※本記事は2020年2月13日に公開された記事を再編集して掲載しています
小学生におすすめの習い事が知りたい!習い事をさせるメリットってなに?
本記事では、小学生の子どもに習い事をさせていたママ・パパ50人に聞いたアンケートをもとに、人気ランキングと習わせてよかった理由をまとめました。
珍しい習い事や学年・性別別のおすすめ、費用・回数の実態、失敗しない選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
結論:小学生の習い事、初めてなら何がおすすめ?
小学生におすすめの習い事は、スイミング(水泳)・ピアノ・英会話です。
小学生の習い事 人気ランキングトップ10
先輩ママ・パパ50人に聞いた「小学生に人気の習い事トップ10」!

ここからは、ランキングと習わせてよかったと思うポイントを紹介します。
第1位 スイミング(水泳)

小学生の習い事で圧倒的に人気なのは、「スイミング(水泳)」でした。
基礎体力づくりや学校の授業対策に直結するため、多くの家庭が選んでいます。
東大生が小学生のときに通っていた習い事の一位が「水泳」だったというリサーチもあり、学習面でも注目度が高まっています。(出典:『プレジデントムック 塾 習い事選び大百科2017完全保存版』)。
体全身を使うので体力がつき、風邪も引きにくくなったから。
また、様々な泳法を習うことで学校での水泳教室の際に手本となり、自信がついたようです。
(小学4年生の女の子と小学1年生の男の子のママ)
幼稚園の頃にスイミングを習わせました。
目的は体力作りだったのですが、体力がつくと同時に泳げるようになって、水を怖がらなくなったので習わせて良かったと思います。
小学校に上がってからも、夏の水泳の授業ではヒーローになれたらしく、喜んでいました。
(小学4年生の男の子のママ)
第2位 ピアノ

小学生の習い事では、「ピアノ」も人気でした。
「人前で発表する勇気が身に付いた」「リズム感がよくなった」という声がママ・パパから上がりました。
情操教育に役立ち、感受性を育むためにも注目したい習い事です。
ピアノは発表会もあるので、大勢の前でも物おじせずに堂々と発表することができている。
(0歳と5歳と小学1年生の女の子のママ)
ピアノは音感やリズム感がつきました。
(0歳と2歳と小学3年生女の子と、小学4年生の男の子のママ)
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第3位 英会話

小学生の習い事では、「英会話」も注目が高まっています。
ママ・パパからは、「コミュニケーション能力が上がった」「苦手意識なく英語の授業を受けられた」という声が寄せられました。
2020年度からの学習指導要領改訂によって、小学生3年生から外国語・英語の授業が行われることになり、今後もますます人気になることが予想されます。
英会話は、外国人の先生に習っているので、コミュニケーションを図ろうと発音を意識できるようになって、よかったと思っています。
(小学2年生の男の子と小学4年生の女の子のママ)
英語は今でも何の抵抗もなく楽しく学校の授業を受けることができているようです。
(小学4年生と小学6年生の男の子のママ)
第4位 習字

集中して一つ一つの文字を完成させていく習字。
「集中力」「字を丁寧に書く」などのスキルが身に付きます。
習字は字が綺麗になる事はもちろんですが、長時間正座して丁寧に字を書くので集中力がついて良かったと思います。
(小学3年生の女の子と中学1年生の男の子のママ)
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第5位 通信教育
勉強が苦手なお子さんにもおすすめの通信教育。
通信教育は従来のテキストに加えて、最近はタブレット学習が主流になりつつあります。
「家庭での学習習慣がつく」「苦手意識なく勉強に取り組める」というメリットがあります。
通信講座は宿題以外でも家庭での学習習慣ができて良いです。
(小学1年生と小学3年生の男の子のママ)
子どもチャレンジのタブレットを使った学習がゲーム感覚でできるらしく、毎日自分から取り組んでいるのでやって良かったなと思う。
(3歳と小学5年生の男の子と、小学2年生の女の子のママ)
第6位 そろばん
習い事の定番ともいえるそろばん。
算数への苦手意識がなくなり、成績アップにつながったというママ・パパの声がありました。
「正確で早い計算力」「集中力」などのスキルが上がります。
子供が2年生頃からそろばんを習わせていますが、そろばんのメリットはやはり暗算の速さとたくさんの数字を見ても怖くないところです。
(2歳と高校1年生の男の子と、中学1年生の女の子のママ)
算数に興味が出て、計算が早くなりました。
周りの子達も黙々とやっている環境なので、集中力が続きやすいみたいです。
(5歳と小学3年生の男の子のパパ)
第7位 学習塾

