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任意接種のおたふく風邪の予防接種は、必要?
結論からいうと、受けた方がいいです。
予防接種を受けるメリットと、受けないことで被るリスクを解説します。
「予防接種を受けてもかかるって本当?」
「予防接種は危険って聞いたけど…。」
おたふく風邪の予防接種を子どもに受けさせようか迷っているママ・パパはしっかり読みましょう。
1998年 埼玉医科大学 卒業
1998年 福岡大学病院 臨床研修
2000年 福岡大学病院 呼吸器科入局
2012年 荒牧内科開業
おたふく風邪の予防接種を受けないことによるリスクを知っておきましょう。
おたふく風邪(ムンプスウイルス)が、内耳に感染して発症する急性の難聴です。
ムンプス難聴は、一時的なものではなく元に戻りにくいという特徴があります。難聴を発症していても大人に伝わらず、ある程度成長してから難聴が発覚することがあります。また、片耳だけ難聴となるケースも多く、これも発見が遅れる原因です。(両耳難聴となるケースもあります。)
合併症には、脳炎や脳症、髄膜炎などがあります。これらは、他の病気でも重篤化すると発症しやすいので、よく耳にするでしょう。
症状を緩和する対症療法を取ることになります。
おたふく風邪の症状は、発熱・耳下腺の腫れ・鼻水や咳などがあります。子どもの場合は、耳下腺の腫れから気がつく場合が多いでしょう。
耳下腺が大きく腫れるので、水分や食事をとることが困難になります。唾を飲み込むのも痛いので、小さな子どもは、むずがる・泣き止まない・機嫌が悪い・寝られないなどの状態が1週間ほど続きます。
脳炎や脳症、髄膜炎などの合併症のリスクも下がります。
おたふく風邪の特につらい症状は、耳下腺の腫れです。この痛みのせいで、何日も水分が満足に取れないと、脱水を起こす場合もあります。
それでもまだ迷っている…。
そんな方のために、おたふく風邪の予防接種について、よくある疑問について答えます。
おたふく風邪は、毎年入院患者が数千人規模で出ています。予防接種を受けておくと、腫れも少なく、熱も高く上がることは稀です。特に難聴になるリスクが下げられます。そのあたりのリスクまで考慮して、予防接種を考慮されたほうがよいかと思います。
予防接種の副作用として、1%程度耳下腺の腫れや発熱が見られます。
また、接種者2000から3000人に1人の割合で無菌性髄膜炎を発症する人もいますが、自然におたふく風邪にかかるよりかなり頻度が低いです。
無菌性髄膜炎の発生率は、予防接種後は0.05%(10000人に5人)に対し、自然罹患の場合は、1.24%(100人に1人以上)というデータがあります。
予防接種は軽く感染した状態を作り、抗体を体に作ってくれます。この状態によって、自然の強いウイルスに感染しても、重い症状を引き起こすことが少なくなります。
2回接種によって、しっかりと抗体をつけることができます。
おたふく風邪は、3歳から6歳の発病が多いです。
1回目は、年齢の3歳にならないまでに、なるべく早い時期に。
MRワクチンI期、水痘ワクチン1回目、ヒブワクチンI期追加、小児肺炎球菌ワクチンI期追加などを終了したら、できるだけ早期に受けましょう。
2回目は、小学校に上がる前の5歳から7歳に受けて、子ども間の感染を減らしましょう。
MRワクチンのII期のころに2回目の接種することが勧められています。
事前に問い合わせましょう。自治体によっては、補助金を出してくれるところもあります。
予防接種後に「おかしいな」と思ったら、すぐに病院に行きましょう。
接種後は、30分〜1時間程度、病院で待機をして何か変化があった際に対応できるようにしましょう。アレルギーがあることは、事前に医師に伝えてください。
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