ケーキ屋さんで働くにはどうしたらいいの? 資格は必要なの?

ケーキ屋さんで働くにはどうしたらいいの? 資格は必要なの?

公開日:2020-03-17 | 更新日:2022-09-02

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可愛くて美味しそうなスイーツが並ぶケーキ屋さん。そんなケーキ屋さんで働いてみたいと思ったことはありませんか? ケーキ屋さんで働くにはどんな方法があるのかご紹介します。

ケーキ屋さんの仕事の内容は?

ケーキ屋さん

一口にケーキ屋さんで働くといっても、大きく分けてケーキを作る担当(パティシエなど)と、店頭でケーキを販売する接客業の2つがあります。

接客業は比較的簡単で、未経験の方でも採用されやすいです。しかしケーキを作る方はパティシエなど専門的な知識が必要な場合が多いです。この2つで働くにはどういったことから始めればいいのかご紹介していきます。

対面販売の場合は?

ケーキ屋さんといえば、ショーケースに並んだケーキを店員さんがとって販売する方法が主流です。小さなケーキ屋さんでは作る方と販売する方が一緒の所もありますが、多くは販売専門の方を雇っています。

この職業は接客業になるので特別な資格は必要ありません。そのため接客が好きな方なら未経験でも採用されやすい職種です。正社員の他に、アルバイトも多く働いています。

年齢に関係なく採用されやすいので、ケーキ屋さんという職場の雰囲気を知りたい方はまず販売から始めてみるのもオススメです。

ケーキを作りたいなら?

自分で作ったケーキを食べてもらいたい!とパティシエを目指す方も多いのではないでしょうか。パティシエとはフランス語で男性の菓子職人のことを指し、女性の場合はパティシエールというのが正式な名称です。

専門的な知識が必要なので、調理師学校や製菓専門学校に通う方が多いです。学校で専門知識や技術を学び、卒業後にケーキ屋さんや菓子店、ホテル、飲食店などに就職するというのが一般的な流れのようです。

学校により実習に力を入れていたり、海外への留学を積極的にサポートしていたりするので、自分に合った学校を選ぶといいでしょう。

最初から店舗で経験を積む方法も

パティシエになるために必須の資格というものはありません。そのため学校には通わずに、最初からケーキ屋さんに就職して経験を積む方法もあります。未経験者を募集している店舗もあり、そこで1から学ぶというのも手段の1つです。

その場合は非正規社員からのスタートがほとんどなので生活は厳しいかもしれません。しかし長く勤めて技術や知識を身につければ正社員になれる場合もあります。

メリットは実践的な知識を早く身につけられることです。デメリットは、働きながら技術や知識を習得しなければならないため、学ぶ時間を自分で作らなくてはいけないことです。

取っておいた方がいい資格はあるの?

クリーム

パティシエ自体に資格は必要ないのですが、あれば就職に有利になる資格はあります。それが「製菓衛生師」と「菓子製造技能士」です。

製菓衛生師は、主に菓子製造に従事する人の衛生面に関わる資格です。菓子製造技能士は、菓子の製造技能に関する国家資格です。

これらを取得していれば、お菓子の製造に関して一定以上の知識と技術を持っている証明になりますので就職にはかなり有利です。

どうすれば取得できるのか、それぞれご紹介します。

「製菓衛生師」の資格を取るには

製菓衛生師は製菓衛生師法に基づく国家資格です。お菓子を作るだけでなく、食品の安全や添加物など衛生面の知識も必要となります。名称独占資格なので資格を持っている人しか名乗ることはできません。試験は筆記のみで、各都道府県で行われます。試験は製菓の知識だけでなく、衛生法規や公衆衛生学などの知識も必要です。

受験資格が下記のように定められており、いずれかに該当する人が受験できます。

  • 都道府県知事の指定する製菓衛生師養成施設で1年以上、製菓衛生師に必要な知識と技能を修得したもの
  • 中学校卒業以上の学歴があり、2年以上菓子製造業に従事した者

合格率はどのくらい?

