もくじ
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大学などの教育施設が多いエリア「文教地区」。
子育てするのにどんなメリットがあるの?デメリットも知りたい!
夫が長年過ごしているエリアが偶然にも文教地区であったがために、文教地区での子育てをはじめて10年が経ちました。
体験談も含め、私なりに感じた文教地区での子育てのメリット・デメリットをご紹介します。
都内在住。小学生の男の子&女の子のママ。新しいサービスを利用したり、新スポットに足を運んだりと、いろいろなことを取り入れいろいろな体験をしているものの…周りの雰囲気に流されすぎず、我が家なりの子育てをしています。専業主婦を8年経験した上で、今は資格をいかしてライター以外の仕事もしています。
もくじ
日本の都道府県や市町村の条例により、「文教地区」指定を受けているエリアのこと。
国立大学や有名私立大学、図書館や博物館、美術館などがあり、教育環境が整っているため、教育熱心な子育て世代に人気があります。
東京で文教地区と呼ばれるエリアは、「千代田区」「新宿区」「豊島区」「世田谷区」「文京区」「国立市」などの、区・市内にあります。
日本の法律「都市計画法」で、文教地区は「特別用途地区」の1つとして定められています。
このため建築用途制限があり、東京都の場合は「風営法」の適用を受けるパチンコ店などの施設も原則建てられません。
いかがわしい施設がなく、治安が良い傾向にある点が、どのエリアの「文教地区」にとっても、最大のメリットといえるかもしれません。
我が家が住んでいる文教地区は、東京大学もあることで知られる「文京区」になります。
といっても、住んでいるのは東京大学がある東側ではなく、文京区の西側になります。
文京区は大学が点在していて数も多く、西側ですと「お茶の水女子大学」「拓殖大学」「跡見学園女子大学」「東邦音楽大学」に加え、「中央大学(法学部)」が八王子から移転してきました。
また隣接区である新宿区の「早稲田大学」「学習院女子大学」「東京理科大学」「東京女子医科大学」、千代田区の「日本歯科大学」、「豊島区」の「学習院大学」「東京音楽大学」も徒歩圏内もしくは自転車ですぐに行けるエリアです。
文教地区、我が家の場合は文京区ですが、「大学生と触れ合える環境があるエリア=文教地区の強み」であると私は感じています。
今は少子化の時代である為、特に東京は兄弟姉妹がいない一人っ子のご家庭が多いのが現状です。
少し年は離れているものの、お兄さん・お姉さん的存在である「大学生」との触れ合いは貴重ですし、得るものがあります。
我が家は意図的に、大学生と触れ合える場に足を運んでいます。具体例をいくつかあげてみます。
教育系や心理系の学部ですと、赤ちゃんや子どもを対象とした研究をしているケースがあります。
我が家の子どもたちも、0歳の時から、様々な大学のラボで研究の協力をしてきました。
大学生や教授などと接しながらの研究協力となる為、子どもたちにとっても良い刺激となっています。
秋になるとやってくる学園祭シーズン。その時期には様々な大学の学園祭をめぐっています。
子どもたち向けのコーナーを設けている大学も多く、毎度楽しい体験をさせてもらっています。
有名どころとしては早稲田大学理工学部の「理工展」でしょうか。白衣を着ながら、化学実験を一緒にできる企画などがあり、とても楽しいです。
町内会も含め、地域のイベントで企画者側の立場の大学生も少なくありません。
教育学部や経済系の大学生が、研究の一環で参加しているケースもあります。
地域のお祭りで子ども向けコーナーの担当している大学生も多いですし、大学の相撲部の学生さんが参加した「餅つき大会」では迫力ある餅つきを目にすることができました。
私自身、学習塾で教室長をしていた経験があります。
大学生の講師が勤務している学習塾に勤務していましたが、文教エリアか、そうではないエリアかで、教室運営状況も大きく変わりました。
大学が多いエリアですと、講師の先生が不足することはまずないです。
かつ理系学部の大学があるエリアですと、理系講師の採用にも苦労しません。
学習塾に限らず、家庭教師においても同様のことが言えます。
音大が近くにあるので、情操教育の一環としてもメリットがあります。
楽器のケースを持ち歩く音大生の姿なども、普段から目にすることができます。
音楽が身近にある環境で、心豊かな生活を送れるのは幸せですね。
高齢出産が増えているため、大学病院を選ばれる方も増えています。
また、子育て開始後、ご近所の開業医の小児科や歯医者では対応できず、大きい病院に足を運ぶケースも少なくありません。
現に我が家は妊娠中に「東京女子医科大学」にお世話になり、子どもの矯正などで「東京医科歯科大学」「日本歯科大学」にお世話になっています。
また、「順天堂大学」内には区民が利用できる病児保育などの施設もありと、安心です。
「日本歯科大学」には、マタニティ歯科もあります。
比較的近くに大学病院があるということは、いざという時も心強いですね。
「大学病院に行く日は一日がかり」という言葉もありますので、通院の面での負担を減らす意味でも、大学病院がある文教地区はおすすめのエリアといえます。
ちなみに文京区の場合、「東大病院で出産」というのは一つのステータスになっているようです。
文教地区は人気エリアである為、価格も高いです。
我が家のエリアも、今では新築3LDKで1億円近くする物件も珍しくありません。
それでも、希望するご家庭が多く、ファミリーマンション建築ラッシュですが、あっという間に完売してしまいます。
中古に関しても狙っている人は多い為、常にアンテナをはっていないとすぐに買い手がついてしまいます。
子育てするなら庭付き一軒家、と憧れる方もいらっしゃると思います。
でも、山手線内の文教地区は「庭付き一軒家」はなかなか出てこないエリアと言えます。
30㎡超えの戸建ては稀です。我が家はコロナ1年目にあえて物件探しをして購入することができましたが、決して容易ではありませんでした。
逆にいうと、マンションを手放したい時にも目減りせず、高く売れる点はメリットといえます。
我が家も新築マンションに8年住み、2年賃貸に出した上で売却しましたが、購入時の1.75倍の価格で売却できました。
文教地区は、資産価値が高いエリアである為、「不動産投資」という観点ではおすすめです。
「少子化の時代」にも関わらず、子どもが増えている「文教地区」。
保育園・学童の待機児童問題が解消していないエリアもいまだにあります。
児童数・生徒数の増加により、学校の教室が不足しているがために、校舎建て替え、もしくは、新校舎追加建築計画が立ち上がるものの、計画に難ありということで住民運動などが起きているエリアもあります。
文教地区を好んで選び移り住むご家庭は、勉強熱心なパパママが多い傾向にあります。
幼稚園・小学校・中学校で受験される家庭が多くなりがちなので、ご自身の「教育方針」に合ったエリアか?を見極めた上で、検討されるといいでしょう。
大学のカラーにもよりますが、夜お酒を飲んで騒ぐ学生が多いエリアもあるようです。
ただし、世の中的にもアフターコロナになってからはお酒事情も変わりつつある為、学生の様子も変わりつつあります。
今回は子育て世代に人気の「文教地区」のメリット・デメリットをご紹介しました。
「住宅」に関する支出は、三大支出の一つともいわれていますので、慎重に検討しつつ、良い物件に巡り合えると良いですね!
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