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子どもが産まれてからずっと夫婦関係が冷え切ってる…
この状態、いつまで続く…?
長引く「産後クライシス」を抜け出すための対策を専門家に聞きました。
産後クライシスを乗り切った先輩ママ・パパの体験談も紹介します。
産後は出産前に比べて家庭環境が激変するため、「産後クライシス」と呼ばれる夫婦関係の悪化した状態が長く続くことは珍しくありません。
夫婦がお互いに関係改善に努めなければ、出産前の関係に戻れないことも考えられます。
という人は産後クライシスに陥りやすいです。
出産後はホルモンバランスの変化などで、体調が万全でないにもかかわらず、ママが頑張って動かなければ家事や育児が回りません。
このときに感じる寂しさ・不満・負担が、産後クライシスを引き起こすことが多いです。
特にパートナーが、育児や家事の大変さをいたわらないタイプだと関係はさらに悪化します。
産後クライシスを抜け出すには、夫婦間での会話を続け、お互いを思いやる習慣が必要です。
新たな行動や関係性が習慣化されると、産後クライシスが改善される可能性があります。
毎日何かひとつでもいいので、相手の立場に立った行動をしてみましょう。
パパは、
などを行い、「今日もありがとう」と伝えてから就寝するのが理想です。
ママも「お仕事お疲れ様」の言葉を伝え、お風呂のお湯を入れておくなど、できることだけ行いましょう。
お互いに感謝の言葉を伝えることで、ママ・パパの気持ちを安定させます。長い文章で伝えなくてもいいので、毎日お互いが言葉で発するようにしてください。
些細なことでもいいので、今日あった出来事を報告し合いましょう。
話しにくいときは、代わりにトランプや小さなゲームなどをしてもよいかもしれません。
互いに存在を認め合うために、会話をするきっかけを持ち続けることが重要です。
パパはママの話を一度ゆっくり聞いてみてください。
子育ては大人1人で行うのは困難です。子育てを手伝ってあげるという態度ではなく、「時間と苦労と楽しみを共有する」という時間を過ごしてみましょう。
また、産後クライシスは、「産後うつ」が背後に潜んでいることがあります。ママの様子がおかしくないか定期的にチェックしてあげてください。
パパは毎日一つでもいいので、育児か家事を引き受けてみましょう。
家事が苦手な人は、おかずにお惣菜を買ったり、風呂掃除とお湯張りをしたりするだけでも構いません。
パパがママや子どものために行動し、毎日少しずつでも考えていることが伝われば、産後クライシスを抜け出す手がかりになるでしょう。
\ココがポイント!ママの気持ち/
ママはパパに「家事や育児の大変さをわかってもらいたい」それだけです。
パパに全てをやってもらいたいと考えているわけではありません。パートナーとして、一緒に大変さを感じてほしいのです。
反対にママは、パパのことも少し気にしてあげましょう。
仕事をして体が辛いときは言葉で労わることを努力しましょう。お互いを認め合い、お互いの仕事に感謝を伝えていきましょう。
何度も夫婦で話し合い、何がどう辛いのか、分かって貰えるまで話しました。その話をしていく中で、自分は解決策を求めていたのではなくただひたすら話を聞いて欲しかったことに気づきました。解決策を出そうとする相手に、ただ話を聞いて欲しい、ということを理解してもらうまでに時間が掛かりました。悩んでいるなら解決する糸口を見つけようとする相手はイライラするばかりでしたが根気強く話し合い、理解してもらうことが出来ました。
また些細なことでも感謝の気持ちを伝えるようにしていくと、相手がこちらの意志を読み取って自ら動こうとしてくれる回数が増え、だんだんと楽になっていった記憶があります。
(3歳と小2の女の子ママ)
▼参考
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