学校の授業の予習、復習になるので成績が上がったという声が寄せられました。
長期休暇中も塾で勉強するので、勉強のモチベーションを保てるのも嬉しいポイントですね。
「学校の授業が理解しやすくなる」「家庭学習の習慣がつく」などのメリットがあります。
学校の宿題は少ないので学研教室の宿題をやることにより、家庭学習の習慣がつきました。
教材の内容も良く学校より先取りしているので、学校の授業も理解しやすいと本人が言っています。
(小学6年生の男の子と高校1年生の女の子のママ)
第7位 プログラミング
小学校での必修科目となり、人気が出てきているプログラミング。
ロボットやゲーム作りなどを小学生のうちからすることで、「想像力が豊かになる」「ITに強くなる」というスキルが身に付きます。
プログラミング教室に通ったことで、様々な機械や物事の仕組みを考えられるようになりました。
ゲームをするにしてもその作成の難しさまで想像できるようになり、世の中の仕組みや自分の将来を考えるいい機会になったと思います。
(2歳と小学6年生の男の子のママ)
プログラミングは未だ継続中ですが、一般的なパソコンの操作は習得しており、休校中のオンライン授業も問題なくこなせました。
(小学5年生と中学2年生の男の子のパパ)
第9位 ダンス
他校にもたくさんのお友達ができるダンス。
全身を使って踊るので、「体力がつく」「人前に出る度胸が身に付く」というメリットがあります。
イベント等に出演したりした事で人前に出る事の恥ずかしさや抵抗がなくなり度胸が身に付いた。
(17歳の女の子のパパ)
第9位 空手

空手を習うことで、「礼儀作法が身に付く」「精神的に強くなる」などの声がありました。
空手を習い始めて、礼儀正しくなりました。
目上の方にきちんとした言葉遣いで話したり、挨拶も大きな声でできるようになり習わせて良かったです。
体力・礼儀・精神力がついたので、これからも続けさせたいです。
(2歳と小学4年生の男の子のママ)
女の子なので、護衛術は必要と思い空手を習わせています。集中力のない子だったので、空手を通して集中する力が少しずつついてきました。
(小学2年生の女の子のママ)
第10位 サッカー
チームで一つの目標に向かっていくことによって、仲間との絆が生まれるサッカー。
「思いやりの気持ちが芽生える」「協調性が身に付く」という声がありました。
サッカーは、チームプレーなので、相手を思う気持ち、友達を大切にする気持ち、努力することなどを学べて良いと思います。
(小学3年生の男の子のママ)
集団行動と協調性を養うことができる点。
(小学2年生の男の子のパパ)
【番外編】小学生の珍しい習い事
惜しくもランク外だった「ちょっと珍しい小学生の習い事」を紹介します。
ボイストレーニング
歌うことが好きなお子さんにおすすめの「ボイストレーニング」。
好きなことなら楽しく続けられますよ。
ボイストレーニングに通っています。
幼い頃からずっと歌いながら遊んでいるようなこどもでした。プロの先生に基礎の発声から丁寧に教えてもっています。
流行りの歌など自分が歌いたい曲で細かいテクニックも教えてくれます。好きなことだから、とても楽しく通っています。
好きなことを伸ばしてやれるのなら、習わせてよかったなと思います。
(3歳と小学2年生の女の子のママ)
キックボクシング
体幹が鍛えられ、体力も身に付く「キックボクシング」。
個人競技なので、集団競技が苦手なお子さんにもおすすめです。
キックボクシングを習わせていますが、ただ蹴る、パンチするではなく様々な基礎トレーニングをしてくれるので、体幹が鍛えられていいと思います。
また、異年齢の人と一緒になることも多く、挨拶など基本的なマナーも覚えられます。人と競う内容ではないのもいいと思います。
(小学2年生の男の子のママ)
パーカッション
パーカッションを習うことで「リズム感が身に付いた」という声もありました。
4歳からパーカッションを習っていました。
色々な打楽器を扱い身体も使うので、とても音感のある子供に育ちました。
(5歳と中学2年生の男の子と、小学5年生の女の子のママ)
【未来編】将来的に習わせたい習い事

