【ママ50人体験談】妊娠中の旅行は後悔する？リスク＆気をつけること

妊娠中に旅行してもいい？
マタ旅して後悔したママはいる？

「妊娠中の旅行で後悔したことがあるか」先輩ママに聞きました。

妊娠中に旅行するリスクや、旅先の選び方・気を付けることもご紹介します。

【体験談】妊娠中の旅行で後悔したことはある？

妊娠中の旅行は何かと気を付けることが多いですよね。色々気を配ったつもりでも、「あれをしとけばよかった！」と後悔することが出てきます。

実際に妊娠中に旅行したことがある先輩ママたちに、失敗談を聞いてみました。

たくさん歩いて体調が…

自分が行きたいという気持ちだけで場所を決めてしまい、沢山歩いたり、坂を登る事になってしまいました。
それが原因かわかりませんが切迫になってしまいました。
（1歳の女の子と、4歳の男の子のママ）

東京をブラブラする旅行をしました。
当時7ヶ月でお腹も大きく、徒歩で移動するのがかなり疲れました。
6月ごろでしたが夏のように暑くてフラフラで、夫にタクシーで移動したいと伝えましたが「近距離で何で？！」と理解されず、最終的に限界になりホテルまで戻り、次の日までベッドから動けませんでした。
（3歳と小学校1年生の女の子のママ）

機内でつわりが…

2人目妊娠中8ヶ月の時に、夫の実家に帰省するために飛行機に乗りました。
仕事の都合で夫と長女は先に帰省しており、私は後日一人で飛行機に乗りお弁当を食べていたのですが、どんどん気持ち悪くなり始め、思い切り嘔吐してしまいました。
着陸してから、CAさんがお水をくれたり色々対処してくれ、迷惑をかけてしまいました…。
（0歳と小学2年生の女の子と、4歳の男の子のママ）

食事が楽しめなかった…

つわりもひどく、妊娠中は食べられるものも限られていたので、旅行の醍醐味である食事があまり楽しめなかったです。
もう少しつわりが落ち着いてから旅行したら良かったなと思います。
（1歳の男の子のママ）

妊娠中、生ものを避けるために、「ご飯に生ものがあれば違うものに代用してほしい」と宿泊先にお願いしたら、生もの代わりが苦手なものばかりだったこと。
旅行中ぐらい食べたいものを食べたかったと思った。
（2歳の女の子のママ）

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体調が崩れ直前キャンセル…

妊娠初期に、妊娠7ヶ月ごろに行く旅行の予約をしました。
行く直前で、体調が悪くなり早産になりそうだったので、医者に「安静に」と言われ、泣く泣くキャンセルしました。
（1歳と5歳と小学1年生の女の子のママ）

妊娠中に旅行するリスク

最近では「マタ旅（マタニティ旅）」とう言葉もあるように、妊婦さん向けの旅行が人気です。

安定期に入るとなんとなく安心して、旅行しても大丈夫と感じやすいですよね。

しかし、安定期に入っても妊娠中の旅行は様々なリスクを抱えています。

• 早産・流産のリスクが高まる
• エコノミークラス症候群
• 事故のリスク

などが、妊娠中の旅行の注意点です。

リスクを十分に理解した上で、本当に旅行をする必要があるのか、冷静に判断してみても遅くはないですよ。

早産・流産のリスクが高まる

普段の生活に比べ、旅行中は体も精神的にも負担が大きく、疲れやすくなっています。

妊娠中は特に体調の変化が起こりやすく、お腹が張りやすくなり、切迫早産や切迫流産を引き起こしたり、破水してしまう可能性もゼロではありません。

旅先で破水してしまうと、旅行先で産院を探す必要が出てきます。

また、予定日よりも早くなってしまう上に、感染症を起こすリスクも高まり胎児が危険にさらされることもあり得ます。

エコノミークラス症候群

飛行機や新幹線で長時間移動すると、エコノミークラス症候群を発症するリスクがあります。

エコノミークラス症候群は、長時間同じ体勢でいることで血流が滞り、血の塊（血栓）ができそれが血流に乗って肺の血管に詰まることで引き起こされます。

発症すると脱水症状や、背中や胸が痛くなったり、呼吸が苦しくなり、母体や胎児の命に関わります。

事故のリスク

万が一、転倒や交通事故などのトラブルにあってしまう可能性もあります。

妊娠中は体も重く、妊娠前では怪我をしないような転倒でも大きな影響が出てしまうかもしれません。

また、トラブルが起きても旅行先ではなかなか産科医院が見つからないかもしれません。特に海外では医療費も高額になってしまう場合もあります。

参考：産婦人科医が伝えたい「妊娠中の旅行」の危険性

後悔しない！妊娠中の旅行先の選び方・気を付けること

妊娠中に旅行する際に気をつけるポイントとして、

1. かかりつけの病院まで2～3時間の距離の範囲で選ぶ
2. 飛行機はできるだけ避ける
3. 1泊2日で行ける距離にする

の3つは守るようにしましょう。

その他、交通の便が良い場所や、部屋にお風呂がついている部屋を選ぶ、マタニティ旅行プランを選ぶ、観光する時間を少なめにするなど、体調を考慮しながら無理のないスケジュールにしましょう。

先輩ママ達が実際に旅行先を決める際に気を付けていたことを伺ってみました。

かかりつけの医院から近い場所を選ぶ

かかりつけの病院から車で1時間内の旅行先で選択し、飛行機は乗らない。
宿泊は1泊2日がいいと思います。
（3歳の女の子のママ）

自宅の車を使って移動

なるべく車で行ける距離を選びました。
道中もし体調が悪くなっても車なら引き返したり、サービスエリアなど立ち寄ってすぐ対処がしやすいと思ったからです。
（1歳の女の子のママ）

母子手帳と保険証は忘れずに

出掛けるときは母子手帳や健康保険証も携帯したり、観光に行く場合はすぐに座って休憩できるような場所が多いところを事前に確認しておくといいと思います。
（5歳の男の子と、小学1年生の女の子のママ）

旅行先の産院を調べておく

必ず母子手帳や保険証などは持っていき、滞在先の産婦人科など調べておくといいと思う。
（2歳の女の子のママ）

妊婦の旅行はいつまでOK？

安定期である妊娠16週（妊娠5ヶ月）から28週（妊娠8ヶ月）までの間には基本的に旅行に行っても問題ないでしょう。

妊娠初期は流産しやすく、胎動も自覚できない時期なので赤ちゃんが元気にしているかどうか自己判断できません。そのため、何かあったときすぐに病院へ行けるよう近場にとどめておいた方が良いでしょう。

妊娠後期も、いつ陣痛や破水するかわかりません。飛行機や新幹線は避け、できるだけ近場にとどまるようにしましょう。

ですが、妊娠中の体の状況はひとりひとり違います。旅行へ行く際は必ず主治医に相談し、長時間の移動は避けるなど無理しないようにしましょう。

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