後悔しない!産婦人科の選び方11ポイント。出産する病院の決め方
公開日:2020-04-15
| 更新日:2021-10-28
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そろそろ産婦人科を決めたい!
どんな産婦人科がいいんだろう?
先輩ママ50人に「産婦人科選びのポイント」を聞きました。
失敗&成功体験談も必読です。
どう違う?産婦人科の種類
先輩ママ50人に、出産した産婦人科を聞いてみると…。
(アンケート:「出産した産婦人科はどこですか?」先輩ママ50人に聞きました)
半数の方が個人病院で出産をしていました。
次いで多かったのが総合病院。
少数派ですが大学病院や助産院というママもいました。
それぞれの産婦人科の違い、メリットを紹介します。
個人病院
診察科目は産婦人科がメイン。お医者さんの数や設備の充実度は、総合病院より少ないことが多いです。
同じお医者さんにずっと診てもらえるというメリットがあります。また、総合病院に比べて費用が安く済むことが多いです。
総合病院
産婦人科のほかにも多数の診察科目が併設されており、お医者さんの数やベッド数などの設備が充実していることが多いのが総合病院。
持病がある方でも対応できる場合があります。また、内科や小児科も併設されているため、分娩時に何かあったときにすぐに対応してもらうことが可能です。
大学病院
総合病院と同じく、お医者さんの数が多く、設備が充実している大学病院。
内科・小児科など診療科目も多いため、緊急時もスムーズに対応してもらいやすいです。
助産院
助産師さんが入院から出産までをサポートをしてくれる助産院。お医者さんがいないため、医療行為は行えません。
アットホームな雰囲気なところが多く、妊娠中から親身なフォローを受けられます。「自然な方法で出産したい」といった希望を叶えてくれることも。費用が安いというメリットもあります。
最近よく聞く「セミオープンシステム」って何?
ここ数年、利用するプレママが増えている「セミオープンシステム」をご存じでしょうか。
「セミオープンシステム」とは、健診は通いやすいクリニックや産婦人科で受け、分娩は設備が整った病院で行うというものです。
自宅や職場から近いクリニックで健診を受けることで、通院のコストやストレスを抑えられるのがメリットです。
妊婦健診は一般的に10回以上通うものなので、「出産したい病院が遠くて通いにくい」という方は検討してみましょう。
どうやってリサーチした?
先輩ママが産婦人科を選んだとき、どのように調べたのでしょうか。
決め手になった情報をどこから得たのか聞いてみると…?
(アンケート:「産婦人科を選んだとき、どの方法で調べましたか?」先輩ママ50人に聞きました)
“決め手”として一番多かったのが、友達など知り合いからの口コミでした。
身近な人からの情報だと信頼感がありますよね。
WEBの情報で下調べした上で、友達や知り合いから「あの産婦人科、よかったよ!」とおすすめされたところに決めるというケースも多いようです。
先輩ママが「重視してよかった」ポイント
先輩ママに、「産婦人科を選ぶとき重視してよかった」と思うポイントをまとめました。
- 「徒歩圏内で行ける」ところはイイ!
- 「全室個室」はイイ!
- 「先生が親身になってくれる」ところはイイ!
- 「入院中の食事がおいしい」ところはイイ!
- 「産後フォローがある」ところはイイ!
1.「徒歩圏内で行ける」ところはイイ!
臨月になっても毎週通うことになります。
陣痛がきたときは少しでも早く病院に着きたいと思うので、家からの距離はとても重要だと思います。
(0歳の男の子のママ)
なにかあったときのことを考えても、病院に近いほうが安心ですよね。
2.「全室個室」はイイ!
全室個室だったこと。テレビも好きに見られるし、シャワーもトイレも清潔で気楽に過ごせたし、面会時間も気にしなくてよかった。
(2歳の女の子と4歳の男の子のママ)
上の子どもがいる場合、他の人の迷惑になりにくいというメリットをあげたママもいました。
3.「先生が親身になってくれる」ところはイイ!
先生や看護師さんが優しく親切なこと。産後の入院中、すごく気持ちが落ち込んで理由もないのに泣いてしまったときに優しく寄り添ってくれました。すごく心強くて、この産婦人科を選んで良かったなぁと実感しました。
(0歳と小学1年生の男の子のママ)
悩み・愚痴などを気軽に言えるような雰囲気を重視したというママも。
4.「入院中の食事がおいしい」ところはイイ!
私が出産した産院は、毎日、病院専属のシェフが料理を作ってくれました。お店で食べるような美味しいものばかり!1週間近く入院するので食事は大切です。
(1歳の男の子のママ)
毎日の楽しみのご飯は、やっぱり美味しいところがいいですよね。
5.「産後フォローがある」ところはイイ!
