【2歳児の発達障害チェックリスト】自閉症スペクトラム障害の特徴や早期療育のメリットも

【2歳児の発達障害チェックリスト】自閉症スペクトラム障害の特徴や早期療育のメリットも

公開日:2022-08-01 | 更新日:2022-08-10

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うちの子、もしかして発達障害…?

「2歳児の発達をチェックするポイント」について、お医者さんに聞きました。
早期療育のメリットや小児科を受診する目安も紹介します。

武井 智昭 先生

監修者

高座渋谷つばさクリニック

院長
武井 智昭 先生

経歴

公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医

2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

2歳児の発達障害チェックリスト

  • 些細な事でも泣き、泣き止まない
  • 寝ていても物音ですぐ起きる
  • 目が合わないことが多い
  • 大人が指をさした方向を見てくれない
  • 表情が乏しく、あまり笑わない
  • 抱っこを嫌う
  • 人見知りがない、もしくはとてもひどい
  • 人の動作、言葉のまねをしない
  • 指差しをおこなわない
  • 単語がいえない
  • 物への興味が強い、こだわりが強い
  • 一人で遊ぶのが好きな様だ
  • 機械をいじるのがうまい
  • 好きなものなら、何時間でも見ている・触っている
  • 物を1列に並べる、積む行動が多い
  • 自分なりの決め事があり、守らないと1日中機嫌がなおらない
  • 他の子に比べて、極端に落ち着かないと感じる
  • 寝つきが異常に悪い、夜泣きがひどい
  • 偏食が強い
  • 言い聞かせても話が通じない、しつけができない
先生(男性)
上記のチェックで5〜6個以上当てはまる場合は、発達障害のリスクがあると考えられます。
ただし、これだけで発達障害だと言い切ることもできません。

専門家に相談する目安は?

先生(男性)
  • ひとつひとつの症状がはっきりとしている
  • お子さんを育てるのが辛いと感じる
  • 他の子と明らかに違いを感じる

などで不安がある場合は、専門家に相談してみましょう。

現時点での発達の進行や育て方、対応の仕方など、わかることを教えてもらえます。

\先生からのアドバイス/

 

2歳の段階では、まだ発育が不揃いなのは当たり前です。

これからの成功体験、失敗体験をもとに人は育っていきます。

過剰な心配は無用なことがほとんどです。

ただし、あまりに心配な場合は、自治体や保健所の子育てに対応する窓口で、一度相談してみることをおすすめします。

「自閉症スペクトラム障害」は2歳頃に判明することも

先生(男性)
2歳児頃になると、発達障害の一つである自閉症スペクトラム障害が判明することがあります。
同年代のお子さんとうまくコミュニケーションがとれなかったり、興味関心に偏りがみられたりする障害です。

自閉症スペクトラム障害によくみられる特徴

 

  • 指差しや表情を見る仕草をしない
  • 睡眠障害がある
  • こだわりがある
  • 好き嫌いが強い傾向にある

2歳頃になると、大人の意識をひくために「指差しをする」「表情を見る」などをおこなうようになりますが、「自閉症スペクトラム障害」の場合、このような行動が見られないケースがあります。

パパやママを含む他者と目が合わず、自分で指差しをしないで、そばにいる人の手を動かす(クレーン現象)行動が見られることもあります。

また、夜泣きが続く、睡眠が浅いといった睡眠障害が出る子も多いです。
強いこだわりや好き嫌いが激しい傾向があるのも特徴です。

発達障害は、親のせいではありません

先生(男性)
発達障害は、どのような影響で起こるか判別がつかないものがほとんどです。
遺伝子や感染症などが影響しているのではないか、とも考えられています。

発達障害とは、生まれつき、一般的とされる人と脳の働きに差があり、精神面や心の発達、行動などに特徴が出てくる障害です。
育てていく過程やしつけが問題となって起こるものではありません。

もし、早期に障害がわかれば、社会に適応できるように訓練を受ける「療育」を、幼いうちから開始できます。

早期療育には「メリットがいっぱい」

つみきで遊ぶ子ども

先生(男性)
「早期療育」とは、日常の生活をスムーズに運ぶための練習、訓練のことです。
小さな頃から自立支援を受け、社会適応、他者との関わり方などを訓練することで、同世代のお友達づくりや社会性を身につけていくことが可能です。

早いうちから相談しておくことで、お子さんも家族も一緒にどの様に障害に対応していけば良いかなどを学べます。

早期療育は3歳くらいから受けられることが多いですが、必要だと判断されれば、2歳児でも対応してもらえることがあります。ただし、対応可能な場所は少ないです。

早期療育はどこで受けられる?

先生(男性)
子育て支援センターや療育センターなどで受けられることが多いです。
まずは、お住まいの自治体や保健所の子育てに対応する課などに相談をするといいでしょう。

相談するべきか迷う…判断の目安は?

先生(男性)
  • 2歳になっても言葉が全く出ない
  • 指差しをしない
  • 目を見ない
  • こだわりが強く日常生活を送るのが難しい
などの特徴がみられたら、相談しましょう。

実際に相談する際は、「相談したいと思った経緯」をまとめておくといいです。
また、親がお子さんに感じる特徴(行動・体や心の発育)や、他のお子さんとの違いなどを伝えるといいでしょう。

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