育児をやめたい、向いていない。イライラ・自己嫌悪から解放される方法
公開日:2019-12-05
| 更新日:2022-09-08
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育児がうまくいかない。
母親に向いてないのかも…。
子育てに疲れて自己嫌悪になったママが「やるべきこと」と「イライラをおさめる方法」を紹介。
先輩ママ50人に聞いた、「楽しく育児をするコツ」も必読です。
育児に向いてないと思う瞬間
子育て中のママたちに、「育児に向いてない」と感じる瞬間を聞いてみると…。
もう限界・・・疲れた・・・
いくら子どもが可愛いといっても、体力は有限。限界もあります。
子供がなかなか寝なくてイライラしてしまった時。
仕方ないとはわかっていても、ずっと抱っこでウロウロ、布団に寝かせたら泣いて起きてしまうというのを繰り返していると、疲れてしまい自分も早く休みたいのにと感じました。
(4歳と小学1年生の男の子のママ)
もう母親をやめたい・・・
反抗期が他の子どもよりもひどく、何をしても「イヤ、キライ、しない」と駄々をこねられてしまってへとへとになり、自分も放棄したいと思っていました。
(3歳の男の子のママ)
「母親」という24時間営業の職業から解放されて、自由になりたい…。
一度は思ったことがあるママも少なくないはず。
怒鳴った後の自己嫌悪・・・
仕事で疲れて帰って来た時に、心に余裕がなくちょっとしたわがままに怒鳴ってしまったり、子供の気持ちを考えずに無理矢理言うことを聞かせたとき、いつも自己嫌悪になります。
(0歳と3歳の男の子のママ)
忙しいときに子どもが泣いたり、言うことを聞かなかったりすると、つい怒鳴ってしまうこともありますよね。
自己嫌悪は、反省の証拠です。
自分自身の行動を振り返っているだけでも、すばらしいこと。反省することはもちろん大事ですが、「私なんて・・・」と自分を痛めつけないようにしたいですね。
疲れたママが絶対やるべき3つのこと
「私は育児に向いていないのかも」
そう思ったときは、あなたはママ業・パパ業を頑張りすぎかもしれません。
そんなときにどう気分転換したらいいのか、先輩ママからのアドバイスを3つ紹介します。
何もしないダラダラDAYをつくる
疲れたら休む。これはどんな仕事にもいえる鉄則です。育児だって同じこと。
子育ては、ママ自身が「この日は休む!」と決めないと、永遠にお休みできません。「疲れたな・・・」と思ったら、積極的に心身を休める時間をとりましょう。
疲れが溜まっていると感じた時は、家事を何もしないでひたすらゴロゴロするようにしています。
食事もレトルトや外食で子どもの好きなものを食べさせ、子どもと一緒にテレビを見て1日過ごすと気持ちがスッキリします。
(2歳の男の子のママ)
疲れて育児が嫌になってしまったときは、夫に体調が悪いと伝え、休日にお昼寝をさせてもらったりして、とにかく寝ました。
休んだ後に見る子どもは、よりいっそう愛しく思えました。
(1歳の男の子のママ)
「子どもが小さくて育児が休めない」というママは、家事だけでもお休みしましょう。
1日休むだけでもリフレッシュになり、「明日からまた頑張ろう!」という気持ちになれますよ。
子どもと離れる時間をつくる
子供に「ちょっとだけママを一人にしてね」と言って、一人部屋に閉じこもって、YouTubeで猫の動画などを見てリフレッシュする。
(3歳の男の子のママ)
5分でもいいので、1人になる時間をつくりましょう。
パートナーと協力できれば、少しの間子どもを家から連れ出してもらうのもいいですね。
外の世界に足を運んでみる
「家では常に子ども一緒」というママ・パパには、気分転換が必要です。
家の外の世界の人々が、息がつまるような気持ちに新しい風を運んできてくれるかもしれません。
近所に育児の支援センターがあったので、そこに遊びにいくようにしてました。
センターの職員さんが話しかけてくれたりすると、少し気が休まるような気がしました。
(4歳の男の子のママ)
ベビースイミングに通い始め、自分も子供も友人が出来てリフレッシュになりました。
毎日通う場所が出来たので「今日は何しよう?」がなくなったのは大きかったです。
(2歳の男の子ノママ)
子育て中のイライラを治める6つの方法
先輩ママたちが行った、「イライラを抑えるための工夫」を聞いてみました。
怒鳴る前に深呼吸をする
カッとなったとき、深呼吸をしたり、頭の中で10秒ほど数えて一旦気持ちを落ち着けるようにしています。
(2歳の男の子のママ)
ひと呼吸おくだけで少し冷静になれます。
なかには、「一旦、別の部屋に移動して気持ちの整理をする」と習慣づけている方もいました。
子どものやりたいようにやらせる
危険なことや迷惑をかけることではない限り、子供の言うことを聞くようにする。
