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赤ちゃんのハイハイの時期を保育士さんが解説!
ハイハイするまでの成長の流れや、ハイハイの練習方法も紹介します。
「うちの子、ハイハイが遅いけど大丈夫?」「後ろに進むんだけど・・・」といったハイハイに関するよくある悩みについても聞いたので、参考にしてくださいね。
監修者
保育士
八田 奈緒美
2012年 聖徳大学児童学科 卒業
幼稚園免許・保育士免許を取得後、幼稚園を経験し、現在保育園にて勤務
幼稚園にて、3.4.5歳児担任。保育園にて、0.1歳児担任を務める。
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目安としては、早い赤ちゃんの場合は、8ヶ月からつかまり立ちをはじめ、1歳を過ぎるころから歩けるようになります。
ただし、よちよち歩きをし始めてからも、しっかりとした歩行が確立するまでは、ハイハイの方が移動がスムーズにできるため、急ぎたいときなどにハイハイをすることは珍しくありません。
ハイハイするまでの、赤ちゃんの成長の流れの一般例を紹介します。
縦抱っこをした際、頭がぐらぐらせず、安定すれば首すわり完成です。
また、仰向けに寝かせて両腕を持ちながら引き上げ、遅れずに首がついてくることも首座りの完成の目安となります。
仰向けの状態からうつ伏せの状態になる、または、うつ伏せの状態から仰向けの状態になることができれば寝返り完成となります。
※寝返りが完成しなくてもお座りができる子もいます
両手を前についた状態の前傾姿勢のおすわりから始まり、徐々に筋肉の発達に伴い背筋がピンと伸び、手を使わずにおすわり状態を維持できるようになってきます。
※一人でおすわりができなくてもずりばいは始まりまることもあります。
うつ伏せ状態で、おなかと足を床につけながら、手の平や足裏で床を押したり引いたりして、前や後ろに這いながら進むようになります。
手を前に出す動作より、手で床を押す動作の方が赤ちゃんにとってはやりやすいことから、多くの場合、後ろに進むずりばいから始まることの方が多いです。中には、ずりばいをしないままおすわりができるようになり、そのままハイハイへ移行することもあります。
手の平と足の膝で体を支え、バランスを保ちながら進めるようになったらハイハイ完成です。
ハイハイの練習方法を紹介します。
ママやパパが四つん這いになりハイハイをして見本を見せてあげましょう。
楽しそうにハイハイしている姿を見ると、赤ちゃんも興味をもってくれます。
赤ちゃんが好きなおもちゃを30センチほど前に置くと、そのおもちゃを手に取りたいと思い、ハイハイしようとする場合があります。そのおもちゃに向かって動き始めたら、少しずつ遠ざけていくとハイハイの距離が伸びていきます。
上半身を自分の力で起こせない場合は、バスタオルやクッションを胸の下あたりに敷いてあげましょう。すると、上半身を乗り出すような状態になり、体を支える練習ができます。長時間行うと胸を圧迫してしまうこともありますので、適度に行いましょう。
左右の腕の筋力のバランスが合っていなかったり、腕と足を動かすタイミングが上手にできなかったりすることが原因ではないかと考えられています。
ハイハイを続けているうちに、筋力が発達し、体を支えるバランスも安定してくるので、徐々に自分の行きたい方向へ進んでいけるようになると考えられます。
または、感覚過敏により、手の平に何かが触れるとしびれを感じたり、刺さるような感覚になったり等痛みや不快感を伴うことが原因として挙げられます。
ママが手の平を広げた状態を赤ちゃんに見せながら、赤ちゃんの手の平も広げるお手伝いをしてあげてください。親子のコミュニケーションの中で、音楽に合わせてママが指を赤ちゃんの小指側から入れる遊びもおすすめです。
感覚過敏の場合はずっとグーのままでハイハイしていると、手首が緩んだまま体を支え続けることになり、将来的に手首等の怪我につながる恐れがあります。
厚生労働省による乳幼児発達調査からでも、個人差が大きいことが分かっています。
そうはいってもママ・パパは心配だと思いますので、一度かかりつけの小児科に、健診時に相談してみることをおすすめします。
生後6か月〜1歳頃までの期間、ハイハイをしないで、座った状態で移動を試みたり、立つことを嫌がったりする状態です。
歩く時期が遅れる傾向にありますが、1歳6~9か月くらいには歩き始めるケースが多く、歩き始めると通常通り成長していくと考えられています。
筋肉異常により、筋力や筋緊張が低下したり、呼吸障害を起こしたりする疾患です。
発育の遅れや、おすわりができない等がみられる場合には、小児科等の受診をおすすめします。
発達障害のひとつである「発達性協調運動障害」の場合、ハイハイをしないケースがあります。
大腿骨先端が骨盤に収まっておらず、外れているまたは外れかけている状態の股関節脱臼の場合、ハイハイができないケースがあります。
視覚や聴覚といった知覚機能が未発達の場合、ハイハイしない場合があります。
その他にも何らかの疾患が隠れている可能性もあるので、自己判断せず、気になる症状がみられる場合には、医療機関を受診してください。
しかし、ハイハイという動きを通して、体幹が自然と発達し、運動神経を向上させるきっかけになる可能性はあると考えられています。
赤ちゃんには一人一人個人差があります。
その時その時の赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。練習をした場合は、赤ちゃんが一生懸命挑戦したことを認め、できてもできなくても、たくさん褒めてあげてくださいね。
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