もくじ
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「子どもに蕁麻疹が…」
「もしかしてストレスが原因…?」
子どものストレス性蕁麻疹についてお医者さんに聞きました。正しいセルフケア方法や病院へ行った方がいい症状もご紹介します。
北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長
を経て2024年JUN CLINIC横浜 就任
形成外科、美容皮膚科、皮膚科、外科など様々な分野を担当。
学会、大学病院、研究施設などへのアプローチ発表など、常に手を尽くして研究を行っている。
女性目線で、きめ細やかなケアと笑顔で診療することを心がける。
執筆を通し、様々な経験に基づいた根拠ある情報の提供を行う。
もくじ
ストレス性の蕁麻疹は、物理的刺激や食べ物などの明らかな原因がないのに発症します。
通常の蕁麻疹と同様に強いかゆみや腫れが現れます。気がつかないままストレスを受けていると、発症に心当たりがないケースもあります。そのため、何度も繰り返したり、不規則でいつ起こるかわからないこともあります。蕁麻疹が負担になってさらにストレスが増える場合もあるでしょう。
はっきりと原因がわからない場合は、子どもが一緒にいる時間を増やして話をする時間を増やし、見えないストレスから守ってあげましょう。ママ・パパがじっくり子どもの生活環境や人間関係を見直してあげる必要があるかもしれません。
毎日のように出ていた蕁麻疹も、「環境や生活リズムを変えたらでなくなった」という話も耳にします。
また、食事は3食しっかり食べて、清潔な寝床で睡眠をたっぷりとる必要もあります。
また、睡眠不足や生活習慣の乱れがあると、心だけでなく体もバランスが崩れて、ストレスが増えます。夜更かしが多い生活スタイルや、お菓子・インスタント食品に偏った食事は見直しましょう。
体や心に負担がかかるとまた蕁麻疹が出るケースもあります。しっかり体力をつけてから登園・登校するのがよいでしょう。
何度も繰り返し蕁麻疹が出ている場合、担任の先生と保健医には状態を伝えておきましょう。
また、急激に体が疲れると蕁麻疹の原因となります。疲れが見られる場合は、プールや体育は見学としましょう。
湿疹は温めると、かゆみが強くなる傾向があります。また、入浴は体力を消耗するので、蕁麻疹が出た直後は避けた方がよいでしょう。
ストレスの他にも、蕁麻疹の原因には
などがあります。
蕁麻疹が出た前後の体調や行動は、メモして残しておくようにしましょう。
また、蕁麻疹と同時に「呼吸が荒い・息ができていない・ぐったりしている」などの症状があれば、早急に救急で病院を受診してください。
病院は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー剤などを投与して治療を行います。
緊急の場合は、救急科、小児科でも構いません。
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