例えば、寒い日にジャケットを着たくないとごねた時など、そのまま彼女の意思に従う。
(4歳の女の子のママ)
一回気が済むまでやらせてあげれば、子どもも満足してくれるかもしれません。
子どもの気持ちが落ち着けば、ママ・パパのイライラも収まります。
「言うこと聞いてくれたらラッキー」と思う
「子供は言うことを聞いてくれないものだと思っていたほうがよい」と主人に言われました。
聞いてくれたらラッキーくらいに構えていたほうがよいと。なるほどと思いました。
(4歳の女の子と小学1年生の男の子のママ)
「そろそろ家に帰ろう」「食事を早く食べよう」など、子どもを自分の思い通りに動かそうと思うと疲れてしまうので、「ある程度思い通りにいかないのは仕方ない」とひらきなおると楽になりました。
(小学3年生の女の子のママ)
好きな食べ物でひと息つく
甘いものを食べたりコーヒーを飲んだりして、一息いれ気持ちを落ち着かせました。
そして、これも子供の成長の一つだから!と考えるようにしました。
(0歳の女の子のママ)
忙しい中でも、甘いものやリラックス効果のあるお茶などで、自分なりの「ひと息つく時間」をつくるのがおすすめです。
子どもの良いところを伝える
子供の良い点を3つ毎日書きだす。
最初はなかなか難しいが、それを子供に伝えることにした。そうすると子供に変化が出てきた。自分も変化した。
(10歳と12歳の女の子のママ)
育児がうまくいかなくて、イライラしたときこそ子どもの良いところに目を向けてみましょう。
そしてそれを伝えてあげれば、子どももママ自身も明るい気持ちになれますよ。
1人でお出かけをする
旦那がいるときは1時間だけ子供を預かってもらって、一人カラオケにいきます。
カラオケした後は、全てのイライラが発散出来て気持ち良いです。
(2歳の男の子のママ)
子どもをみてくれる人が近くにいない場合は、一時保育を利用するのもおすすめです。
おしゃれなカフェや、カラオケ、ショッピングが人気です。
楽しく育児をするコツ
毎日楽しく育児をするために心がけていることを先輩ママに聞きました!
子どもと対等に全力で遊ぶ
たまには、子どもと同じ目線になって、何も考えずに全力で遊びましょう!
子どもと一緒に踊ったり、バカになって気分爽快で子どももニコニコになります。誰にも見せられない姿ですが、楽しんでいます。
(1歳の男の子と3歳の女の子のママ)
子どもと出来ることは一緒に楽しむ
何かを子供と一緒に楽しむ事です。
例えば娘とだったら、お菓子作りを楽しみます。
(2歳の男の子と小学6年生の女の子のママ)
料理でも、掃除でもなんでもいいので一緒にやることで楽しい思い出になります。
コツは「親が楽しそうにやること」です。子どもの方から、興味を持って近づいてきますよ。
アルバムを作って成長を見返す
子供の成長を見ることです。
何かを出来るようになるタイミングを必ずおさえて、写真やビデオにとりました。それをまとめることで、初心を忘れないようになりました。
(高校2年生の男の子のママ)
「あんなこともあったな」「こんなに成長したんだな」と振り返ると、子どもへの愛情がよみがえってきます。
ついでに「ここまで無事に育てはママ・パパもすごい!」と自分を褒めてあげましょう。
“今しかない瞬間”だと思って楽しむ!
駄々をこねるのも、我がままを言うのも、甘えてくるのも、「こんなことをするのも今だけなんだろうな」「きっと1年後にはしないんだろうな」と思うと、何となく楽しめる気がします。
(小学3年生の女の子のママ)
「子育ては一瞬だった」という先輩ママ・パパは少なくありません。
子どもはあっという間に大きくなってしまいます。
今はつらくても、育児にはいつか終わりがきます。
泣いている顔も怒った顔も、見ていられるのは一瞬です。よーく観察すれば可愛く見えて、笑えてきますよ。
先輩ママからのエール
最後に、「育児が向いていない…」と思っているママたちへ、先輩ママからのエールです!
子どもと少しでも離れられる時間をもつことが大事だと思います。
ほんの少しでも1人になる時間をもつと切り替えられ、子どもがいることの幸せが感じられます。
(1歳の男の子と3歳の女の子のママ)
「私育児向いている!子供が産まれてからずっと可愛い!大好き!楽しい!」なんて思っているお母さんの方が少ないんじゃないかと思います。
少なくとも私は会ったことないです。色々悩んだり落ち込んだりするのが普通だから誰かに愚痴ったり、相談したりして1人で抱え込まないで頑張りましょう!
(5歳の女の子のママ)
ママの心に余裕がないと「自分は育児に向いてないんだ…」と自信をなくしてしまいますよね。
そんなときは、深呼吸をして一度心を落ち着かせてください。
ママ自身が育児を楽しみながら、子どもと一緒に成長していけたらいいですね。
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