【体験談あり】”妊娠8週につわりがなくなる”のは大丈夫…？赤ちゃんが無事か確かめる方法は？

妊娠8週でつわりがなくなった…。
赤ちゃんは大丈夫？

「妊娠8週でつわりがなくなる理由」について、お医者さんに聞きました。
赤ちゃんが元気か確かめる方法や、病院で受診すべき症状も解説します。

監修者

石野医院

副院長
石野 博嗣 先生

経歴

1999年　日本医科大学産婦人科教室入局　日本医科大学付属病院　産婦人科研修医
2001年　国立横須賀病院（現 横須賀市立うわまち病院） 産婦人科
2002年　東京都保健医療公社　東部地域病院　婦人科
2003年　日本医科大学付属病院　女性診療科・産科 助手代理
2004年　日本医科大学付属第二病院　女性診療科・産科　助手
現在　石野医院の副院長

【体験談】妊娠8週でつわりがなくなった！

突然なくなりました。朝いつもムカムカしていて、ご飯も食べられなかったのに、スッキリしたような感覚がありました。
（小学3年生の子のママ）

8週後半に一度楽になりました。
それまで重い吐きづわりだったので赤ちゃんが元気か不安になりました。
（6歳の女の子と小学2年生の男の子のママ）

先生！「妊娠8週でつわりがなくなるのは、大丈夫ですか？」

妊娠8週に入って、急につわりがなくなりました。赤ちゃんが元気なのかとても心配です。まさか流産してしまったのではと…。

妊娠8週につわりがなくなることは、一概に「大丈夫」とも「問題あり」とも言えません。

つわりは、妊娠8週の時期だと辛く感じる人が多いですが、

• 全くない
• 数日でおさまった
• 数週間でおさまった
• 出産するまで続く

など個人差があります。

つわりがなくなることが、妊娠が終了した合図の方もいます。
つわりが変化して不安がある場合は、かかりつけ医の診断を受けるようにしてください。

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「ママのつわりの症状」と「赤ちゃんの状態」の関係性

急につわり症状がなくなった場合は、「赤ちゃんがお腹の中で亡くなり、発育が止まったことを示す」場合もあります。
しかし、つわりがなくなったからといって、必ずしも流産したとは限りません。

流産以外に「つわりがなくなった」理由は？

ストレスや精神的負担などの軽減で、つわりがなくなる可能性もあります。

ただし、今現在もつわりの原因は解明されていないので、つわりがなくなる理由も明確にお答えすることはできません。

つわりがある＝赤ちゃんが「元気な証拠」ではない！

稽留（けいりゅう）流産※になると、赤ちゃんはお腹の中で亡くなってしまいます。
そのままお腹の中に留まり、つわりが続くことがあるため、診察を受けないと流産が発覚しません。

※稽留流産… 出血や腹痛など流産の徴候がなく、超音波検査で発育の停止が発覚する流産

「赤ちゃんが元気なのか…」どうすれば確かめられる？

確かなのは、診察を受けることです。
つわりがなくなったからといって流産に直結するとは限りませんが、可能性はゼロではありません。少しでも不安があれば、かかりつけの医師に相談しましょう。

通常の流産は、つわりがなくなったのにプラスして腹痛や腰痛、不正出血が起こります。
それらの症状がある場合は、流産のリスクがあるので、すぐにかかりつけ医の診察を受けましょう。

先輩ママの体験談

かかりつけの産婦人科を受診して、エコー診断をしてもらいました。
医師から赤ちゃんの状態を聞いて安心を得ました。
（3歳の女の子と小学2年生の男の子のママ）

突然つわりが終わり少し不安もありましたが、出血や腹部の痛みがなかったので次の検診まで静かに待ちました。
（小学3年生の女の子のママ）

強い腹痛や不正出血が出た場合は迷わず病院へ

痛みや不正出血など、少しでも異変がある場合は、かかりつけ医に相談することをおすすめします。
特に、強い腹痛や腰痛、はっきりとわかる量の出血がある場合は、すぐにかかりつけ医に連絡をして受診の段取りをつけましょう。

緊急度の高い症状が出ている場合は無理をせず、「救急車を呼ぶ」「人に助けを求める」などの行動をとりましょう。途中で倒れたり、出血が多くなって動けなくなるリスクがあります。

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