二人目妊娠~出産後の「上の子ケア」の方法。不安定なときの接し方
公開日:2019-09-17
| 更新日:2022-09-05
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2人目の妊娠・出産で上の子が急に赤ちゃん返り!
なかなか上の子に構ってあげられずかわいそう…。
上の子のケアにお悩みのママは必読。2人目の子どもの妊娠中から育児にかけての上の子の変化や、接し方のコツを先輩ママに聞きました。
上の子に変化はあった?
2人目の妊娠・育児中、上の子に何かしらの変化があったのか、先輩ママ50人に聞いてみました。
(先輩ママ50人アンケート「2人目妊娠で上の子に変化はありましたか?」)
半数以上のママが、「上の子に変化があった」と回答する結果に。
では、どのような変化が見られたのでしょうか。
上の子あるあるエピソード
2人目を妊娠・育児中のママに「上の子にどんな変化がありましたか?」を聞きました。その結果がこちら。

(先輩ママ50人アンケート「2人目妊娠で上の子にどのような変化がありましたか?」※複数回答可)
どんなことがあったのか、詳しく聞きました。
甘えん坊になる

2人目を妊娠する前よりもくっついてくるようになりました。いつでも「ママ、ママ」とついて回るようになりました。
(0歳と2歳の男の子のママ)
ママから離れようとせずにずっとくっついたり、抱っこをせがまれて苦労したママも多いです。
赤ちゃん返りする
下の子が産まれて、1ヶ月を過ぎたあたりから急に赤ちゃん返り!おっぱいを飲みたがったり、抱っこをねだってくる回数も増えました。
(3歳の女の子と小学1年生の男の子のママ)
おしゃべりが上手だったのに、急に赤ちゃん言葉に戻ってしまったという上の子の変化があったママも。
できることをしなくなる
今まで自分ひとりで手を洗えていたのに「ママ、一緒にやって~」と甘えたり、1人で着れていた洋服も着せてと言ったり、気をひこうと甘えるようになりました。
(3歳と小学2年生の男の子のママ)
「ママにやってもらわないと嫌だ!」とワガママを言う上の子に苦労したママ多数!
感情が不安定になる

突然聞き分けが悪くなったり、そうかと思えば無理して取り繕っているように見えたりと、上の子なりに我慢しているようでした。
(2歳と4歳の男の子のママ)
他にも、下の子ができてからは奇声を発したり、癇癪をおこしたりするようになる場合もあるようです。
オネショやおもらしが多くなる
妊娠がわかる少し前にトイレトレーニングを始め、すぐに漏らさずにできるようになりました。しかし、妊娠がわかるぐらいの頃から急にお漏らしが増え、保育園以外ではほとんどオムツをするようになってしまいました。
(2歳と5歳の男の子のママ)
子どもながらに不安を感じているのかもしれません。
他には、夜泣きをするようになったり、保育園や幼稚園に行きたくないとダダをこねだしたという変化もあるようです。
妊娠中の上の子のケア
では、先輩ママはどうやって上の子をケアしていたのでしょうか。
愛情を言葉にする
お腹が大きくなるまでは抱っこをよくしていました。お腹が大きくなってからは寝る時や一緒に過ごしている時によく抱きしめてあげて、「〇〇が一番好きだからね。赤ちゃんが生まれてきてもあなたが一番だからね。」というような言葉をよくかけるようにしていました。
(0歳の女の子と2歳の男の子のママ)
言葉にして愛情を伝えてあげれば、上の子も安心して赤ちゃんを迎える準備ができそうですね。
他には、上の子がお腹をさすってくれたら、「ありがとう。お腹の子も喜んでいるよ!」と褒めてあげるというママもいました。
2人の時間を大切にする
「お姉ちゃんになるんだよ」と伝えた日から8ヶ月間、2人の時間は大切にしたと思います。寝る前は毎日必ず1時間以上お布団でできる事、本を読んだり、お腹を触りながらお姉ちゃんになったら何をしたいかとか、たくさん話しました。
(小学3年生の男の子と小学5年生の女の子のママ)
たくさんお出かけをするというママや、寝る前の時間にゆっくりコミュニケーションをとるママもいました。
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最後に、2人目が出来た時の上の子への接し方のポイントをご紹介します。
一緒にお世話をする
オムツ替えやミルクなどお手伝い出来そうなことには声をかけて誘って一緒にやらせてみたりもしました。上の子が女の子だったので、本人もリアルおままごとみたいな感じで、嬉しそうにやっていました。
(2歳の男の子と5歳の女の子のママ)
ママの役に立っていると嬉しくなって、すすんでお手伝いをしてくれるようになったという声もありました。上手にできたときは、たくさん褒めてあげましょう!
名前で呼ぶ
お姉ちゃんとは言わず、「◯◯ちゃんだから、頼りにしてるよ」と言うようにしました。
(小学3年生と小学6年生の女の子のママ)
ママ自身も昔、「お姉ちゃんだから…」と言われて嫌だったので自分も言わないようにしているという方もいました。
上の子に選択権を与える
午後のお昼寝と夜寝る時は、どこで寝るか聞きました。その時に気分で弟の横なのかママの横なのか、ぬいぐるみの横なのか自分の寝たい所で一緒に寝よ。と声をかけはしました。自分で決められ事が嬉しかったのか、寝つきがあまりよくなかった娘もわりとすんなり寝てくれました。
(小学3年生の男の子と小学5年生女の子のママ)
本人の望むようにしてあげたら、上の子も満足するかもしれません。
お昼寝時間にスキンシップ
なるべく一緒にいる時間を作った。赤ちゃんのお昼寝の時間を大切に過ごしました。一緒にお話したり、遊んだりぎゅっと抱っこしたり、今までと変わらずベタベタしてふれあう時間を大切に過ごしました。
(6歳と小学3年生の男の子のママ)
たくさんスキンシップをとって、上の子との時間を大切にしましょう。ぎゅっと抱きしめて、子ども安心を感じてもらいましょう。
お兄ちゃん・お姉ちゃんを褒め言葉に使う
お兄ちゃんだから我慢しなきゃいけない、という風には言わないようにしました。
逆に、お兄ちゃんだから良かった、と思ってもらえるように「お兄ちゃんだから〇〇が上手だね」などポジティブな表現にするようにしました。
(2歳の女の子と4歳の男の子のママ)
叱るときに使ってしまいがちな「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」というフレーズ、ぜひ褒めるときに使ってあげましょう。
上の子ケア方法のまとめ

上の子が急に甘えてくるのも、わがままを言うのも「ママ・パパをとられた!」と焦って寂しいからかもしれません。
「あなたのことも、ちゃんと見ているよ」と伝えて、「お兄ちゃん・お姉ちゃんでよかった!」と思ってもらえるように過ごしたいですね。
現実はバタバタしていてなかなか難しいこともあるかもしれませんが、先輩ママの意見を参考に、楽しい兄弟・姉妹育児にしてくださいね。
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