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出産後、おしっこするとき痛い・・・。
産後ママの排尿痛の原因と対処法をお医者さんが解説します。
早期発見、早期治療を心がけ、健康で心豊かな人生を歩んでいただくことを願っており、内科・消化器内科を中心に幅広い情報の発信に努める。
2006年 北里大学大学院卒
2008年 平塚共済病院内科医長を経て小田原銀座クリニックに入職、その後院長に就任
2013年 久野銀座クリニックを開業
出産後の産褥期は、膀胱筋がゆるみ、尿がたまりやすくなっています。また、外陰部が悪露で汚れやすく、細菌が入りこみ膀胱炎や腎盂炎を発症しやすくなっているのです。
排尿時や排尿後に「つーん」としたような痛みを感じます。また、排尿の回数が頻繁になりますが、1回の尿の量が少なくなります。残尿感があり、すっきりしません。
<痛みを軽減したい時にできること>
放っておけば、痛みだけでなく、残尿感がひどくなり、尿の濁り、血尿が出るなどの症状が現れます。また、膀胱炎だと思っていた症状が、実は、膀胱がん、膀胱結石など、別の病気の症状かもしれません。
産褥期の母体は弱っており、加えて赤ちゃんのお世話が始まり、ストレスや疲労で抵抗力が弱っているので、膀胱炎が発症しやすい状態です。
できるだけ早い病院での治療が、膀胱炎を悪化させずに痛みも取ることができる手段と言えます。
頻尿や違和感など、産後の排尿に関する悩みを解説します。
泌尿器科を受診しましょう。
子宮脱とは、子宮を支えている骨盤底筋群が弱くなることで、子宮が下垂して膣から出てくる病気です。歩いている時も違和感があります。泌尿器科を受診しましょう。
「過活動膀胱」や、「尿失禁」などは、膀胱トレーニングや骨盤低筋体操などを泌尿器科や専門医で受けられます。排尿障害があれば、泌尿器科や骨盤専門医を受診しましょう。