もくじ
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産後すぐに動くのはよくない?
動きすぎた場合はどうすればいい?
産後に動きすぎて体に負担をかけることのリスクについて、看護師さんに聞きました。
安静にする期間の目安や控えた方がよい家事についても解説します。
監修者
医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック
看護師
細野 理恵
はい、本当です。
産後1ヶ月頃までは、激しい動きや長時間立ちっぱなしになることで、免疫の低下や細菌感染のリスクを高めてしまいます。また、この時期に無理をすると更年期障害が重くなるなどのリスクがあります。
程度であれば問題ありません。
ただし、簡単な動作であってもそれらを長時間続けると体の負担となります。
最低限のこと以外はパートナーや周囲の人に任せて、体を休めることを第一に考えましょう。
少なくとも3週間〜1ヶ月は安静にしましょう。
産後は貧血や子宮復古での腹痛、悪露の排出などが続き、体はとても疲れています。
体調が良ければ3週間後くらいから外出してもよいのですが、体に不調を感じる場合や長時間の外出は控えましょう。1ヶ月検診の際に外出を始めるのがおすすめです。
「産後の肥立ちが悪い」とは…?
「産後の肥立ちが悪い」とは、出産前の身体の状態まで回復するスピードが遅い状態のことを指します。
通常は1ヶ月〜1ヶ月半ほどでスムーズに動けるように回復します。
産後の肥立ちが悪いと、悪露の排出が長引く、貧血や腹痛などの症状が続きます。
体を冷やす、目を酷使する、長時間立ちっぱなしなど、体に負担がかかることで回復が遅くなってしまいます。
生活スタイルはそれぞれなので強要できるものではありませんが、
これらは体が負担する時間が少なく、楽な姿勢で行えます。
産後3週間を経過したタイミングを目安に行ってもよいでしょう。
ただし、短い時間でも積み重なると負担が増すので、1日置きにするなど家族と分担しましょう。
疲労感がある場合、無理せず他の人にお願いすることが大切です。
目を酷使する作業も神経を使い、体力が奪われるので注意が必要です。
上記のような家事は、産後3〜4週間が経過し、体調がよければ徐々に行なってもよいでしょう。
どうしてもやらなければならない場合、完璧にやろうとせず、簡略化して短時間で済ませるようにしてください。
産後に疲れを感じたら、横になって睡眠をとりましょう。
横になれない時は座って楽な姿勢をとります。水分補給をして、食事から栄養を積極的にとり、回復に努めましょう。
体に負荷がかかり続けるため、更年期障害が早く来たり、症状が重くでたりします。
さらに体調不良が長引くことで、
が出てしまうこともあります。
また、「産褥熱(さんじょくねつ)」といい、産後10日以内に38度以上の発熱を起こすことがあります。腹痛・吐き気などを伴うこともあり、細菌感染が疑われます。このような症状が出た場合ははすぐに受診してください。
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