【体験談】吸引分娩の痛みはどんな感じ?通常より痛い?いつまで続く?
公開日:2022-03-31
| 更新日:2022-05-13
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吸引分娩はどれぐらい痛いの?
産後の痛みも心配…。
「吸引分娩の痛み」について先輩ママ50人にアンケートを実施しました。
吸引分娩の体験談や痛みのやわらげ方をご紹介します。
吸引分娩とは
吸引分娩とは、分娩の際に、金属やシリコンでできた吸引カップを赤ちゃんの頭に装着し赤ちゃんを吸引することです。
お産がスムーズに進まず、自力で出産できないときなどに行われます。
赤ちゃんの心拍数が下がる、お母さんの血圧が高くなるなど、分娩時間が長くなると危険な場合に行われることが多いです。
吸引分娩の体験談
陣痛促進剤を打ってから24時間を過ぎ、自力で出産できないと判断されたので吸引分娩になりました。
乳児の頭は見えていたので、帝王切開ではなく吸引分娩をすることになりました。
(0歳の女の子のママ)
赤ちゃんの心拍が急に低下し、お医者さんに「これ以上は危険なので吸引します」と言われたので吸引分娩を行いました。
その後、すぐに吸引器具で処置してくれました。
(0歳の女の子と3歳の男の子のママ)
【体験談】吸引分娩は「どのくらい痛い?」
実際に吸引分娩を経験した先輩ママに、どれぐらい痛みがあったのか教えてもらいました。
※痛みの感じ方には個人差があります。
切開されてる所をさらに裂かれるような痛みでした。
すでに100の痛みがあったとすると、吸引機が入ることで130になる感じです。
(3歳の男の子のママ)
赤ちゃんの頭が骨盤に引っかかり、急遽吸引分娩に切り替わりました。
カップを入れるときは痛かったですが、そこからは痛みはありませんでした。
(3歳の男の子のママ)
上手に呼吸できなかったため、赤ちゃんにも苦しい思いをさせてしまいました。
吸引分娩は痛かったですが、分娩時間は短く済みました。
(0歳の女の子と3歳の男の子のママ)
例えると…どんな痛み?
陣痛で痛みの感覚が麻痺していましたが、切れ痔のような感覚でした。
「痛い!」と大きな声を出してしまいました。
(0歳と3歳の女の子のママ)
吸引力の強い掃除機で肌を吸われている感じでした。
無理矢理赤ちゃんの頭が持っていかれるような強い痛みもありました。
(小学6年生と中学2年生の女の子のママ)
ハンマーで殴られて、お腹をぐちゃぐちゃにされているような痛みでした。
(3歳と10歳の女の子と、9歳の男の子のママ)
産後の痛みはいつまで続く?
(アンケート:「吸引分娩で会陰切開したときの産後の痛みはいつまで続きましたか?」先輩ママ50人に聞きました)
アンケートでは、約4人に1人のママが、吸引分娩の痛みは「産後1週間程度続いた」と回答。
さらに6割以上のママが、産後2週間までに痛みが落ち着いたようです。ただし、産後1ヶ月経っても痛みがあった方も一定数いるため、痛みの感じ方は個人差が大きいといえます。
痛みの落ち着き方は、体質・吸引分娩に伴う会陰切開(※)による傷の大きさ・切り方などで異なります。
※吸引分娩を行う際は、膣の裂傷を予防するために、あらかじめ会陰を切開しておきます。
産後の痛みのやわらげ方
会陰切開の産後の痛みをどのようにやわらげていたか、先輩ママに聞いてみると、
- スカートを履く
- ドーナツ(円座)クッションを使う
- シャワーで温める
- ウォシュレットで洗う
などを意識的に行っていました。
切開部に負担をかけないよう、ズボンではなくスカートを履いていました。
(中学3年生の男の子のママ)
ドーナツ(円座)クッションに座っていました。
痛みや違和感を感じる体勢には絶対せず、なるべく安静に過ごしました。
(0歳と4歳の男の子のママ)
シャワーを長めに当てて、下半身を温めていました。
さらにお尻全体を優しくマッサージすると、気がまぎれました。
(中学3年生の男の子のママ)
ウォシュレットの温水で、1分くらい洗っていました。
助産師さんから教えてもらった方法です。
(5歳の女の子と小学2年生の男の子のママ)
吸引分娩は処置中の痛みに加え、会陰切開など不安なことがたくさんあると思います。
先輩ママのアドバイスを参考に、一緒に乗り越えましょう。
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