もくじ
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2〜3歳の虫歯の割合について歯医者さんに聞きました。乳歯が虫歯になる原因や予防法についても解説します。
監修者
むかい歯科
迎 和彦 先生
1990年 昭和大学歯学部卒
昭和大学第三歯科補綴学教室入局
1996年 昭和大学第三歯科補綴学教室退職 同上特別研究生
都内歯科医院管理者(院長)勤務
2004年 大田区大森にて「むかい歯科」開業
もくじ
「平成 28 年歯科疾患実態調査」の結果(概要)によると、27名の2歳児のうち2名に虫歯が見つかりました。割合としては2歳児の7.4%が虫歯を発症している可能性があります。
平成 28 年歯科疾患実態調査」の結果(概要)によると、35名の3歳児のうち3名に虫歯が見つかりました。割合としては3歳児の8.6%が虫歯を発症している可能性があります。
2~3歳ころでも、
は虫歯のリスクを高めます。
この年齢になると歯も生えてきて、食事やおやつを食べており、大人同様に歯磨きが必要です。しかし、食後の歯磨き不足があると歯垢がたまり、虫歯になりやすくなります。
さらに、時間を決めないで、ダラダラと食事やおやつを食べている子どもは、歯の再石灰化を行う時間が短くなり、虫歯発症のリスクが高まります。
前歯の後ろ・前歯の歯茎との間・歯と歯の隙間が白っぽくなっていたら、それらも初期虫歯の可能性があります。
さらに放置すれば、黒くなって歯に穴が開きます。
神経付近まで到達すると痛みを感じるようになることが多いです。
この時期の虫歯には、
といった原因が考えられます。
歯磨きは、歯の表面や隙間にある虫歯の原因となる歯垢、食べかすをかき出すものです。ただ歯ブラシを歯に当てていたり、子どもがしゃぶっていても、これらを取り除くことはできません。
子どもが小さなうちは、保護者の方がしっかりと歯をブラッシングして、食べかすを残さないようにしてください。
もともと赤ちゃんの口の中には、虫歯菌はいません。
子どもの虫歯リスクを高めないためにも、食器やストローの共有、口移しなどは控えましょう。
口の中に食べ物が入っている時間が長くなると、歯の再石灰化を促す時間が短くなります。その結果、虫歯になりやすく、進行しやすい口内環境となります。食事やお菓子はある程度時間を決めて与えましょう。
生まれつき歯が正常に作られない病気(エナメル質形成不全など)の場合、その部分は健康な歯に比べて弱く虫歯になりやすい状態です。
虫歯になると進行も早いので、早期の治療をおすすめします。
特に、夜間に授乳を行っている場合には、子どもの歯の状態を注意深く見守ってあげてください。
母乳には多くのメリットがあると認められていますから、2歳だから卒乳すべきと一概には言えません。2歳を過ぎて授乳を続けている場合は、一度歯科を受診して医師に相談することをおすすめします。
白い線が入っている程度の初期虫歯であれば、自宅ケアで止められる可能性はあります。ただし、白くても虫歯の範囲や進行度合いが異なるので、一度歯科で検査を受けましょう。
虫歯の進行を止めるためには、
が大切です。
それぞれ解説していきます。
歯の隙間の場合は、小さな子どもでも使用できるフロスがあるので隙間掃除も行いましょう。
フッ素塗布や市販のフッ素入り歯磨き粉なども活用して、歯を強化し進行を食い止めましょう。
初期虫歯をケアしてくれる再石灰化は、食事と食事の間、何も口に入っていない時に起こります。
そのため、食事やおやつは時間を決めて与えましょう。食べきらないからと何時間も出しっぱなしにすると、口腔内で虫歯菌が増殖します。ある程度時間を区切って食事をさせましょう。
3歳ともなると徐々になぜ歯磨きが必要なのかもわかる年齢です。虫歯の話をして歯磨きの必要性を伝えましょう。
\もしかして「歯磨きが痛い」のかも?/
なぜ、歯磨きが嫌いなのか聞いてみてください。
子どもから「痛いからイヤ」など理由がでてくることもあります。本来、歯磨きは痛いほどの力を必要としません。仕上げ磨きの際にも優しくブラッシングしてあげましょう。
さらに歯医者さんに診てもらえば、かみ合わせ・顎の発達異常などの虫歯以外の異常も早い段階で見つかります。
歯医者さんに慣れていれば、虫歯治療でも連れて行くのが楽になるでしょう。
米通常、このような処置が必要な場合は、保護者の方にお声がけを行います。
初期の虫歯の場合、削ることはしません。最低限の処置にとどめ、経過を見守ります。
神経を取ったところは薬品で殺菌し、詰め物を行います。
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