1歳半の言葉の発達目安!早い・遅いけど大丈夫?喋らない|医師監修
公開日:2019-10-04
| 更新日:2023-02-28
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1歳半の子どもは、どれくらい喋る?
言葉の数や特徴を、お医者さんがわかりやすく解説。言葉の理解度や、教え方についても紹介します。
1歳半の言葉発達目安
1歳半が話す「言葉」の平均的な目安は?どれくらいなのでしょうか。
話し方の特徴
「おうむ返し」や、「宇宙語」などを話す子どもが多くいます。
子どもの多くが、近くにいる大人の言葉を「おうむ返し」や、自分の口から出る音が面白くて発しているといった程度です。「宇宙語」と言われるような大人からしたら意味不明の言葉を操る子どもも多くいます。
自分なりに話せていると一生懸命話しかけてくる子どももたくさんいます。
言葉の数
何十語も話す子どもから、まだ数語しか話さないなど、個人差が大きい時期です。
「ワンワン」「ニャーニャー」「ママ」「パパ」など簡単な単語を覚え、話すようになります。「いや」「はい」など、感情を取り入れた言葉を使える子もいます。
発音の特徴
まだまだ、「あぅー」や「んまんま」といった喃語が多いです。母音の発音が難しいこともあります。
まだ小さい時期は、舌やアゴが発達していないので、滑舌よく喋るというのは難しいものです。
まだまだ、単語が出ない場合や、母音がはっきりしないこともあります。大きい声を出して、大人の興味を引く子もいます。
言葉が出てくるのが遅い…大丈夫?
言葉がでてくるのが遅いのですが、大丈夫でしょうか?

子ども自身が何かしらの欲求を表現して、「ママ」「パパ」や身近な名前「パン」「まんま」などを一つでも発していれば、さほど心配する必要はありません。
発達障害の可能性は?
1歳半では、発達の個人差が大きいです。
「言葉が出ていないから発達障害だ」と一概には言えません。
確かに、言葉が遅い、言葉が出ないという場合は発達障害の可能性がある場合もあります。言葉が出ず、簡単な命令がわからない、人と目をあわせない場合などでは、自閉症などの発達障害の可能性はあります。
1歳頃の発達障害の特徴
- 言葉が全く出ない
- 簡単な命令がわからない
- 人と目をあわせない
何かしら心配があれば、小児科に相談をしてみましょう。
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言葉が出てくるのが早すぎる?
言葉がでてくるのが早かったのですが、賢いのでしょうか?

発達が早く、理解力が発達しているのでしょう。
保育園に通っていたり家族が多いと、言葉を多く耳にするので、お話が上手な場合があります。発達の個性のひとつと考え、伸ばしてあげてください。
男の子と女の子に発達の差はある?
一般的に、「女の子の方が発達が早い」といわれています。
女の子の言葉の発達が早いのは、言語をつかさどる脳が、より早く発達するためとされています。
しかし、性格や家庭環境の違いもあります。まだ、あまり気にしないでも大丈夫です。
1歳半だと「言葉をどれくらい理解している?」
1歳半ぐらいだと、どれくらい大人のいっていることを理解しているのでしょうか?

簡単な指示や、「ダメ」と言ったことは理解してくる時期です。
そのとき理解していなくても、話しかけ続けることで、様々な経験を得て記憶として残りやすく、理解していきます。
1歳半の子どもの「言葉の教え方」

1歳半の子どもと、どうやってコミュニケーションをとるのがいいですか?

ママ・パパ自身が楽しみながら、話す楽しさを教えていきましょう。
① まずは、たくさん話しかけてみよう!
話しかけることで、話す楽しさを覚えさせましょう。
「おはよう」「今日は公園に行こう」「ママは、お腹が空いたよ。○○くんは?」など、コミュニケーションをとることが大切です。個人差はありますが、話しかけが少ないと話すのが遅くなる場合があります。
ママ・パパが話しかけるコツ
赤ちゃんがまだ話さないので、ママが一人で喋るのは難しいという相談を受けることもあります。その場合は、行動を言葉にすると良いでしょう。
例)ご飯を食べる時に…
「ご飯を食べよう。これは、かぼちゃだよ。こっちは、人参。お魚を食べてみようか」
階段を上る時に…
「階段を登ろうね。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」というように言葉に出していくクセをつけてみましょう。
そうするとママ・パパもいつの間にか、言葉を発する機会が増えますよ。
② 歌って踊って、言葉を楽しもう!
1歳半になると、音感が出てきて、歌う・踊るということができるようになります。
一緒に歌ったり、踊ったりして、言葉と音楽を楽しみましょう。
③ あてっこゲームをしてみよう!
物の絵が描いてあるカードを挿して、当てっこゲームなどもできるようになってきます。
「これなーんだ?」とゲーム感覚で話しかけてみましょう。また、絵本を指し示しながら「鳴き声」や「音」を出しても喜ばれます。
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④ 身近なものの「音」を表現してみよう!
音遊び・鳴き声遊びをしてみましょう。
乗り物の音遊びの例
車「ブッブー」、自転車「チリンチリン」、電車「がたんごとんがたんごとん」
動物の鳴き声遊びの例
猫「にゃー」、犬「ワンワン」、ライオン「がおー」、象「パオーン」など
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我が家はこうやった!「言葉の楽しみ方」
絵本を読み聞かせしたり、童謡を歌ったりします。また、散歩中に子供が興味を持ったものがあったら、触らせたりしながら名前を教えてあげます。
(1歳の女の子のママ)
言葉を教えるときは、動作や表情をつけるようにしていました。子どもの興味を引き出してあげて、笑顔で接すると、子どもも喜んでくれます。
(0歳と6歳の男の子のママ)
自分で何か言いたそうなときには、なるべく自分で喋らすようにして、こちらからはあまり話さず言葉が出てくるのを待つようにしました。
あとはおもちゃで遊んでる時に「これなに?」と聞いたり、車が大好きだったので車の歌などを聞かせてあげると、楽しく言葉を覚えて喋っていました。
(小学3年生の男の子のママ)
間違って話しても、「違うよ」とは言わずに正しい言葉を重ねて言ってました。とにかく楽しく話せるのが1番かと思います。例)たまご→またご!といってたら、たまごだねーとか。
(大学生の女の子のママ)
親の真似をして声を出してもらう。
あーって言ってみて?って聞いてあーって言ってくれたら、
次はいーって言って?っと言いながら単語を一字づつ言ってもらう。
アンパンマン なら「あー、んー、ぱー、んー、まー、んー」
っと言ってもらって、それを動画にとって、
アンパンマン って言えたねーっと一緒に喜ぶ。
すると本人も嬉しくて真似してくれる事が多くなりました。
(3歳の男の子と6歳の女の子のママ)
うちの息子はしゃべるのが遅かったので、とても悩みました。
健診の時に相談したら「たくさん話しかけて下さい」と言われたので、とにかくたくさん話しかけました。一番がんばったのは絵本の読み聞かせです。
まずは「がたんごとん」や「ぽこぽこ」等、音を楽しむ絵本をたくさん読みました。そのうち子供が色が好きになったので、色の絵本を購入して色の名前をひたすら読み聞かせました。
子供が楽しそうな反応をみせる本は何回も読みました。なかなか言葉が出なかった子供でしたが、一語から二語へと少しずつ話すようになりました。
(小学3年生の男の子のママ)
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