もくじ
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デリケートな子どもの耳。
耳掃除、自分でやるのは不安…。
「耳掃除だけで耳鼻科に行ってもいい?」
「保険適用はどうなるの?」
そんなギモンをお医者さんに聞きました。医療機関で耳かきをするメリットや、「医療機関で耳掃除をした方がいいケース」についても解説します。
大正時代祖父の代から続く耳鼻咽喉科専門医。クリニックでの診療のほか、京都大学医学部はじめ多くの大学での講義を担当。マスコミ、テレビ出演多数。
平成12年瀬尾クリニック開設し、院長、理事長。
京都大学医学部講師、兵庫医科大学講師、大阪歯科大学講師を兼任。京都大学医学部大学院修了。
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「奥の方まで耳掃除をしないと気が済まない」という方もいますが、本来頻繁に奥の方まで耳掃除する必要はありません。「耳の奥に耳垢が見える」という場合も、時間がたてば自然にでてきます。耳掃除は、月に1回程度、綿棒で見える範囲にある耳垢をサッとるだけで大丈夫です。
無理に耳の中をこするのは止めましょう。
耳かきのし過ぎは、耳にはよくありません。外耳炎などの原因になります。
耳鼻科で耳掃除をしたほうがよいケースもあります。
という場合は、耳掃除のために耳鼻科を受診されます。
耳の中で耳垢が剥がれると、”ゴロゴロ”と音がします。
子どもが「耳の中で音がする」と言うときも、耳垢が原因のことが多いです。まれに、虫や異物が入っていることもあるので、確認は必要です。
また、耳垢がたまって「耳垢栓塞(耳垢がたまりすぎて、耳栓のように耳をふさいでいる状態)」になるケースもあります。子どもは新陳代謝が活発なので、大人よりも「耳垢栓塞」になりやすいです。その場合、家庭での耳かきでは取れないこともあります。
そんなときは、一度耳鼻科を受診して診察してもらいましょう。
子どもの場合、保険証と医療証を提示すれば、さらに自己負担額が安くなることがあります。
※子どもの医療費の援助の有無は、都道府県ごとに対象年齢は異なります。
自宅で耳掃除を行う時と同様に、あまり頻繁に耳掃除を行う必要はありません。
耳鼻科では、専用の器具(耳垢鉗子や吸引管など)を使いながら、耳垢を除去します。耳垢が硬い場合は、薬を塗ってから処置する除去するじょともあります。
また、小さな子どもにとっても、「医療機関は怖い場所ではない」とわかり、医療機関に慣れることができるのもメリットといえます。
よくある質問
「赤ちゃんの耳掃除はいつからできる?」
「黒・茶色い耳垢がでたけど大丈夫?」
「子どもの耳の奥に耳垢がみえるときはどうする?」
「子どもの耳垢が臭いときは中耳炎?」
といった質問に答えます。
ただし、「耳垢が詰まって聞こえが悪い」「耳から臭いがする」ときなどは医師にお願いしたほうがよいです。
生まれてすぐ、耳から黒い塊がでることがあります。これは羊水の中にいた影響なので問題ありません。
また、子どもは新陳代謝が盛んで、皮脂の分泌量が多いです。
耳垢の量が多かったり、茶色い耳垢がでることがありますが、こちらも問題ありません。
通常、自然にでてきます。
耳の奥まで綿棒をいれて、耳を傷つけてしまうことが多々あります。
耳の中は暗くて、なかなか良く見えません。耳掃除の力加減もわからず、耳垢を無理に取ろうとしてしまいがちです。そのため、家庭での耳掃除では、子どもの耳の中の皮膚を傷つけて「外耳道炎」や「外耳湿疹」を発症させてしまうこともあります。
「外耳道炎」とは
耳掃除などが原因で、耳の中の皮膚を傷つけてしまい、細菌に感染し、痛み・腫れ・耳垂れなどの症状が出ること
「外耳湿疹」とは
耳の中の皮膚をこすったり、刺激が加わるなどして起きる湿疹。かゆいので掻いてしまい、外耳道炎の発症を誘発することもある
鼻水がたまっていると、中耳炎になりやすくなります。風邪をひいた後に、中耳炎になることもよくあります。
赤ちゃんの中耳炎のサイン
というときは、耳鼻いんこう科で一度診てもらいましょう。
医療機関では、丁寧に耳掃除をしてもらえます。
耳垢が溜まりすぎると「耳垢閉塞」という状態になり、耳が聞こえにくくなります。難聴や耳の中で細菌増殖につながることもあるので、医療機関で耳掃除をしてもらいましょう。
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