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4歳の子どもが常にママにべったり…正直しんどい!
どう接したらいいの?
4歳児の「かまってちゃん」への対応方法について、お医者さんと先輩ママに聞きました。
ベッタリになる理由やイライラするときの対処法、逆効果な対応についても紹介します。
日本精神神経学会認定 精神科専門医
日本医科大学医学部卒
東京大学医学部附属病院小児科及びこころの発達診療部、医療福祉センター倉吉病院精神科等を経て、英国キングスカレッジロンドンの精神医学・心理学・神経科学研究所(IoPPN)にて修士号取得
2018年 虹の森クリニック(児童精神科・精神科)開業
2020年 虹の森センターロンドン開設。日英両国において子どものこころに関する診療および情報発信を行っている。
先輩ママに、4歳児の「かまってちゃん」エピソードを聞きました。
「かまってあげたいけど、全てに応じるのは大変」というママたちの声が寄せられました。
4歳になると、生活上の多くのことが自立してできるようになってきます。
発達段階で言えば、1歳の頃のように「ママにしがみついてばかりいて当然」と言える年齢ではないでしょう。
しかし、まだ甘えたいときもあって当然かと思います。「かまってちゃん状態」が一時的なことであれば、あまり気にする必要はないかと思います。
ただ、4歳であまりにも過度にママに依存的になってしまう場合には、お子さんをとりまく環境について考える必要があります。
例えば、「保育園で強いストレスを感じている」など、環境面で何らかの不安要素がある場合もあるでしょう。
また、「もともとの性格で不安感が強く、神経質な傾向がある」というお子さんの場合は、特に注意して見てあげる必要があります。中には生まれつきの発達特性があり、不安につながっている場合もあります。
4歳頃は、不安をうまく言葉で表現することができず、「甘える」という行動で示すことがあります。
お子さんひとりひとりにより様々な原因が考えられますので、まずは客観的にお子さんそれぞれの状況を見ながら判断していくことが必要でしょう。
4歳であれば、ある程度ママの様子を見ながら行動できるようにもなってきます。
また、「ママはお料理しているから遊べない」という理由も、理解できるでしょう。
ママがどうしてもお子さんの要望を聞いてあげられない時は、まずは事前に本人に伝えておきましょう。
例えば、「これからママはお料理するから終わるまで一人で遊んでいてね」と伝えます。
また、「お料理中はママに声をかけてもママはお話したり遊んだりできないからね」と、もしママの伝えたことと違う行動をとった時には、どうなるかも伝えておきます。
もし伝えた後で、ちゃんと待てるようであれば、お料理中であっても、「〇〇ちゃん、ちゃんとママが料理している間一人で遊んでいられて、えらいな~。ママ、助かるな。」などと出来る限り声掛けしてあげましょう。
一方、お子さんがママのお料理を邪魔するほどまとわりついてくるようであれば、事前に伝えた通り、本人の声掛けに応じたりせず、料理を続けます。そこでお子さんがかんしゃくを起こしても取り合わないようにしましょう。
そして、料理が終わったら、「料理終わったから、お話できるよ」とお話したり遊んだりできるタイミングであることを伝え、ここでちゃんと応じてあげましょう。
なお、この方法は通常の発達のお子さんの場合です。
何らかの生まれつきの不安の感じやすさがある場合や、発達特性が背景にある場合は、お子さんそれぞれの状況に応じた対応が必要になる場合があります。
先輩ママは、実際に「かまってちゃん」な4歳児にどう対処していたのでしょうか。
かまってちゃんの行動は基本的に「注目行動」であると言えます。
そのため、もし本人が良い行動をしているのであれば、十分にかまってあげるべきですが、その場にふさわしくない行動の時は、注目を与えないようにしましょう。
例えば、怒ることも、注目を与えているのと同じです。怒ることで注目を得られることが分かると、行動が悪化する場合があります。
お子さんに対して
といったことを事前に伝えておくことが重要です。
何も伝えられずに突然無視されたら、お子さんは理解できず、さらに自分に注目してもらおうと、行動を悪化させるだけになってしまうでしょう。
また、無視するだけではなく、良い行動をとることができたら、そのタイミングですぐに対応を切り替え、無視しないできちんと注目を与えてあげることも重要です。
無視し続けるだけになってしまうと、これも行動の悪化につながります。
無視をすると、一時的に行動が悪化し、「お試し行動」が出ることがあります。しかし、ある程度この時期を乗り越えると、徐々に行動は改善の方向に向かうことが多いです。
そのため、親の方にも辛抱が必要ですね。
「ママやって」「ママがいい!」などと常にまとわりつかれると、気が休まらず、イライラしてしまうのも当然です。
そんなときに「気持ちを落ち着かせる方法」を先輩ママが教えてくれました。
子どもの安全を確保したうえで物理的に離れるというママも。
どうしてもイライラしてしまうときは、別の部屋に移動して一呼吸置いたり、甘いものをつまんで気持ちを落ち着かせるという声が多く寄せられました。
四六時中まとわりつかれると大変ですが、ママも息抜きしつつ、今しかない子どもとの時間を大切に過ごしたいですね。
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