都道府県によって違いはありますが、大体60~80%です。試験の内容は「栄養学」、「公衆衛生学」、「食品学」、「食品衛生学」、「製菓理論」、「製菓実技」の7科目です。幅広い知識が必要となりますが、専門学校ではカリキュラムに含まれていることも多いです。

学校に通っていない方は、過去問題集なども販売されていますので、そちらを使って勉強するのがオススメです。試験は都道府県別なので、日時や会場は住んでいる地域のHPなどを確認しましょう。

どんな人に必要なの?

製菓衛生師は、独立して自分のお店を持ちたい!という方にはオススメの資格です。なぜなら製菓衛生師はケーキ屋さんや和菓子屋さんなどのお店を開業する時に必要となる「食品衛生責任者」として認められる資格だからです。

自分のお店を持ちたいと考えている方は取得しておいて損はない資格です。

「菓子製造技能士」の資格を取るには

菓子製造技能士は、国が認定する技能士制度の一種です。この資格を持っていれば、一定レベルのお菓子作りの技術と知識を持っている証明になります。

和菓子と洋菓子があり、それぞれ1級と2級に分かれています。検定には学科と実技があり、実際にお菓子を製造して採点されます。

こちらも受検資格があり、原則として実務経験が必要です。1級では7年以上、2級では2年以上となります。ただし職業訓練歴や学歴によって異なりますので、詳しくはHPなどで確認することをオススメします。

合格率はどのくらい?

技能検定の中でも難易度が高いので、合格率は40~50%ほどです。特に洋菓子の1級は難易度が高く、全国の合格率は3割程度と言われています。実務経験が必要ですが、年数は職業訓練歴などによって異なります。職業能力開発協会の認定スクールを修了すると、それが実務経験として数えられます。

そのため早く資格を取りたいと思うなら、スクールに通うのが近道です。

どんな人に必要なの?

菓子製造技能検定は難易度が高い試験です。そのため資格を持っているだけで、高い技術を証明でき、就職やキャリアアップに有利となります。そのため検定を受ける年齢層は幅広くなっています。

専門学校の選び方は?

資格

資格がなくてもなることのできるパティシエですが、ある程度の知識や技術は必要なので専門学校に通おうと考える方も多いと思います。では専門学校はどのように選べばいいのでしょうか?

体験入学をしてみる

多くの専門学校では体験入学やオープンスクールを行っています。実際の学校や授業の雰囲気を確かめることができるのでオススメの方法です。在校生や先生の話などを聞ける機会なので積極的に話しかけてみましょう。

好きなパティシエの経歴を見る

好きなケーキを作るパティシエや、憧れのパティシエがいた場合、卒業した学校を参考にするという手段もあります。有名なパティシエは経歴を公開していることもありますので、進路の参考にしてみましょう。

学費で選ぶ

学費は学校により大きく異なります。憧れの学校でも、学費が払えずあまり通えなくなっては意味がありません。専門学校の中には昼間に働いている方のために夜間のコースを設置している所もあるので、働きながら学校に通うという方法もあります。

卒業後の進路を見る

就職支援や開業サポートを行っている学校もあります。また海外で学ぶための留学サポートを行ってくれる所もあります。このようなサポートがあるかどうかで選ぶのも1つの方法です。また卒業生の就職先などが掲載されている学校もあるので、参考にしてみましょう。

まとめ

ケーキディスプレイ

ケーキ屋さんで働くには「販売」と「製造」の2つの職種があることをご紹介しました。販売の場合は接客業になり、特別なスキルや経験は必要ないことが多くなっています。

またアルバイトで採用されやすい職種です。製造の場合は、未経験でも採用しているお店もありますが、専門学校を卒業して、更に資格を持っている方が就職には有利となります。自分がどちらの職種で働きたいかを明確にして、お気に入りのケーキ屋さんで働くことを目指しましょう。

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