もくじ
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小さな子どもに多い、ヒジの亜脱臼「肘内障(ちゅうないしょう)」。
子どもが手をひっぱったり、転んだりした拍子に起こります。
通常、痛みや腫れはないものの、腕が“ダラン”と下がった状態になります。
どうやって治せばいいのか、お医者さんに聞きました。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
もくじ
肘内障とは、2〜6歳くらいまでの子どもに多いです。
肘内障になると、ダランと腕を下げて動かさないでいることが多いです。
バンザイのように両腕をあげる姿勢ができないという場合は、肘内障になっている可能性が高いです。
基本的に痛みはありませんが、腕を動かしたり上にあげたりすると痛みます。
※骨折していると、耐えられない痛みがあるはずです。泣いたり叫んだりするほど痛みはなければ、骨折ではないでしょう。
腫れがあったり、腕を動かそうとしない限り、痛みを伴いません。そのため、冷やしたり心臓より腕を上にあげたりするといった一般的な怪我の応急処置は、必要ありません。
初めての肘内障の場合は、保護者の方もびっくりしてしまうかもしれませんが、泣いたり喚いたりする子どもは少ないので落ち着いて受診しましょう。
治療に痛みはあまりありません。触れることでの痛みがありますが、関節がはまれば痛みは解消する場合が多いです。関節がはまると、肘内障になりびっくりして泣いていた子どもの場合でも、多くが泣き止みます。治った後は、特に痛がりもせず、いつも通り元気に動き回っていれば問題ありません。
無理して治そうとすると、骨折をするリスクもあります。
肘内障は、後遺症もなく快方に向かいますので、数時間であれば落ち着いて待ちましょう。
子どもが小さいときは、腕を引っ張る時は注意してください。
パパとママがお子さんの片手ずつ握って、上にビューと引っ張る遊びは、子どもも喜びます。しかし、急激に引っ張ると外れることがあるので、注意してください。このように腕を急に力を加え引っ張らないことは、保護者の方は意識してできると思いますが、活発に行動するようになるとお友達との遊びの中や公園などで元気に遊びまわっているときには、偶然、肘内障が発症してしまうことはあります。
万が一、10歳を過ぎたくらいでも肘内障を繰り返す場合は、骨などに異常がある可能性も視野に入れ整形外科を受診しましょう。
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