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ベイクドチーズケーキにはクッキーやクラッカーを使った土台があるタイプと、土台がないタイプのものがあります。土台があるタイプとないタイプの違いをご紹介しつつ、クッキーを使った土台がある定番ベイクドチーズケーキのレシピをご紹介します!サクサクの土台とコクのあるチーズ味が楽しめるおいしいケーキです!
ビスケットやクラッカーを使った土台があるタイプのベイクドチーズケーキをよく見かけるかと思います。近年はこのタイプが多いのですが、実は1990年代頃までの日本では、土台がないタイプのものが主流でした。
どちらでもお好みで選んでもらえればよいかと思いますが、以下に二つの違いをまとめましたので、選ぶときの参考にしてくださいね。
土台が必要となればその分、材料が必要になります。材料になるのはビスケットやクラッカーとバターなどです。少しかもしれませんが、土台ありのベイクドチーズケーキを作る場合、その分お金がかかることになりますね。お金をかけずに手作りのベイクドチーズケーキを作りたい!というときには土台がないタイプが便利ですね。
土台ありのベイクドチーズケーキを作ろうとすれば、土台を作る手間がかかることになります。作り方は難しくはありませんが、手軽に作りたい、より短時間で作りたいという方には、土台なしのタイプのほうが作りやすいでしょう。
土台があるタイプでは、その材料の分の栄養が加わることになります。土台の材料はビスケットやクラッカーなどとバターですから、これらを加えるとカロリー(エネルギー)も増えます。
摂取カロリーを控えたい場合には土台がないタイプがおすすめです。カロリーは気になるけど、土台があるタイプが好きという方は、食べた分、たくさん動いて消費カロリーを増やしたり、1回で食べる量を調整したりして、摂取カロリーと消費カロリーのバランスをとるようにできるといいですね。
このように、土台があるタイプとないタイプでは、土台がないほうが低コストで簡単に作れて、さらにカロリーも低いということで、惹かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし土台があるタイプは、コクのあるベイクドチーズケーキと一緒にクッキーやクラッカーのサクサクした食感も楽しめるというおいしさがあります。最近は土台があるものが多いということですから、やはり人気があるのでしょう。
材料(15cm丸型1個分)
クッキー、ビスケットの種類はお好みのものでOKです。今回のレシピでは、チーズケーキの甘さも考慮して、甘さ控えめのシンプルなものを使いました。同じく甘さ控えめで、独特の香ばしさとうまみのあるグラハムクラッカーもチーズケーキの土台によく使われます。
砂糖の甘さはお好みで大さじ1程度減らしてもよいでしょう。
土台を作るためにクッキーを砕きます。
ビニール袋に入れて麺棒などでたたいて、細かくしましょう。このままビニール袋を使うので、砕いた後も袋に入れたままで大丈夫です。あとはバターを電子レンジで溶かしておきます。目安は500wで30秒ほどかけるとよいでしょう。
他に、クリームチーズを室温で柔らかくしておくことと、クッキングシートをケーキ型に敷いておくこと、オーブンを170~180度に温めておくことをしておくとよいでしょう。
クリームチーズを急いで柔らかくしたい場合にも電子レンジを使うとよいです。加熱しすぎると柔らかくなりすぎてしまうため、200wで30秒ずつかけて、様子をみてください。ケーキ型は底が抜けるタイプが取り出すときに楽でよいです。
細かく砕いておいたクッキーの入ったビニール袋に溶かしたバターを加え、袋を使って手でもんで全体を混ぜ合わせます。
バターが全体に混ざったら、クッキングシートを敷いたケーキ型の底に入れて、ゴムベラやスプーンなどを使って押し付けるようにしっかりと敷き詰めます。敷き詰めたら、冷蔵庫に入れて冷やしておきましょう。
室温で柔らかくしておいたクリームチーズを泡だて器で練ります。なめらかなクリーム状になったら、砂糖を加えてよく混ぜましょう。
砂糖がよく混ざったら、卵、レモン汁、生クリームを加えて、全体をよく混ぜましょう。
しっかり混ざったら、薄力粉をふるい入れて混ぜましょう。
粉っぽさがなくなり、十分に混ざったら、生地の完成です。
冷蔵庫に入れておいた土台入りのケーキ型を取り出して、チーズケーキの生地を入れます。
土台のクッキーが多少ポロポロとして固まっていなくても、チーズケーキ生地が入るので大丈夫です。生地の表面を平らにならしたら、焼く準備完了です。
焼く準備ができたら、あらかじめ温めておいたオーブンに入れて、170~180度で30~35分焼きます。温度と時間はオーブンにあわせて調整してください。
中まで火が通っているかを確認する場合は、中央に竹串を指してみましょう。何もついてこなければ焼き上がりです。生地がついてくるようであれば、もう少し焼いて様子をみてください。
表面は焦げているのに中は生という場合は、アルミホイルをかぶせて焼くとよいです。焼きあがったらオーブンから出して粗熱をとり、型からはずしてお皿に移して、冷蔵庫で冷やしていただきましょう。
そんな土台に使われるクッキーやサブレ、クラッカーなどですが、どれも似ていますね。クッキーとビスケットは国や地域、言語によって混同されていることもあり、定義も異なっているようです。
クッキーは北米で使われる言葉で、小麦粉を主原料とした小さい焼き菓子のことですが、他の英語圏では一般的にビスケットと呼ばれるものです。そのためクッキーもビスケットも同じようなものですが、全国ビスケット協会によると、日本では以下のように違いがあるようです。
グルテンの少ない薄力粉を使用し、砂糖や脂肪を多く、水分を少な目に配合し、短時間で練って焼き上げます。サクサクした歯ざわりです。
比較的グルテンの多い中力粉麦粉を使い砂糖や油脂を控え、水分を多めにします。火ぶくれができないようにガス抜きの針穴があり、パリッとした歯触りがあります。
イーストを使って発酵させた生地で作ります。高温で短時間に焼き上げたもので、軽い口当たりです。副原料に少量の糖類、脂肪、重曹などを使い、塩をふりかけて焼くソーダクラッカーなどもあります。
似ているようで違うクッキー、ビスケット、クラッカーですが、どれを土台に使ってもベイクドチーズケーキを作ることはできます。色々なアレンジで楽しむのもよさそうですね。
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