ママ・パパたちはこんな習い事も視野にいれてます!
「将来的に習わせたい習い事」をママ・パパに聞いてみました。
チームスポーツ
野球。チーム競技もやらせたい。
(小学2年生の男の子のママ)
「集団での活動が苦手なので、習い事を通じて学ばせたい」という声もありました。
硬筆
硬筆です。
字が綺麗な人は、良い印象を与えられると思います。
(4歳の男の子と小学1年生の女の子のママ)
将来、「冠婚葬祭などで字を書くときに役立つ」という声もありました。
日本の文化を学べるもの
武道や茶道など、日本人としてのアイデンティティが確立出来るものなら、なんでも構わない。
外国へ行った時、自国(日本)のことを語れないとバカにされるから。
(小学3年生の女の子と高校1年生の男の子のパパ)
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【アンケート】小学生に習い事って必要?
ママ・パパ50人に「小学生の子どもに習い事は必要か」をアンケート。
アンケートの結果、9割以上のママ・パパが「習い事は必要・やってよかった」と回答しました。

習い事が必要だと思った理由は?
小学生の子どもに「習い事は必要・やってよかった」と回答した方の声を紹介します。
目標をもって、それを達成していく喜びを経験できるから。今まで出来なかったことが出来るようになるということが力になるから。
(6歳と小学2年生の男の子のママ)
苦手だったことを克服したことで自分に自信がついて、さらに挑戦しようという気持ちにつながった。
(5歳と小学2年生の男の子のママ)
習い事が必要ないと思った理由は?
本人が本気で習いたいと思うものでなければ、無意味でした。親が行けというから、行ったのでは友達としゃべったりして、全く身につきませんでした。
(小学6年生の女の子のパパ)
子どもが習い事に興味を持ち、やる気がみられる場合は、習い事をさせてもいいかもしれませんね。
失敗しない!小学生の習い事選びのポイントは?
小学生の習い事を選ぶときに「どれがいいの?」と迷うママ・パパは多いです。
アンケート回答をもとに、実際に重視された選び方のポイントを紹介します。
1.子ども自身のやる気があるか
重視したポイントは子供自身がやりたいというかどうかと言う事です。
なぜなら、それがないと長続きしない。自分がやりたいと言ったのですぐに辞めない、頑張るという気持ちが出るからです。
(小学2年生の子のママ)
親が習わせたいものを無理やり子どもに習わせても、楽しく続けられません。実際に習い事に通うのは子どもです。子ども自身が「やりたい!」と思える習い事を選びましょう。
2.無理なく通える範囲にあるか
無理なく通える場所にあることを重視しました。なぜなら遠方だと送り迎えに時間がかかり、通うのが段々と億劫になりがちだからです。
(小学2年生の男の子のママ)
小学生にあがると、親の送迎ではなく、自分で習い事に通う子どももいます。家から近いとママ・パパも安心して通わせることができますね。
3.信頼できる先生か
信頼できる先生(自分の機嫌で怒鳴ったりしない、意味のあるしかり方をしてくださるか)
かどうかは大事かと思います。
(小学6年生の子のママ)
先生の指導方針や、子どもとの接し方をみて、信用して子どもを預けられるかどうか判断したというママ・パパもいました。
小学生の習い事は月いくら?回数や時間帯もアンケートで調査
「費用は月いくらくらいなの?」
「習い事の数はいくつ?」
そんな疑問を持つママ・パパのために「小学生の習い事の実態」を調査しました!
【費用】習い事は1か月いくら?
1か月1万円以下に抑えているママ・パパが多いようです。
【習い事の数】いくつやってる?

