なぜ？毎日、子どもが「お腹痛い」原因。病気やストレスが隠れているかも

子どもが毎日お腹を痛がるけど…原因がわからない。
ストレスサイン？それとも病気？

病院に相談したほうがよいケースもあります。
「治してあげるために親ができること」も解説するので、参考にしてくださいね。

なぜ？子どもが毎日お腹を痛がる理由

毎日腹痛を訴える場合は、

1. 風邪などの前触れ
2. 便秘
3. 過敏性腸症候群

が代表的な原因として考えられます。

腹痛の原因①　風邪などの前触れ

細菌やウイルス感染によって、風邪を発症する前に胃や腸の動きが鈍くなり、数日にわたり腹痛を訴える子どもがいます。

こんな子どもがなりやすい！

• 免疫力が弱い小さな子ども
• 体の弱いタイプの子ども
• 生活リズムが整っていない（遅寝、睡眠不足、食事のバランスが偏っている）など

対処法

親が体調不良に気がついてあげることが必要です。

子どもの様子がおかしいなと感じたら、早めに休ませる習慣をつけると、病気も悪化しにくくなります。

少しの腹痛の場合、「つい昨日まで、元気だったから大丈夫だろう」と幼稚園や学校にいかせてしまう傾向があります。数日後に、ガクッと体調が悪化します。後で考えると、腹痛は病気の前触れだったと気がつきます。

腹痛の原因②　便秘

便秘の場合、下腹部がぽこっと出ていることもあります。

重度の便秘による腹痛では、冷や汗や吐き気を伴います。

こんな子どもがなりやすい！

• 食物繊維（野菜、海藻など）がとれていない
• 家族と食事をせずに一人で食べることが多く、好きなものを食べている
• 運動をあまりしない
• 朝食をとらない、水分を取る量が少ない
• 毎日起きる時間がバラバラで排便習慣ができていない　など

対処法

最後に排便した日を確認しましょう。
痛みが強い場合は、病院で浣腸をして弁を排出すると楽になります。

その後は、便秘とならないように規則正しい生活や排便リズムをつけるように指導しましょう。

腹痛の原因③　過敏性腸症候群

急な腹痛や腹部の違和感・不快感が2ヶ月以上続くと過敏性腸症候群が疑われます。

便を出すと痛みが和らぎます。便秘や下痢の場合もあり、排便の調子が安定しない場合もあります。

こんな子どもがなりやすい！

• ストレスがかかっている
• 何らかに悩みを抱えている
• 生活リズムが整っていない

対処法

薬物療法の他に、生活リズムを整え、食生活も充実させることで快方に向かう傾向があります。

過敏性腸症候群は、腸や体には病気は見つけられません。まだはっきりとした原因は特定できていませんが、過度の心身へのストレスが関わっているとされています。子どもの場合は、頭痛や起立性調節障害、不眠症などを同時に併発する場合も多く見受けられます。

十分に理解を示しくれる人がいるだけでもストレスは軽減されます。ママ・パパは、子どもの気持ちに寄り添う対応をしてあげましょう。

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こんなときは、一度病院に行こう

腹痛を訴える日が増えていて、生活に支障をきたしている場合は、一度、体に異常がないかも含めて診察を受けてみましょう。

①腹痛の状態や、②便秘・下痢症状の有無、③発症するタイミングなどがわかれば、医師に伝えましょう。

病院は何科？

まずは、小児科で診察を受けましょう。

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