大変でした…。
ご飯を作っている時など、私が手を離せない時にiPadを見せているのですが、何を見るにも「ねえコレ見て!」目を離すと、「見てってば!」と巻き戻したり…。
手が離せないから見せているのに、逆に手が止まってしまいました。
(4歳の男の子のママ)
買い物に行くと、必ずお菓子コーナーに行き、一つだけと約束してももっと欲しい!とその場から動かなくなる。置いて行こうとすると大泣きして大変でした。
(小学1年生と小学6年生の女の子と、小学3年生の男の子のママ)
手が離せないときに「みてみて!」としつこく言ってきたり、ダメといっても何度も要求してくる4歳児に苦労しているママは多いようです。
【OK例】わがままでしつこい4歳児への接し方
ママ・パパはできる範囲でいいので、お子さんの話を聞いてあげましょう。
時間があるときは、可能な限り相手をしてあげてください。
「話を聞いてもらえた」と言う満足感が、子どもの自己肯定感を育てていきます。
どうしても対応が難しいときは、理由を話してあげましょう。
「今は洗濯物を干しているから、終わったら聞くよ」「仕事があるから、帰ってからね」など、説明すればわかってくれる年齢です。
そして、その後少しでもいいので話を聞いてあげましょう。
そうすることで、「ちゃんと話を聞いてくれた」という満足感を与えることができます。
満足度が高い子どもほど、人の話をよく聞いて、お友達にも優しくできる傾向があります。
先輩ママ・パパはこう接した!
本を読んでと言われたらできるだけ要求には応えてあげるように努力しました。
時間の許す限りその本を読んであげるようにしました。
(小学1年生の女の子のママ)
手が離せるときは、すぐ話を聞いてあげて対応して、どうしても対応できないときは、「これが終わったあとね」と理由を言い、終わるまで待ってもらった。
(1歳の女の子と4歳の男の子のママ)
「ご飯の用意するから1回だけね。約束守ってね」と言い、要望には必ず応えてあげて、約束事は守って貰うように伝えていました。
(5歳の男の子のママ)
なるべく子どもの話を聞いてあげるようにしていたママが多数でした。
もし手が離せない場合は、理由を説明して後で対応してあげるという方もいました。
【NG例】わがままでしつこい4歳児への接し方
「しつこい!」「さっき言った!」など、強い口調での否定は避けましょう。
突き放さずに対応してあげることが重要です。
4歳児は、まだまだ記憶力や理解力が育ち切っていません。そのため、同じ経験をしても覚えられなかったり、理解できなかったりすることがあります。
突き放してしまうと不満が募り、ますます言うことを聞かなくなり、言い返すようになってしまうケースがあります。
先輩ママ・パパの失敗例
「ずっと見てたらママのお片付け終わらない!」と怒ってしまいました。
(5歳の女の子と、中学1年生と3年生の男の子のママ)
大きく、ヒステリックな声で「どうしてわからないの!」「置いていくから、1人で留守番してなさい」などと脅しに近い言葉を使うと焦ってついてはくるが、パニックのようになってしまってその後の意思の疎通がとりづらくなってしまった。
(4歳と小学1年生の男の子のママ)
わがままでしつこいのは、発達障害のサイン?
わがままでしつこいことに加えて
- 言語の発達・理解が同年代のお子さんと比べて乏しい
- 同じフレーズ・同じことを繰り返す
- 特定のものへのこだわりが強い
- 変化を嫌う
- 感覚過敏(光・音などの特定の刺激を過剰に受け取ること)
などの特徴が見られる場合は、発達障害の可能性があります。
長期的に見ていて、なんとなく変わっている面が多いと感じたら、発達障害を視野に入れましょう。
発達障害の子どもにみられる具体的な行動例
- 自分の要望が通らないと毎回癇癪を起こす
- 癇癪を起こすと、その場から動かずに長時間(30分以上)泣き続ける
- 決まった数字やマークに異常に執着して、集めたりする
- 同じ道順でしか道を歩きたがらない
- 偏食が激しい
- 質問がいつも同じで、同じ回答をするように言ってくる
※上記はあくまでも目安です。
発達障害も様々なものがあり、一概に判断することはできません。
発達障害かも…どこに相談すればいい?
発達障害を疑う場合は、定期健診の際にかかりつけ医や小児科医に相談しましょう。
発達障害者支援センター、子ども療育相談センターに相談してみるのもよいでしょう。
小児科を探す
ママ・パパのイライラ対策も大事!
4歳児のわがままやしつこさにイライラしたときの解消法や、イライラ対策を先輩ママに教えてもらいました。
気分転換に美味しいものを食べて、音楽を聞いて歌っています。
体を動かして、外に出ると気分転換できてイライラが減ります。
(1歳の男の子と4歳の女の子のママ)
娘が寝てからの1人タイムで趣味などに没頭します。
そうすると多少なりとも心に余裕が出てくるので、娘の寝顔を見に行き、さっきまでイライラしてたことにごめんねと反省することが多いです。
(4歳の女の子のママ)
イライラしはじめたら、外の景色を見て10秒深呼吸をすると怒りが落ち着きます。
(0歳の女の子と6歳の男の子のママ)
イライラしたときは、抱きしめるようにしてました。
そうするとこちらの気持ちも落ち着くし、子どもも落ち着くしで、効果的だと思っています。
(小学2年生の男の子と中学3年生の女の子のママ)
イライラしてしまったときは、コーヒーを飲んだり甘いものを食べて一息ついて気持ちを切り替えましょう。
お医者さんからのアドバイス
イライラしたときには、冷たいものを飲み、気分も体も静めましょう。
リラックスするために深呼吸するのもおすすめです。
その他、
- 子どもの小さい頃の写真を常に見られる場所に置く
- 子どもの成長に意識を向ける
(使えなかった言葉を話せるようになった 等)
という方法も、イライラの軽減に繋がります。
毎回お子さんに真剣に対応したり、時間に余裕がなかったりすると、イライラしやすくなってしまいます。自分なりの息抜き方法を見つけて、お子さんの成長を見守るようにできるといいですね。
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