もくじ
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妊娠2ヶ月は不安定と聞いて心配…
食事は何に気をつけたらいい?運動は控えるべき?
妊娠2ヶ月頃に「気をつけること」をお医者さんに聞きました。
この時期によくみられる症状や、食事や運動、生活上の注意点について解説します。
1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長
この頃は、基礎体温が上昇した状態であれば妊娠が順調に継続されていると考えられます。
妊娠が判明したら…
はやめましょう。
アルコールは胎児の成長を阻害するなど、悪影響を及ぼすリスクが高いです。アルコールにより低体重・低身長や神経疾患、発達障害へ影響があると考えられています。
胎児へ酸素が届きにくくなります。喫煙は早産・流産の原因となり、低体重のリスクが高くなります。受動喫煙も避けましょう。
刺身、生ハム、生牡蠣などは避けましょう。妊娠すると免疫が低下して、細菌などに感染しやすくなります。生物は殺菌されていないことが多いので感染リスクが高いです。
過度の疲労や腹部への負担につながるので、運動は軽いものだけにしましょう。散歩やヨガ、水泳などがよいでしょう。
腹部の圧迫につながるため、重いものを持つ・お腹を圧迫するような動作はやめましょう。妊娠初期のお腹は目立ちませんが、子宮はものすごいスピードで大きくなっています。
先生教えて!「流産しやすい行動」について
喫煙・受動喫煙は、胎児への栄養・酸素を阻害して流産リスクを高めます。
また、過度の疲労やストレスを溜める行動は、体に負担がかかり流産のリスクが高まります。
仕事量を調節して、充分な睡眠時間や体を休める時間を作ることが必要です。
これらの行動から体に負担がかかることで免疫が低下すると、感染症にかかるリスクも上がります。
直接的ではないにしろ、感染症で体力が奪われると流産リスクが上がることもあります。
妊娠2ヶ月頃は、
といったことに気をつけましょう。
以下は、妊婦がさけるべき食材と避ける量の目安です。
避けるべき食材 | 避ける量の目安 |
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生卵 | 加熱して食べる。半ナマ、半熟も避ける |
魚介の寿司 | 生魚の寿司は避ける |
ビタミンAを含む食材
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2,700㎍RAE/日まで
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参考:子育てライフ
通常、少量の水銀は摂取しても体外に排出されますが、妊娠中は胎児に水銀が送られるため、発達への影響が懸念されます。妊娠中はなるべく避けたほうがよいでしょう。
卵にはサルモネラ菌がついていることがあり、摂取すると強い腹痛や下痢などの食中毒の原因になります。特に妊娠中は免疫が低いので、感染率が上がる生での摂取は避けて、しっかり加熱したものを食べてください。
水銀を取り込んでしまうという理由とともに、生魚は細菌やウイルスで食中毒を起こすことがあります。妊娠中は免疫が低いので、生魚は避けた方がよいでしょう。
ビタミンAは、過剰摂取によって胎児の形成異常を引き起こすことがあります。妊娠中は、レバーやアナゴ、うなぎなどのビタミンAが多いものは少なめに摂取し、ビタミン剤やサプリメントなどで過剰摂取にならないようにも注意してください。
また、βカロテンの状態で摂取すれば必要量のみビタミンAへ変換されるので、βカロテン(人参、ほうれん草、モロヘイヤなど)で摂取しましょう。
妊娠中はカフェインが身体から排出されづらくなり、大量に摂ると赤ちゃんの発育が遅くなったり、低体重、早産、死産になったりする可能性が高まるといわれています。
海藻類(特に昆布)に多く含まれているヨウ素を取りすぎると、胎児に甲状腺の機能低下が起こるリスクが高まると言われています。
ひじきはヒ素を多く含んでいることがあります。健康な成人(体重50kg)の人でも、毎日乾燥ひじき4.7g(一週間当たり33g)以上続けて食べることは発がん性リスクが高まると言われています。過剰に食べるのではなく、1日小鉢1皿くらいの量であれば問題ありません。
今後お腹が大きくなってくると立ち姿勢が歪んでしまい、腰痛を起こす人が多くなります。腰痛予防のために、背筋を伸ばすことを習慣づけておきましょう。
まっすぐ前を見て肩の力をぬきましょう。腰は反らさず、頭の上から引っ張られているようなイメージです。
肩がすぼまっており、背中が曲がっている状態。または腰を反らせて顎があがっている姿勢だとよくありません。悪い立ち姿勢を続けることで腰痛になってしまう恐れがあります。
寝るときは仰向けになりましょう。
仰向け姿勢は、膝を少し浮かせる、膝の下にクッションなどを入れると楽になります。
妊娠初期では自分にとって寝やすい姿勢で体を休めることが大切です。
お腹の中で胎児が育っているので、圧迫を避けるためにうつぶせ寝は出来るだけ避けてください。しかし、妊娠初期では胎児への影響も大きくありませんので、そこまで気にする必要はありません。うつぶせ寝を避けるように練習するようにしましょう。
「立ち仕事」は1時間程度で休憩を取るようにしましょう。2~3時間立ちっぱなしだと足腰に負担が出てきます。デスクワークなど「座り仕事」はむくみの原因になるため1時間おきに休息を取り、少し体を伸ばし歩くようにしましょう、
しばらく休憩しても体調が戻らなければ早退して、かかりつけ医を受診しましょう。
ウォーキングや水泳、ヨガなど、無理をしなければ問題ありません。
正常な妊娠経過かつ健康体であれば、週に2〜3回、1回あたり60分以内の運動であれば問題ないといえるでしょう。
ただし、激しい運動やジャンプの多い競技などは避けてください。
この時期の「NG運動例」と「OK運動例」です。
NG運動例 | OK運動例 |
息切れを伴うランニング | 軽いウォーキング |
バスケットボールやバレーボール | 軽いヨガ |
激しいダンス | 水泳(ゆっくり) |
サッカー | ストレッチ |
長時間立ち続ける家事は控え、重いものは持たないようにしてください。
また生活では疲労をためない、ストレスを溜めない、休息は適度に取る、睡眠をしっかりとるようにしましょう。
特に体調がよければ性行為を行っても問題ありません。
一般的には、妊娠の経過が順調であれば、性行為は問題ありません。性行為が早産などに影響があるという報告もあれば、関連がないとの報告もあります。主治医に相談すると安心です。
ただし、妊娠中の性行為は、感染症にかかると胎児に危険が及ぶため、避妊具を使用してください。
妊娠前に比べ妊娠中は免疫力が下がっているため、子宮内に細菌が入ることで、早産になるリスクがあります。
また、性行為により分泌される「オキシトシン」というホルモンが、子宮収縮を促し、流産や早産のリスクとなる場合があります。
また、出産が近くなってきた妊娠後期は、精液が子宮の収縮を促すので性行為は控えましょう。
痛みや出血がある場合や、つわりが辛いなどの体の不調もまずはかかりつけ医に相談をしましょう。
妊娠によって、体にはあらゆる変化が起きています。思いもよらない症状が出ることもあります。妊娠が体に影響しているのか、別のものなのか判断するために診察が必要です。
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