もくじ
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自然流産後の安静期間は?
仕事はいつからはじめていい?
「自然流産後の過ごし方」を、お医者さんに聞きました。
自然流産のあとの体の状態や、子宮収縮についてもご紹介します。
【資格】
公益社団法人 日本産科婦人科学会 認定専門医
【所属学会】
日本産婦人科学会
日本美容外科学会
日本女性心身医学会
日本生殖医学会
2006.4 兵庫医科大学卒業 初期研修
2008.4 兵庫医科大学病院 産婦人科勤務
2010.11 聖霊病院 産婦人科勤務
2013.7 あいこ女性クリニック 勤務
2018.4 藤田病院 産婦人科勤務
2021.3 名古屋バースクリニック 産婦人科勤務
2021.10 東京美容外科 勤務
2022.4 Pillクリニック新宿 開業
もくじ
また、体も流産が終わったばかりの頃は出血する場合があるので、疲労が溜まっていることが多いです。
体を無理に動かすことは避けて、体調を戻していきましょう。
また、流産は心だけでなく、体にも負担をかけています。
体もしっかり休息が取れないと、のちの妊娠のしやすさに影響が出てしまう場合もあります。
自然流産とは
「自然流産」の種類は、
の3つです。
①稽留流産
胎児は亡くなっているが、子宮内にまだ胎嚢・胎児などが残っている状態です。
腹痛や出血などの自覚症状がないため、医療機関の診察で初めて確認されます。
②不全流産
流産によって、胎嚢などの排出が始まっているが、まだ一部が子宮内に残っている状態です。
腹痛や出血が続くことが多く、手術で内部を除去していきます
③完全流産
流産によって、子宮内容物の排出が完全に終わっている状態です。
排出される際に、腹痛や出血がありますが、排出が終わると痛みや出血は次第に無くなります。
腹痛も、チクチクした少しの痛みで済む方から、急激な腹痛と出血で動けない方がいます。
その後、1週間程度で徐々に減っていきますが、長い人で2週間程度出血が続きます。
ただし、稽留流産の場合は出血はありません。
また、体だけでなく心を休める必要もあります。ゆっくり流産と向き合えないと、新しい妊娠を望めなくなる方もいます。
気持ちのストレスが大きすぎると、うつ病などの精神疾患の原因となる場合もあります。
子宮収縮とは
子宮は通常、ゆるい状態ですが、子宮収縮が始まると小さく縮まります。
この縮まりで、内容物を排出させます。
しかし、出血の多さや体調には個人差があります。ご自身で体や心の様子を見ながら、職場と相談しましょう。
などの状態であれば、仕事をしても良いでしょう。
ただし、無理は禁物です。体調を確認しながら動きましょう。
といった状態がある場合は、無理せずお休みしましょう。
心配であれば医師に相談しましょう。
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