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子どもが口内炎に!
食事もできなくてつらそう…。
そんなとき「何科に行くべき?」とお医者さんに聞きました。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
口内炎だけの症状であれば、小児科と耳鼻いんこう科のどちらでも構いません。
ただし、口内炎の症状を伴う感染症も存在します。発熱がある、喉が痛い、食事がとれない、口内以外の皮膚にも湿疹できている時は、「小児科」を受診しましょう。小児科であれば、感染症の診察が可能です。
小さな子どもは、口内炎に痛みがあると食事を取らなくなることがあります。また、歯ブラシで擦れると痛みがあるので、歯磨きを嫌がることもあるでしょう。
以上のようなときは、病院を受診しましょう。
栄養不足、虫歯は口内炎が増えたり、ひどくなったりする要因ともなるので、ぜひ、早めの治療をおすすめします。
また、口内炎の症状が出る感染症にかかっている場合もあります。
この場合は、口内炎以外の症状も併発する場合が多いので、他に症状がないかを観察してください。よくある例として、手足口病やヘルパンギーナなどがあります。
軟膏で口内炎を覆って治療を行います。
手足口病やヘルパンギーナは、口内炎以外の発熱症状には、解熱剤や痛み止めなどの対症療法が取られます。その後、自宅で症状が落ち着くまで、休息をとってくださいね。
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