妊娠線予防はいつから始めるべき?クリーム・オイルの選び方

妊娠線予防はいつから始めるべき?クリーム・オイルの選び方

公開日:2021-02-10 | 更新日:2022-05-12

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「妊娠線、絶対につくりたくない!」
お医者さんに、妊娠線予防はいつからやるべきか、どんな対策がとれるのか、徹底的に聞いてみました!

妊娠線予防は「妊娠初期から」始めよう!

先生(女性)
妊娠線予防は、「妊娠したらすぐに始める」ことをおすすめします。

なぜ、お腹がふくらむ前から始めるの?

妊娠初期で、まだお腹は大きくありません。
なぜ、今から妊娠線ケアをしたほうがいいのでしょうか?
ママ
先生(女性)
妊娠線をつくらないためには、腹が大きくなる前に、「皮膚を柔らかく、伸びがよい状態」にしておいたほうがよいためです。

皮膚は、水分や油分をたっぷり持っている状態だと柔らかくなり、伸びもよくなります。反対に、水分や油分が少ないと、硬くなり、伸びません。皮膚が硬い状態でお腹が大きくなると、皮膚は伸びることができなくなり、皮膚が裂けて、妊娠線ができてしまいます。

このような状況を避けるためにも、妊娠に気がついた時点で保湿を行い、柔らかい皮膚を作っておくと妊娠線予防になります。

また、お腹が大きくなるタイミングやスピードは人それぞれです。一気にお腹が大きくなるタイプの人は、妊娠線も一気に進むことがあるため、皮膚を柔らかくするためにも早めの対策をおすすめめします。

こんな人は「妊娠線ができやすい」

ケーキを食べる

先生(女性)
  • 甘い・油っぽい食べ物が好き
  • 睡眠不足ぎみ
  • 食欲が抑えられない

この3つに当てはまる妊婦さんは、要注意です。

張りと弾力のある肌が育ちにくい要因として「バランスの悪い食生活」や「睡眠不足」があります。また、たくさん食べて体重増加で急激にお腹の皮膚が伸びると、妊娠線はできやすくなってしまいます。

妊娠線ができやすい人の特徴

  • 乾燥肌の方
  • 小柄・痩せている方
  • 肥満気味(皮下脂肪が多い)方
  • 2人目以降の妊娠中の方
  • 双子を妊娠中の方

妊娠線予防の「保湿マッサージ」

妊娠線クリーム

  1. オイル・クリームを、手にたっぷり乗せる
  2. オイル・クリームは、手で温めてから、皮膚に乗せり
  3. 下から上に(下腹部から、胸の方向)に向かって塗り込む
  4. お腹を圧迫しないように、やさしく塗り込む

お腹の中に赤ちゃんがいますので、マッサージの強さには細心の注意を払ってください

妊娠中にお腹を触るときは、圧迫や摩擦などは必要ありません。マッサージに慣れていない人は、“オイルやクリームで撫でる程度の強さ”で行いましょう。

先生(女性)
\ワンポイントアドバイス/

手のひらで温めたものを塗るようにすると、クリームの伸びが良くなり、皮膚への負担が減らせます。特に冬場は、しっかり手で温めてから塗るようにしましょう。

クリームやオイルはどんなものがオススメ?

クリームやオイルはどんなものを選ぶのがよいでしょうか?
ママ
先生(女性)
保湿力が高いものを選ぶのがおすすめです。
水分だけではなく、油分もたっぷり含まれているクリームタイプ、乳液タイプを使いましょう。

妊娠中は、匂いや手触りなどの好みが変わる人も多くいます。ご自身が使いやすいもの、リラックスできるものを選ぶようにしてください。

反対に「先輩ママが良い」といっていても、「自分が使うと、香りが苦手、触り心地が悪い…」といったものはストレスになってしまいます。無理して使わないようにしましょう。

妊娠線予防ための「習慣付け」

先生(女性)
適度な運動をしましょう!
また、タンパク質・水分・油分を適度に摂取することも大事です。

運動について

ストレッチ

先生(女性)
軽く汗ばむ程度の運動を習慣にしましょう。
新陳代謝を上げるために、運動は大事です。
  • 15分〜1時間程度のウォーキング
  • “心地よい”と感じる程度のストレッチ

などがおすすめです。

新陳代謝が上がると、新しい細胞がたくさん産まれます。
ただし、妊娠中は、無理な姿勢やお腹に負担がかかる運動は避けましょう。

食事について

健康的な食事

  • 朝食をきちんと食べる(代謝を上げるため)
  • 旬の食べ物を食べる
  • 朝食はしっかり、夜は控えめに(食べ過ぎ防止のため)

以上3つを意識しながら、栄養バランスがよい食事をとりましょう。
健康な皮膚を作るには、タンパク質、水分、適度な油分の摂取が必要です。

反対に、インスタント食品やお菓子は避けるのがよいでしょう。

毎日湯船につかろう

お風呂 入浴

先生(女性)
妊娠線予防にも、入浴はおすすめです。
たっぷりのお湯に浸かって、体を温めリラックスしましょう。

気持ちの良い入浴は、血流を良くして、ストレス発散、皮膚の古い角質を洗い流し、新しい皮膚の生まれ変わりを促進します。

覚えておこう「妊娠線は一度できたらまず消せない」

先生(女性)
妊娠線は、一度できたら消すのは難しいです

妊娠線は、皮膚の内側(真皮・皮下組織など)が断裂した状態です。シワや消えないケガと一緒です。

元通りにする方法は、現在は確立されていません。
そのため「予防すること」が大事なのです。

妊娠線ができかけている…

妊娠線ができかけています…。
どう対処したらいいでしょうか?
ママ
先生(女性)
今からでも保湿ケアを始めましょう。

また、新陳代謝を促進するために「適度な運動」「バランスの良い食事」「毎日の入浴」を行うことをおすすめします。

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