生後11ヶ月の言葉の発達目安。言葉が出ない…大丈夫?楽しく学習できる教え方も

生後11ヶ月の言葉の発達目安。言葉が出ない…大丈夫?楽しく学習できる教え方も

公開日:2022-07-25 | 更新日:2023-01-17

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生後11ヶ月の言葉の発達具合はどれくらい?
まだ言葉が出なくても大丈夫…?

「生後11ヶ月の言葉の発達目安」について、保育士さんに聞きました。
この時期の赤ちゃんの言葉の理解度や、楽しく学習するコツも解説します。

監修者

保育士
八田 奈緒美

経歴

2012年 聖徳大学児童学科 卒業
幼稚園免許・保育士免許を取得後、幼稚園を経験し、現在保育園にて勤務
幼稚園にて、3.4.5歳児担任。保育園にて、0.1歳児担任を務める。

生後11ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達目安

  • 少しずつ言葉の意味を理解しはじめる
  • 発声により伝えたいことを伝えようとするため、ママやパパは赤ちゃんの伝えたいことがなんとなくわかるようになる
  • マ・パ・バ行の発声が増える
  • それ自体には意味のない喃語を発するようになってくる

生後11ヶ月になっても「言葉が出ない」大丈夫?

生後11ヶ月になったのに、「ママ」「わんわん」など意味のある言葉が出てこなくて心配です…。
大丈夫でしょうか?
ママ
ママ

大丈夫なケースが多いです。

11ヶ月で意味のある言葉を発し始める赤ちゃんもいますが、まだできなくても問題ないです。
心配せずに過ごしましょう。

言葉の発達は個人差が大きく、特に3歳までは目安通りにいかないことも多いです。発声しているのであれば、様子を見ていきましょう。

意味のある言葉をなかなか話さない赤ちゃんは、ママやパパが発声するのを見て学んでいる可能性があります。
頭では意味をわかっているけれど、たっぷりと学んでから自信を持って発声しようとしている、慎重な性格の子なのかもしれません。

また、発声による言葉よりも、動作によって伝えることを楽しんでいる可能性もあるでしょう。

心配なケースは?

ママ

2歳頃までに意味のある単語が出てこなければ、少し心配した方が良いかもしれません。

救急車→「×○×○しゃ」のように語尾は言える場合や、ママやパパの言葉を理解して動けている(言葉のみでママが「おいで」と言うと、ママの元に来るなど)場合は、様子を見てもよいでしょう。

こんなときは専門家に相談してみよう

  • 大人の言っていることを理解しているような行動が見られない
  • 大人の呼びかけに対し無反応
  • 発声自体があまり見られない

上記に当てはまる場合は、お住まいの自治体の子どもを専門とする窓口や、かかりつけの小児科などで相談するのがおすすめです。
該当しない場合でも、どうしても心配なときは、ママ・パパの安心のために一度相談してみるのもいいでしょう。

小児科を探す

生後11ヶ月は「言葉をどれくらい理解できる?」

ママ

日常生活によく使われるような言葉は、名詞・動詞・形容詞に限らずどれも少しずつ理解していきます。
特に、「ママ」や「パパ」、よく見る「乗り物の名前」「きれい」「美味しい」などは理解してくる頃です。

理解できる会話の例

  • 「ワンワン、かわいいね」
  • 「救急車、いたね」
  • 「おにぎり、美味しいね」
  • 「おでかけに行こうか?」
  • 「おむつ替えようね」
  • 「お水、飲む?」

わかりやすい二語文はある程度理解できますが、三語文になってくると難しいでしょう。

また、言いたいことを動作で表現したり、頷きや指差しなどで応えたりすることもあります。

楽しく言葉を教える3つのコツ

ママと赤ちゃん

ママ

言葉を覚えさせたいときは、

  1. たくさん話しかける
  2. 赤ちゃんがなにか声を出したら反応してあげる
  3. 指示語ではなく名称で伝えてあげる

といったことが大切です。

① たくさん話しかける

ママ

言葉を覚えるには、たくさんの言葉を耳にすることが大切です。
ママの行動を実況するような形でもよいので、楽しみながらたくさん話しかけましょう。
絵本の読み聞かせもおすすめです。

ママやパパの言葉を聞くことで、わかる言葉の数が増えていき、会話が楽しいという理解にもつながります。
「お話してみたいな」という意欲にもつながるでしょう。

② 赤ちゃんが何か声を出したら反応してあげる

ママ

「声を発したらママが返してくれる」と理解し、会話によるコミュニケーションが楽しいと前向きに感じるようになります。
どんなことでもできる限り反応してあげましょう。
反応に困る場合は、その言葉を繰り返すだけでも構いません。

例えば「あだばば〜」と赤ちゃんが言った場合、「うん、そっか!あだばば〜だったんだねぇ!」とにっこり返してあげるとよいですね。

③ 指示語ではなく、名称で伝えてあげる

ママ

「あれ」「それ」「これ」といった指示語を避け、具体的な名称を伝えましょう。
きちんと名称を伝えると、ママが伝えたいものが具体的にわかり、単語を知るきっかけになります。

「あれ見てみる?」→「あのお花見てみる?」

「これ食べる?」→「このおにぎり食べる?」

次にその言葉を聞いた時に、「それはどんな物だったかな?」と考える力にもつながるでしょう。

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