運動系と文化系の習い事を1つずつやらせているママ・パパが多かったです。
【時間帯】いつ行ってる?
学校が終わってからの平日の夕方の時間帯に多くの票が集まりました。
小学生が習い事をするメリットは?
小学生の子どもが習い事をすると、こんなメリットがあります。
- 生活にメリハリがつく
- 自信・度胸が身に付く
- 積極性が身に付く
- 体が丈夫になる
- コミュニケーション能力が上がる
アンケートでは次のような声がありました。
習い事は時間が決まっているので生活のルーティーンが決まり、ダラけずに過ごせる。
(4歳と小学1年生の女の子のママ)
体育の授業でみんなの前に出てお手本になったりすることもあり、本人のやる気と自信に繋がっています。
(小学3年生の男の子のママ)
小さな頃からすぐに風邪をひいたり体調を崩すような子でしたが、スイミングを始めてからは全然風邪をひかなくなったので良かったです。
体力がついて外遊びも積極的にするようになったので驚きました。
(小学6年生の男の子のママ)
学校外で友達を作れるなど、コミュニケーションの学習にもなります。
(9歳の男の子と中学1年生の女の子のママ)
紹介した先輩ママ・パパの声を参考に、子どもの能力を伸ばせるお子さんに合った習い事をみつけてみてくださいね!
学年・性別で迷ったら?習い事の選び方
小学生の習い事は、学年や性別によって人気やおすすめが少し変わります。
アンケート結果や体験談をもとに整理しました。
男の子におすすめの習い事は?
男の子には、サッカーやスイミングといった体を動かす習い事が人気です。プログラミングやそろばん、将来を見据えて学習につながる習い事を選ぶ家庭もあります。
集団競技が苦手な子どもには、キックボクシングや武道などの個人競技もおすすめです。
女の子におすすめの習い事は?
女の子には、ピアノやダンス、習字や英会話が定番です。自己表現や自信をつけたい場合には、空手やボイストレーニングを選ぶ家庭もあります。
長く続けやすい習い事を選ぶと、表現力や集中力が育ち、成長につながります。
低学年(1〜2年生)におすすめの習い事は?
低学年のうちは、まず「楽しさ」を感じられる習い事が続きやすいです。
スイミングは基礎体力づくりや水への恐怖心を克服するのにぴったり。ピアノや習字は集中力を養いやすく、学習の基盤にもなります。耳が柔らかい時期なので英会話を始めるのも効果的。体操やダンスは遊び感覚で取り組め、自然に運動習慣を身につけられます。
中学年(3〜4年生)におすすめの習い事は?
中学年になると、少しずつ得意・不得意がはっきりしてきます。好きなことを伸ばしやすい時期なので、ピアノや英会話を本格的に続ける子が増えます。
そろばんやプログラミングを始めるのもこの頃が多く、計算力や論理的思考を育てやすいです。チームスポーツに挑戦すると、協調性や責任感を学べます。
高学年(5〜6年生)におすすめの習い事は?
高学年は体力や思考力が大きく伸びる時期です。スイミングやダンス、陸上でさらに体力を高めるのも良いでしょう。
中学に向けては、英語や数学など学習塾や通信教育が人気です。
勉強や部活で忙しくなるため、週1〜2回の習い事や自宅学習型だと両立しやすく続けやすい傾向があります。
小学生の習い事FAQ
小学生の習い事は何年生から始めるのがベスト?
小学1年生から始める家庭が多いです。
ただしベネッセの調査によると、「習い事を始めた年齢は4歳が最多」とのこと。
小学生になる前から習い事をしている家庭が多いようですが、焦る必要はありません。子どもの成長や興味に応じて、習い事を検討しましょう。
小学生の習い事はいくつまでが目安?
目安は最大2つ(運動系+文化系)。宿題・睡眠・家族の時間を確保できる範囲にしましょう。
習い事が続かないときはどうする?
目標を細かく設定して達成感を積み重ねましょう。曜日や教室を変えるのも有効です。
習い事の費用を抑えるコツは?
近場・週1回・兄弟割・自治体の習い事教室を活用しましょう。教材費や発表会費も事前に確認しておくと安心です。
まとめ:まずは体験してみよう
小学生の習い事は、体力づくりや学習習慣、将来につながる力を育てるきっかけになります。人気ランキングを見ると、スイミング・ピアノ・英会話は多くの家庭で選ばれている定番の習い事でした。
大切なのは、子どもが「やってみたい」と思えるかどうか。まずは体験レッスンを受けて、本人の反応を確かめてみましょう。続けられるかどうかは、やる気と通いやすさ、先生との相性が大きなポイントです。
最初から完璧に選ぶ必要はありません。気になる習い事があれば一度挑戦し、合わなければ別の選択肢に切り替えることもできます。習い事を通じて、子どもの成長をサポートしてあげてください。
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