【ママ50人体験談】和痛分娩の痛みはどれくらい?最後は痛いって本当?
公開日:2023-01-18
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和痛分娩の痛みって実際どのくらい?
最後は痛いって本当?
「和痛分娩の痛みはどのくらいだったか」について先輩ママに聞いてみました。
和痛分娩のメリット・デメリットや、先輩ママの出産レポなどもご紹介します。
和痛分娩とは
和痛分娩とは、分娩が進んで陣痛が強くなってきたときに、鎮痛薬を使用して痛みを緩和させる出産方法です。
陣痛を少しでも軽くしたい方、痛みに弱い方などにおすすめの方法です。
和痛分娩で使う鎮痛剤は、硬膜外麻酔(こうまくがいますい)鎮痛薬を使う場合が多いです。
静脈注射や筋肉注射の麻酔だと、お母さんが眠気を催したり、お腹の中の赤ちゃんにも麻酔が効いてしまうことがあるため、母体や胎児への影響を最小限にできる硬膜外麻酔を用います。
和痛分娩の定義は病院によってまちまちな場合があります。
硬膜外麻酔を「和痛分娩」としているところもあれば、呼吸法を用いてリラックスさせ痛みを和らげる分娩を「和痛分娩」としているところもあります。
自分が希望している和痛分娩を実施しているかどうか、病院側にしっかりと確認を取りましょう。
【体験談】和痛分娩の痛みはどれくらい?
和痛分娩を体験した先輩ママに、実際の痛みはどれくらいだったのかを伺いました。
- 痛みはなかった
- 少し違和感があった
- 生理痛ぐらいの痛みだった
- 痛かった
「痛みはない」、「少しだけ痛かった」という方がほとんどでしたが、「痛みがあった」という声も少数ありました。
痛みはなかった
前駆陣痛が無く、促進剤を使いました。
途中までは生理痛のマックスくらいの痛さでしたが、先生から「麻酔を使うよー」と言われてからは全く無痛でした。
(6歳の女の子のママ)
はっきり言って、出産時の痛みはゼロでした。
陣痛が2分間隔になり子宮口が開くまでは痛いのですが、麻酔を打ってもらったらほぼ無痛でした。
(小学5年生の男の子のママ)
少し違和感があった
下腹部に違和感がある程度で、痛みは感じませんでした。
私が感じたのは「痛い」というより「だるい」という感覚でした。
(3歳の女の子と、小学2年生の男の子のママ)
生理痛ぐらいの痛みだった
2回目の出産を和痛にしましたが、ひどい生理痛くらいでした。
(0歳と2歳の男の子のママ)
痛かった
和痛分娩でしたが、股が裂けてしまうくらい痛かったです。
こんなに痛いなら、自然分娩でいいと思いました。
(3歳の女の子のママ)
痛みを少し和らげる程度で痛みがなくなることは無いと思います。
普通の分娩の激痛よりはマシかなといった感じでした。
(3歳と6歳の男の子と、4歳の女の子のママ)
和痛分娩でも最後は痛いって本当?
