妊娠超初期にプールに入ってしまった…感染症は大丈夫？注意点も

妊娠発覚したばかりでも、プールに入ってもいい？
感染症の心配は？

プールに入ったら問題というわけではありませんが、気をつけたいポイントがあります。
チェックしてみてくださいね。

妊娠超初期にプールに入ってしまった…大丈夫？

もし妊娠超初期にプールに入ってしまってもその後の妊娠経過に問題がなければ心配しなくても大丈夫でしょう。
妊娠超初期～妊娠初期は、急激な疲れや体調変化があり、プールはあまりおすすめできません。
しかし、「絶対に妊婦はプールに入ってはいけない」ということでもありません。
体調や設備面に問題がなければ、妊婦でもプールに入って大丈夫です。

妊娠初期にプールはNG？

基本的にプールは妊娠16週以降の安定期に入るまで控えましょう。
ただし、妊婦さんがいつからプールに入ってもいいかどうかの判断は、医師の判断や妊婦さんの体調・体質によっても変わります。
かかりつけ医と相談したうえで判断するようにしてくださいね。

妊娠初期にプールを控えたほうが良い2つの理由

妊娠初期は、

1. 感染症にかかりやすい
2. 疲労が溜まりやすい

といったリスクがあるため、プールは控えたほうが良いでしょう。

理由1　感染症にかかりやすい

大勢の方々が使用するプールは、

• 咽頭結膜熱
• 流行性角結膜炎
• 腟トリコモナス症
• 手足口病

などの感染症にかかる可能性があります。
妊娠中は免疫が弱まり感染症にかかりやすくなるため、プールに入ることで感染症にかかるリスクが上がってしまいます。

理由2　疲労が溜まりやすい

プールでの運動は、思っているよりも疲労が溜まりやすいです。
母体に疲労がたまると血液の流れが悪くなり、胎児への酸素や栄養供給も低くなります。
そのため、妊娠中に疲労を溜め込み過ぎるのはよくありません。

「プール」に入るときの注意点

プールに入らなければいけないときは、なるべく負担が掛からないように

1. 適度な塩素消毒・水質検査をしているかどうか
2. プールに入る時間

といったことに気を付けましょう。

＜ポイント1＞　適度な塩素消毒・水質検査をしているプールを選ぼう

妊娠中は感染症にかかりやすくなります。
そのため、適度に塩素消毒してあり、水質検査をしているような設備の整ったプールを選びましょう。
また、不潔なバスマットやタオルなどにも気をつけてくださいね。

＜ポイント2＞　長く入らないようにしよう

妊娠中は体調が急に悪くなることもよくあります。
また、プールは自分が思っているよりも疲労がたまりやすいです。
プールサイドは滑りやすいため、無理をしたことでバランスを崩し、転倒するリスクもあります。
あまり長くは入らず、なるべく早めに切り上げるようにしましょう。

少しでも異変があったら抱え込まずに医師に相談を

妊娠中は制限が多いため、「知らず知らずのうちに禁忌に触れてしまった」なんてことも起こりがち。
プールも注意が必要なことのひとつですが、知らずに入ってしまったということもあると思います。

そうしたときは、

• お腹に異変は無いか
• 気分は悪くないか

等、自身の体調をよく観察しておくようにしておきましょう。

少しでも体調がすぐれないときは、安静に過ごすようにしてくださいね。
また、少しでも異変があるときには医師に相談するようにしてください。