発熱を伴う子どもの「足が痛い!」原因は関節炎・骨髄炎かも。歩けないことも
公開日:2020-06-01
| 更新日:2022-11-16
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なぜ?子どもが足を痛がる…発熱も!
「足の痛みと発熱って関係あるの?」
「頭痛もあるみたい…大丈夫?」
お医者さんに、親ができる対処法を聞きました。病院を受診する目安や、何科にいけばいいかも解説します。
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「発熱」を伴う「足の痛み」の原因
代表的な原因として
1.化膿性関節炎
2.若年性特発性関節炎
3.骨髄炎
の3つの症状の特徴を紹介します。
当てはまる症状がでていないか確認しましょう。
原因①「化膿性関節炎」
風邪をひいた後や疲れがたまっているときなど免疫が低下している子どもが発症します。
関節は、体の隅々まで存在しています。この病気は、そのどの関節にも起こりえます。
細菌感染後に残っている細菌(黄色ブドウ球菌など)などが、皮膚などから入り込み、関節にたどり着き悪さをします。黄色ブドウ球菌はありふれた常在菌ですが、免疫力が下がっているときに炎症の原因になることがあります。
症状の特徴
- 関節がズキズキを痛む
- 関節部分に腫れ・赤み
- 動かすと痛む
- 歩かなくなるケースも
原因②「若年性特発性関節炎」
関節炎が認められ、微熱がなかなか下がらないとこの病気を疑います。16歳未満の子どもに発症しますが、10歳を過ぎた女の子に多いとされています。
症状の特徴
- 関節がズキズキと痛む
- 関節を動かすことを嫌がる
- 微熱が下がらない
- 関節痛や関節の腫れ
- リンパ節・肝臓・脾臓の腫れ
- 皮膚の発疹
- 視野がぼやける など
原因③「骨髄炎」
骨髄炎は、骨に発症する病気です。
骨髄に細菌が増殖して起こります。風邪や細菌感染の病気の後に発症しやすい病気です。
症状の特徴
- 特定の部分を痛がる
- その箇所を抑えると痛いと訴える
- 症状が進行すると、患部が腫れて熱を持つ
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親がすべき「対処法」は?
一時的に鎮痛剤を使用しても良いですが、次の日には病院を受診しましょう。
足の痛みと発熱が同時になる場合は、何らかの細菌感染を疑ってください。
また
- 高熱が続いて2日以上下がらない
- 足の痛みが増している
- 発疹など他に症状がある
という場合は、すぐに病院を受診しましょう。
何科に行けばいい?
小児科または整形外科を受診しましょう。
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参考
リウマチ情報センター 若年性自発性関節炎
http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/rm120/kouza/jra.html#q04
MSDマニュアル 感染性関節炎
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/08-骨、関節、筋肉の病気/骨と関節の感染症/感染性関節炎
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