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子どもに、あれをやらせて、これをやらせて、もう!毎日疲れる!
そんなヘトヘトなママやパパの子育てへの考え方がガラッと変わるかもしれない、新刊が出ました。
編集者歴20年。雑誌編集の専門学校を卒業後、出版社でインターネット関連のムックや書籍を編集担当。その後数々のエンタメ系インターネットメディアでお世話になり、現在は「kosodate LIFE」を編集担当。子どもは小2女子と年少男子の2人で、日々怒らないように、過干渉にならないようにと精進中。
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2月6日に発売された新刊『子どもが自ら考えだす 引き算の子育て』は、全く違う授業をする2人のカリスマ教育者がタッグを組んで書かれた本です。
いまや、「〇歳までに〇〇をしないと…」「〇〇はやってはいけない」など、子育て論はいろいろなエビデンスがあふれていますよね。
その数だけ、親は翻弄されて、子どもにやらせるために、疲れてしまっているということ。
世の中に溢れる子育て論を、バッサリと2人のカリスマが仕分けして、子育ては引き算だと説いています。
カリスマ教育者の2人の授業では、教えなくても「子どもが夢中で考え続ける」のだそう。
写真左が宮本哲也さん、写真右が井本陽久さん。
その授業内容は、独特で、他にはない、新しさを感じます!おもしろそう…。
以下、宮本哲也さんと井本陽久さんのプロフィールです。
宮本氏がたった1人で運営する「宮本算数教室」は、カリキュラムも教室の所在地も非公開。それにもかかわらず、最難関中学合格者を多数輩出し、MBS系のドキュメンタリー番組「情熱大陸」でも取り上げられました。
その授業スタイルは独特で、授業時間の9割が無言。生徒一人ひとりが宮本氏自作の算数パズルに取り組むスタイルです。授業中、宮本氏は何も教えません。パズルのルール説明もほとんどなし。解けた生徒が手を挙げると、そっと隣に行って答え合わせをします。たったそれだけ。静寂の中、生徒たちは夢中でパズルを解き続けます。
井本氏は、元・栄光学園の数学教師として数学オリンピック上位入賞者を多数育成し、NHK『プロフェッショナル〜仕事の流儀』でもその教育哲学が特集されました。2016年からは私塾「いもいも」を主宰。
いもいもの授業は、宮本算数教室とは対照的に賑やか。正解がなさそうな問いを投げかけ、講師と子どもたちが「ああでもない、こうでもない」とワイワイ議論を繰り広げます。授業は即興(インプロ)で進み、脱線も日常茶飯事。それでも生徒たちは高い集中力で試行錯誤を続けます。
静かな授業と賑やかな授業で、真逆に見える2人のカリスマですが、その教育観は完全に一致しているのだそう。
ずばり、「余計なことはしない」。
くー難しいですね…。わかるけど、細部が重要な気がします。
そして本書の3人目の共著者として、おおたとしまささんも参加しています。
幼児教育から中学受験、名門校、不登校、教育格差、教育虐待まで、さまざまなテーマで教育現場を取材している、おおたさん。おおたさんいわく、「子育てや教育について知ればしるほど、むしろ、親ってほんと無力なんだなという結論に近づいていきます」と…。
本書では、宮本さんと井本さんの哲学に共感しつつ、ときには読者の目線に立つファシリテーターのような役割を担っています。
「子どもには自ら育とうとする力と人生を切り拓く才能が備わっており、それが開花するのをにこにこしながら見ていてあげればそれだけでいい。それが、子どもにとっての最善を引き出す最も良い方法だ」
子どもが夢中になれることが見つかるまではどうすれば?という疑問が早速出てきてしまいましたが…(泣)。
細かく理解するためには、本を読むがよさそうです。
「できるできないはどうでもいい」
「子どもを信用できないのは、自分を信用していないから」
など、痛い!痛すぎるほど刺さる気になる見出しがいっぱい。
難しく、つまらなくなりがちな教育論の本も、「ゲラゲラ笑って読める」のはいいですね!
『子どもが自ら考えだす 引き算の子育て』/Amazon、楽天
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