もくじ
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5歳までにほぼ全ての子どもが感染するというロタウイルス。
ロタウイルスは、嘔吐や下痢などの症状を伴うウイルス性の胃腸炎をひきおこします。
感染予防のためにできることや、感染した際の症状、病院受診のタイミングを解説します。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
赤ちゃんの時に感染してしまうと、まだ、小さく弱い体に負担がかかります。
特に2歳未満の乳児は、脱水が進み重度の脱水症となってしまうことがあります。重症感染の場合には、腎不全・心筋炎・脳炎などを引き起こしてしまう場合もあります。
これらの症状による脱水症状に特に注意が必要です。
ロタウイルスが口に入ることで感染します。感染者の便を処理した後に十分に手を洗っても、手や爪にウイルスが残ることがあり、感染が広がることが多いです。
ロタウイルスには特別な治療法がありません。重症化を防ぐためにできることとして「ワクチン」があります。
また、感染による重症化を防げるため、脳症や脱水、急性腎不全等の重篤な症状となる可能性が低くなります。
<ワクチンの種類>
1価ワクチン(ロタリックス)
・・・2回経口接種(生後6週から24週まで接種可能)
5価ワクチン(ロタテック)
・・・3回経口接種(生後6週から32週まで接種可能)
赤ちゃんが内服後2週間は、腸重積症の初期症状に注意して下さい。服用後、不機嫌が続いている・嘔吐する・血便がでるなどの初期症状と思われる症状があれば、早めに医療機関を受診してください。
ロタウイルスに感染してしまったらどうする?「食事」や「正しい看病の方法」を解説します。
月齢の低い赤ちゃんほど、すぐに脱水傾向があります。
通常は数日で、症状が快方に向かいますが、元気がない、顔色や呼吸がおかしいと感じたらすぐに病院を受診してください。嘔吐、下痢の回数や状態を記録し、病院を受診する際に持参すると医師に症状が伝わりやすくなります。
大量に飲ませると、また吐いてしまいます。吐き気がおさまったら、水分を与えましょう。経口補水液や母乳、ミルクをあげてください。
離乳食を始めている赤ちゃんでも、母乳やミルクが飲めていれば、食欲がない場合は無理して食事を与える必要はありません。食べたがるようであれば、胃腸が弱っているので、特に柔らかくしたおかゆやうどんを少しずつ与えましょう。
それまでは、お湯で絞った温かいタオルで軽く汗を拭いてあげましょう。
嘔吐、下痢便のついたオムツや衣類は、適切に処理をして、家族間で感染が広がらないようにしましょう。
ロタウイルスは、発熱、嘔吐、下痢と言った症状が数日続きます。
このような症状がある場合は、病院を受診しましょう。
<受診すべき症状>
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