母乳育児をしたかったので、フォローをしっかりしてくれるかは非常に重要なポイントでした。BFHになっている病院かが判断基準でした。母乳育児をするならBFHである病院だと間違いなく、しっかりとした指導をしてくれ、産後フォローもしてくれるので、母子ともに安心です。
(4歳の女の子と小学1年生の男の子のママ)
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産婦人科選びのためのチェックリスト
「どっちの産婦人科にしよう…」と迷ったときは、こちらのチェックリストを参考に選びましょう。
妊婦さんによって重視するポイントはそれぞれです。
自分が大事にしたいポイントはどれか、それをサポートしてくれる病院はどこか、しっかり見比べて決めるのがよいでしょう。
- 家からの距離の近さ
- 費用(分娩費用、入院費用)
- 個室かどうか
- 母子同室か
- 分娩方法の種類(分娩方法を選べるか)
- 立ち合いが可能か
- 産後のケアをしてくれるか
- 入院時の食事の評判
- 病院内で行う教室があるか(母親学級、両親学級、マタニティヨガなど)
- 先生や看護師さんの人柄
- 出産で何かあったとき対応してもらえるか
私が重視したのは、無痛分娩ができるか、個室かどうか、立ち合いできるかどうか。
出産時の痛みに不安を抱えて妊娠期間を過ごすより、無痛分娩を選べる可能性があった方が不安が少なくなると思います。主人も立ち合いのもと出産できたので、主人にとっても思い出になったし、個室の方が周りを気にせずゆっくり休めてよかったです。
(3歳の女の子のママ)
里帰り出産の産婦人科の選び方
里帰り出産で住まいから離れた場所の病院を予約する場合、どれくらい前に決めればいいのでしょうか。
先輩ママに聞いてみました。
里帰り出産する産婦人科を決めた時期
(アンケート:「里帰り先で出産する病院を決めた時期は?」先輩ママ50人に聞きました)
多くのママが、妊娠初期頃には里帰り先の産婦人科を決めていました。
里帰りする実家が地方の場合、分娩に対応している病院が少ないので早めに決める必要があるようです。
妊娠が分かってからすぐ決めました。
無痛分娩を希望していたので、対応している病院を第一に。無痛分娩は予約が必須だったので、早い段階で決めることになりました。
(1歳の男の子のママ)
妊娠2か月ごろに決めました。
最初に検診に行った最寄りの病院で「里帰り出産をすると決めているなら、早い時期から病院を決めておかないといっぱいになる」と言われました。
(小学2年生の男の子と中学1年生の女の子のママ)
妊娠6ヶ月ごろに決めました。
それまで切迫流産になったり安定しなかったこともあり、出産場所を決めるのを少し先延ばしにしていました。体調も妊娠経過も安定してきてから決めました。
(0歳と1歳の女の子のママ)
妊娠7か月ごろに決めました。
仕事が忙しかったのと、里帰り先がかなり遠かったのでなかなか決められませんでした。
そろそろ決めなきゃやばい!となってから、決めました。
(0歳の女の子のママ)
里帰り出産の産婦人科の選び方
里帰り出産をした先輩ママに、産婦人科を選んだ決め手を聞きました。
実家から距離が近いことが第一でした。
母に通ってもらうことになるので、母が一人でも来やすい場所にある病院を選びました。
(小学2年生の男の子と中学1年生の女の子のママ)
自分が産まれた病院だったことが決め手の1つになりました。
親子で同じ病院で産まれるなんて面白いなと思ったので!
(4歳の女の子と10歳の男の子のママ)
遠方からの里帰り出産で旦那さんが立ち会えそうになかったので、産後に一緒に病室に泊まれる病院を探しました。
ホテルのような広い病室が用意されていて、とても綺麗で快適に過ごせそうな病院に決めました。
(2歳の女の子のママ)
初めての出産で、出来れば主人に立ち会って欲しかったので、新幹線の最寄駅からの近さで病院を選びました。
出産日は早朝に陣痛がきたので急いで主人に連絡し、始発の新幹線に飛び乗ってもらったら産まれる7分前に息を切らして分娩室に入ってきました。
(2歳の男の子のママ)
【失敗談】先輩ママの産婦人科選び
産婦人科選びで「失敗したな…」と思うことを聞いてみました。
産婦人科を選ぶ際の参考にしてくださいね。
費用が想像以上にかかった
金額を想定していなかった。
緊急搬送だったので仕方ないが、分娩の費用が高かった。搬送されるような可能性があるのなら、もっと調べておけばよかったと思う。手出し20万ほど支払ってもちろんマイナス。個人病院のほうがやっぱり安い。
(2歳と4歳の男の子のママ)
緊急時にかかる費用についても事前に聞いておきましょう。
入院日数が少なかった
私が出産した産婦人科の病院は、他の病院よりも入院日数が1日少なかったです。産まれたばかりの赤ちゃんのお世話は大変です。退院したらお母さんはほとんど寝られません。1日でも多く入院できるところをおすすめします。
(1歳の男の子のママ)
【成功談】先輩ママの産婦人科選び
先輩ママの「産婦人科選びの成功談」を紹介します。
少し高くても評判のいい病院を選んだ
少し費用がかさんでも、地域では評判のいい産院を選びました。入院食は美味しいし、スタッフの方の細やかな気配りがとても嬉しく、幸せな産後の時間を過ごすことができました。
(0歳の女の子のママ)
母乳かミルク育児か選べてよかった
母乳育児推しの産院もありますが、私の産院はミルクでも母乳でもどちらでも良いという方針でした。私自身、母乳があまり出なかったので、産後からミルクを与えても良いというのはとても助かりました。
(3歳の男の子と6歳の女の子のママ)
手厚いケアをしてもらえた
個人病院だったので妊婦さんの人数が少なく、手厚くケアしてもらえてありがたかったです。先生がおおらかな人だったので、過剰に不安にならずに出産までの日々を過ごすことができました。良い病院を選べたと思います。
(1歳の女の子のママ)
自分に合ったベストな産婦人科を選んで、安心して出産を迎えられるように準備しましょう。
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