出産の最後の方は、いきむために完全に麻酔がかからないように調整するため、しっかりと痛みがある場合があります。
実際に和痛分娩を経験した先輩ママに聞いてみると、「痛みはなかった」という方がいる一方で、「激しい痛みがあった」という方もいました。
痛みはなかった
私は全く痛くありませんでした。
麻酔をしてからはなんとなくいきみたい、という間隔だけが残りましたが、痛みはありませんでした。
(小学5年生の男の子のママ)
我慢できる程度の痛みがあった
麻酔をする前と、出産直前は痛みがありました。
それでも我慢できないほどではなかったです。
「全く痛くはない」では嘘になるので「痛みはある」が事実だと思います。
(3歳と6歳の男の子のママ)
私の場合は、痛みは重い生理痛からあまり変わらなかったです。
分娩台にあがった後は、いきむために麻酔をやめてもらいましたが、痛みはほぼ変わらなかったです。
(0歳と3歳の女の子と、5歳の男の子のママ)
痛みがあった
いきむために完全には下半身の感覚をなくさないように麻酔をコントロールされているので、最後はやはり痛みが激しくありました。助産師さんにさすってもらわないと、耐えれない状態でした。
(1歳の男の子のママ)
私の場合は和痛分娩でも、最後の赤ちゃんの頭が出てくる時の前後は痛かったです。
使わないよりはマシな気はします。
(3歳と6歳の男の子と、4歳の女の子のママ)
和痛分娩のメリット
先輩ママに和痛分娩のメリットを聞いたところ、
- 疲労が少ない
- 強い痛みを感じなくて済む
- 落ち着いて出産できる
- 産後の回復が早い
といった意見がありました。
メリット① 疲労が少ない
赤ちゃんの顔をしっかり見る体力も残っていましたし、産んでからもゆったりリラックスできました。
(中学2年生の男の子のママ)
メリット② 強い痛みを感じなくて済む
1番のメリットは痛みをそこまで感じずに産むことができる。
経験したからこそ、もう一度産むなら、絶対また和痛分娩を選択すると思います。
(6歳の女の子のママ)
メリット③ 落ち着いて出産できる
痛みへの恐怖心が緩和できるので、出産を楽しみに待つことができました。
病院についてからも、精神的に落ち着いて出産に臨むことができる点がよかったです。
(0歳の男の子のママ)
メリット④ 産後の回復が早い
2人目を和痛にしたのですが、産後の回復が全然違います。
病院内を小走りして叱られたくらい元気がありました。
回復はやはり早いです。
(小学2年生と小学5年生の男の子と、小学4年生の女の子のママ)
和痛分娩のデメリット
一方、デメリットも聞いてみると、
- 費用がプラスでかかる
- 麻酔でいきみにくくなる
- リスクがある
といった声があがりました。
デメリット① 費用がプラスでかかる
料金がとにかく高いです。
私が利用した産院では通常の分娩に+16万かかりました。
(1歳の男の子のママ)
デメリット② 麻酔でいきみにくくなる
麻酔が効いていて痛みがないので、いきむタイミングがよくわからずにうまくいきめず、最後吸引になったのが残念でした。
(4歳と小学2年生の男の子のママ)
デメリット③ リスクがある
和痛分娩のリスクの1つである回旋異常となったため、鉗子分娩(※)となりました。
(0歳の男の子のママ)
※鉗子(かんし)とよばれる手術器具を使って胎児の頭を挟み、いきみに合わせてそっと胎児を引き出す分娩のこと。
和痛分娩の出産レポート
和痛分娩を経験した先輩ママに、流れや出産レポについて聞きました。
高血圧のため陣痛がひどくなると言われ、先生にすすめられて和痛分娩を決めました。
陣痛が来始めて病院に行き、硬膜外麻酔をしてもらってから分娩台に行きました。
麻酔は痛みが強くなってきたら追加してもらいました。
産後は会陰を切った傷の痛みだけで、本当に楽でした。
(中学2年生の男の子のママ)
とにかく痛いのが嫌だったので、和痛分娩一択でした。
子宮口が何センチか開いたタイミングでお薬を入れました。
その後、陣痛が遠のきましたが、痛みもなく出産できました。
回復も順調だったと思います。
(4歳と小学2年生の男の子のママ)
はじめての出産であったことと、痛みに対して耐性がないので和痛分娩をすることにしました。
まず出産前に麻酔科医のお医者様の診察を受け、和痛分娩に備えました。
陣痛が5分間隔になったときに薬を投与され、そのまま出産へと進みました。
産後の回復はとても早く、出産後6時間ほどで自立歩行ができました。
(3歳の女の子と、小学2年生の男の子のママ)
先輩ママのエピソードを、和痛分娩にするかどうかの参考にしてみてくださいね。
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